JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■Eclipse の小径 第2歩 初期設定
2-2)Eclipseの動作環境設定
ここでは、作成したEclipseワークスペース全体の動作環境の設定について説明します。

Eclipseメニューバー「ウィンドウ」の「設定」を選択します。
ワークスペースの設定

 

Eclipseの設定画面が表示されます。
まず、ワークスペースで扱うテキストファイルの文字エンコードを設定します。
「一般」-「ワークスペース」を選択すると、右側ペインにワークスペースの設定情報が表示されます。
最近のWeb関係の文字エンコードは、UTF-8がトレンドなので、
テキスト・ファイル・エンコードは「UTF-8」を選択します。
 ※)もし、Shift_JISを選択したい場合は、「MS932」を選択してください。
ファイルの文字設定

 

次は、JRE(Java Runtime Environment)の設定を行います。
「Java」-「インストール済みのJRE」を選択します。
右側ペインに、インストール済みJREの一覧が表示されます。
1-2)JDKのDL/Install」でインストールされたJREが表示されるはずです。
インストール済みJRE設定

 

もし、インストール済みJREの一覧にない場合は、右側の「追加」ボタンをクリックします。
「JREの追加」画面が表示されるので、「標準VM」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
JREの追加

 

「JREの定義」画面が表示されるので、「ディレクトリ」ボタンをクリックします。
JREの定義

 

「フォルダーの参照」画面が表示されるので、「1-2)JDKのDL/Install」でインストールした
JREのフォルダ C:¥Program Files¥Java¥jre1.8.0_74 を選択します。
選択したら「OK」ボタンをクリックしてください。

JREのフォルダ参照

 

「JREの追加」画面に戻って、内容が表示されていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。
JREの追加

 

インストール済みJREの一覧に戻って、一覧に jre1.8.0_74が表示されたら
左のチェックボックスrにチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。
JREの追加

 

以上で、JREの設定は完了です。

これでほぼ設定は完了ですが、今後のためにあと一つだけ設定しておくと便利な機能があるので
付け足しておきます

 

同じく、Eclipseの設定画面の「エディタ」のノードを開いて、「ファイルの関連付け」を選択します。
右側に、*.html があるのでこれを選択します。

右下の「関連付けられたエディタ」の一覧で「追加」ボタンをクリックします。

ファイルの関連付け

 

「エディタの選択」画面が開くので、ここで「Faces構成エディタ」を選択して、「OK」ボタンをクリックします。
この「Faces構成エディタ」は私のお気に入りで、HTMLや、XMLの編集に結構威力を発揮してくれます。

エディタの選択

 

「ファイルの関連付け」画面右下の「関連付けられたエディタ」一覧に「Faces構成エディタ」が出現するので、
これを選択して、「デフォルト」ボタンをクリックします。
Faces構成エディタ

 

「Faces構成エディタ」が一覧の一番上に表示されます。
Faces構成エディタ

 

この設定を行っておくと、後でEclipseで html ファイルを開く際に、
自動的に「Faces構成エディタ」で開いてくれるようになります。
もしほかの拡張子 (*.xmlなど)にも適用したい場合は、同じ処理でファイルの関連付けを行ってください。


最後に、Eclise設定画面の「OK」ボタンをクリックして設定完了です。

 

以上で、Eclipseの環境設定は完了です
さぁ、いよいよSpring-MVCの開始かと思うでしょうが、実はもう一つだけ最後の準備運動(設定)が残っています(ふぅ)
Spring-MVCの小径までもうあと少しです。