JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■Spring Boot の小径 第1歩 Spring Boot環境の導入
1-1)STS の導入
Eclipse でSpring Boot を 動かすためには、Spring Tool Suite(STS) プラグインが必要になります。
今まで使ってきた、SpringIDEプラグインをさらに強力にしたプラグインなので、
そのまま、STSにアップグレードしても問題はありませんが、
ここは一応念のため、今まで使ってきた Eclipse と切り分けて別のEclipse動作環境を構築してみます。
ここでは、「■Eclipse の小径 1-1)EclipseのDL/Install」でインストールした、
Eclipse環境とは別に、C:¥EclipseSTS
というフォルダを作成して、
ここに、Eclipseのダウンロードパッケージを展開することにします。
参考までに、インストールするEclipseのパッケージは、
Eclipse NEON(pleiades-4.6.2-ultimate-win-64bit_20161221.zip) の最新パッケージです。
※)あくまで念のためなので、そのまま今のEclipseを更新しても問題はありません。

Eclipseの環境ができたら、Eclipse を起動します。
Eclipseランチャーが表示されるので、ワークスペースも新しく作りましょう。
ここでは、C:¥Eclipse¥STSWorkSpace¥STS_Demo としておきます。
Spring Boot ワークスペース

 

Eclipseが起動したら、「ヘルプ」ー「Eclipseマーケットプレイス」を選択します。
Ecliseマーケットプレイス

 

Eclipseマーケットプレイスのダイアログが表示されたら、検索ボックスに「Spring Boot」と入力して
検索を実行します。
暫くすると、下の一覧に、「Spring Tool Suite(STS) for Eclipse 3.8.3 RELEASE」がリストされるので
ここの、インストールボタンをクリックします。
STSのインストール

 

「選択されたフィーチャーの確認」ダイアログが開きます。
全てのチェックボックスがチェックされていることを確認して、「確認」ボタンをクリックします。
選択されたフィーチャーの確認

 

「ライセンスのビュー」ダイアログが開きます。
「使用条件の条項に同意します」のラジオボタンをチェックして、「完了」ボタンをクリックします。
ライセンスのビュー

 

STSのインストールが開始されます。
暫く待って、STSのインストールが完了すると、「ソフトウェア更新」ダイアログが開くので
Eclipseを再起動して、STSのインストールは完了です。
ソフトウェア更新

 

次は、Gradleプラグインの導入を行います。