JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■Spring Boot の小径 第3歩 Spring Boot 初めの一歩
3-1)Hello Spring Boot !!
環境も整ったので、早速ですが定番の Hello World から始めてみたいと思います。
Spring-MVCで経験済みの、コントローラと、Viewを作成します。
まずは、コントローラ
src/main/java/jp/dip/arimodoki/cntl/Hello.java


■SpringMVC の小径 第6歩 Spring-MVC 大きな一歩」で使った Hello.java を
ほぼ、そのままコピーして使っています。
特にSpring Boot 用の定義とかアノテーションが増えているわけではありません。
次は、View
src/main/resources/templates/hello.html


これも、「■SpringMVC の小径 第6歩 Spring-MVC 大きな一歩」で使った hello.html を
ほぼそのまま流用していますが、違うのはファイルの配置先です。
Spring Boot では、src/main/resources/templatesが、Viewのコンテキストパスになるので、この下に置いてください。

 

それでは、このアプリケーションを実行してみましょう。
えっ? Spring-MVCでやったような、Spring定義ファイル(applicationContext.xml)とか、
そもそも、tomcatデプロイメント記述子(web.xml)すら定義してませんが、
これで大丈夫なんでしょうか?

はい、まぁとにかくやってみましょう。

 

ます、ナビゲータビューのプロジェクト名で、マウス右ボタンをクリックして
「実行」ー「Spring Boot アプリケーション」を選択します。
Spring Boot実行

 

すると、コンソールビューにずらずらと起動メッセージが表示されます。
メッセージが特にエラーにならなければ、起動は成功です。
Spring Boot起動

 

では、これをブラウザで確認してみましょう。
ブラウザのURLに、「http://localhost:8080/hello」 を入力してみます。
Hello Spring Boot !!

 

いかがでしょうか?
無事、期待通りブラウザに表示されました

あまりに簡単すぎて、ちょっと拍子抜けしそうです。
しかしながら、これはSpring Boot の世界への単なる第一歩でしかありません。
最終目標は、まだはるか遠くに霞んでいます。
たどり着くまでに、後いくつ峠を越せばたどり着くのだろう
がんばれば、桜の花が咲くころにはたどり着けるかな?