JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■Spring Boot の小径 第5歩 Spring Boot ホットデプロイ
5-2)作業環境構築
Eclipseで作成したプロジェクトを、あらかじめ作成しておいた共有リポジトリに反映します。
具体的な設定方法については、
■Eclipse の小径 「あぜ道 Eclipseの小技」
「gitローカルリポジトリの作成」「git共有リポジトリの作成と接続」で詳しく説明しているので、
ここを見て設定を行ってください。

ここでの共有リポジトリURLは、
ssh://user@host:22/home/pub/git/spring_boot.git
となります。
以下、手順です。
1)Eclipseでローカルリポジトリを作成します。
2)あらかじめ作成しておいた共有リポジトリに接続します。
3)Eclipseのプロジェクトを共有リポジトリにプッシュします。

以上で、Eclipse側の作業は完了です。

ここからは、サーバー側作業ディレクトリでの作業となります。
■共有リポジトリからのインポート
 Git共有リポジトリから作業ディレクトリにプロジェクトをインポートします。
 作業ディレクトリは、/home/user/git とします。
  作業ディレクトリに移動します。
   [user@ews001 ~]$ cd git
  共有リポジトリからプロジェクトをインポートします。
   [user@ews001 git]$ git clone ssh://user@host:22/home/pub/git/spring_boot.git
  作業ディレクトリ生成。
   [user@ews001 git]$ ll
          spring_boot  ⇒ spring_boot が作成されている。
   [user@ews001 git]$ cd spring_boot
   [user@ews001 spring_boot]$
   これ以降は、このディレクトリ上での作業となります。
 
 インポートされた、このディレクトリの構成がどうなっているか確認してみましょう。
 Spring Boot 作業ディレクトリ構成
 Eclipseのプロジェクトフォルダ構成が、そのまま複製されていますね。
 これからはここで、Tomcat環境へのデプロイのための作業を進めていきます。

 

■gradleのインストール
 Linux環境でgradleを使用するために、gradleのインストールを行います。
 gradleのインストール方法には、curl,wget,gvmなど色々あるようで、お好みでといった感じですが、
 私の場合は、#dnf install gradle でやっつけました。
 色々な依存関係のあるパッケージが山ほどインストールされるので、
 業務で行うのはあまりお勧めできませんけど ^^);

 $ gradle -v
 で、gradleのバージョン情報が表示されれば、インストール成功です。

 

続いて、最終的にデプロイされる環境(公開ディレクトリ)の構築確認を行います。