JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■Eclipse の小径 第2歩 初期設定
2-3)SpringIDEのInstall
ここでは、EclipseでSpringフレームワークを利用するためのSpringIDEのインストールについて説明します。

注)2016/Oct/12  Eclipse Neon から、■2-3-1)「新規ソフトウェアのインストール」編(旧)
  設定する方法より新しい、■2-3-2)「Eclipseマーケットプレイス」編で設定する方法が見つかったので追記しました。
  今後はこちらの方が色々と問題が少ないのでこちらの方法を推奨します。

 

■2-3-2)「Eclipseマーケットプレイス」編
前説)話は全く別の話ですが、ThymeleafのEclipse用プラグインというのを見つけたので、
   早速インストールしてみようとしたところ、インストールに失敗しました。
   どうもSpringIDEのバージョンが古いのが問題らしく、最初「Eclipseマーケットプレイス」で、
   Spring Tool Suite(STS)をインストールしてリトライしたところ、Thymeleafプラグインは無事インストールできました。
   が、Spring Tool Suite(STS)は今後Spring Bootを始める際には必要となりそうですが、
   今のところは、鶏を割くに牛刀を用いんで、ちょっと重すぎるのでSTSは次の機会に取っておくことにして、
   SpringIDE3.8.2 をインストールすることにしました。
   これでも、Thymeleafプラグインは問題なくインストールできます。
   で、そもそもの動機の発端である「Thymeleafプラグイン」はどうかというと。。。。
   まぁ現時点では、入れても大して嬉しいことは無い。とだけ申し上げておきます。

さて、前置きが長くなりましたが、「Eclipseマーケットプレイス」での、SpringIDEのセットアップについて解説します。
まず、メニューバー「ヘルプ」の「Eclipseマーケットプレイス」を選択します。
※)こちらの方法がうまくいかない場合は、■2-3-1)「新規ソフトウェアのインストール」編(旧)でインストールしてください。
Eclipseマーケットプレイス選択
「Eclipseマーケットプレイス」のダイアログが開くので、「検索BOX」に「SpringIDE」と入力してEnterキーをたたきます。
しばらくすると、検索結果が下に表示されるので、「Spring IDE 3.8.2 RELEASE」の「インストール」ボタンをクリックします。
Eclipseマーケットプレイス検索
しばらく待ってエラーが出なければ、「選択されたフィーチャーの確認」画面に切り替わります。
チェックボックスはそのままで、「確認」ボタンをクリックします。
選択されたフィーチャーの確認
しばらくすると、「ライセンスのレビュー」画面が表示されるので、
「使用条件の条項に同意します」のラジオボタンを選択して、「完了」ボタンをクリックします。
ライセンスのレビュー
Spring IDE 3.8.2 のインストールが開始され、しばらくしてインストールが完了すると、
Eclipse再起動確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
Eclipse再起動確認

 

Eclipseが再起動すれば、設定完了です。 お疲れ様でした。

こちらの方法で問題なくインストールできた場合は、これ以降はスキップしてください。

 

 

■2-3-1)「新規ソフトウェアのインストール」編(旧)
Eclipseの「ヘルプ」メニューバーを選択して、「新規ソフトウェアのインストール」をクリックします。
新規ソフトウェアのインストール

 

「使用可能なソフトウェア」の設定画面が表示されます。
「追加」ボタンをクリックしてください。
使用可能なソフトウェア

 

「リポジトリの追加」画面が表示されます。
名前とロケーションを入力します。
名前は自由ですが、「SpringIDE」としておきましょう。(お好みで構いません)
ロケーションに、SpringIDEのアップデートサイトURL「http://springide.org/updatesite」を入力し、
「OK」ボタンをクリックします。
リポジトリの追加

 

「使用可能なソフトウェア」の一覧に、下の図のような一覧が表示されます。
必要なパッケージは、Core/Spring IDE、Extensions/Spring IDE、Resorces/Spring IDEの3つですが
今回、Resorces/dm Server Toosもチェックしないとインストールできなかったのでこれもチェックします。
以上の4つを選択して、画面下の「次へ」ボタンをクリックします。
使用可能なソフトウェア

 

「インストール詳細」画面が表示されるので、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。
インストール詳細

 

「ライセンスのレビュー」画面が表示されるので、「使用条件の条項に同意します」をチェックして
「完了」ボタンをクリックしてください。

ライセンスのレビュー

 

場合によって、下の図のような画面が表示される場合があるので、その場合はそのまま「OK」ボタンをクリック。
ライセンスの信頼確認

 

SpringIDEのインストールが開始されます。
少し時間がかかるので、ここらでCoffeeBreakしておきましょう。

SpringIDEのインストールが完了すると、Eclipseの再起動確認画面が表示されます。
ここは、素直に「はい」をクリックしてEclipseを再起動しましょう。
Eclipseの再起動確認

 

準備体操 お疲れ様でした。

これで散策前の準備は全て整いました。
次は、いよいよSpring-MVCのプログラムを書くための、具体的なプロジェクトの作成に取り掛かります。