JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■あぜ道 Eclipseの小技
Accesor自動生成
本文を読み進めていくうちに説明が出てきますが、
Spring-MVCでのview(HTML)と、コントローラ間でのリクエストパラメータの受け渡しには、
パラメータのプロパティ値を格納するFormBean(と私は呼んでいます)クラスを作成して、
Spring-MVCのデータモデルにバインドするという実装方法があります。(これが主流)
FormBeanの作り方のお作法としては、privateスコープでプロパティ(変数)を宣言して、
プロパティへのアクセスは、Accesor(getter/setter)メソッドを介してアクセスするという
お作法となっています。
あくまでお作法なので、publicスコープでプロパティを宣言して直接アクセスするような人もいるみたいですが、
ここでは、一応お作法通りにAccesorを作りましょう。

とは言っても、プロパティ(変数)の数が多いと、一つのプロパティに対して
getter/setterメソッドを書かなければいけないので、結構重労働です。

そんな時のための、Accesor自動生成の方法を伝授します。

 

まず、必要なFormBeanのクラスを新規作成して、必要なプロパティを記述します。
この例では、Form2.javaというFormBeanクラスを作って、
それにmyname と、age という2個のプロパティを作成しています。
エディットビューのこのクラスの編集画面の適当な所で、
マウスの右ボタンをクリックします。
長いメニューが表示されるので、中ほどの「ソース」-「getterおよびsetterの生成」を選択します。

FormBeanプロパティ作成

 

「getterおよびsetterの生成」というサブウィンドウが表示されます。
左側に、作成したプロパティの一覧が表示されています。
「すべて選択」ボタンをクリックして、左側のプロパティのチェックボックスを全てチェックします。
それ以外は、とりあえずデフォルトのままで問題ないと思います。

チェックしたら、下の「OK」ボタンをクリックします。

getterおよびsetterの生成

 

エディットビューの Form2.java を確認すると、
全てのプロパティに対して、getterおよびsetterメソッドが自動で追加されています。

Accesor自動追加

 

これでもう、プロパティが何個あろうが もぅそんなの関係ねぇ!!
めでたし、めでたし。

 

 

2017年1月
Lombokプラグインを使用した、Accesor自動生成記事を
■応用の森 Eclipse編 に記載しました。