JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■Eclipseの小径 玄関
これから、Spring-MVCの散策に出かける訳ですが、
そのためにはまず、それなりの準備が必要になります。
途中で雨が降ったら傘も必要。
そうそう公園でお弁当食べたいし、途中良い景色があれば、写真も撮りたいのでカメラも持っていく。
その前に、先ずちゃんとした靴を用意しなければ表にも出られないし。

プログラムだって理屈は同じで、
Spring-MVCで動くプログラムを書くためには、そのための道具(準備)が必要です。
そして、その道具の使い方を知ることから始めないといけません。
パソコンがあって、ネットに繋がっているという必要最低限以外の道具と言うと、
最低でも、テキストエディタは必須ですが、
まさかWindowsのメモ帳でJavaのプログラムを書きたいと思う人は多分いないでしょう。
 (私の周りには、Linuxの標準エディタ vi のみで、Javaプログラムを書く強者(馬鹿者?)もいますが。。)
通常のJavaプログラマにあっては、Eclipseを最強の道具と言っても反対意見はまずないと思います。

Spring-MVCの解説を書くにあたって、さてどこから始めようかと考えた末、
自分でも、久しぶりにEclipseで新しくプロジェクトを起こす時に、あれ?ここどうすんだっけ?
というような経験が多々あるので、ここはいっそのこと自分自身の備忘録も兼ねて、
Eclipse初心者にも安心してプロジェクトが作成できるようにと思い、導入の段から説明することにしました。

この小径では開発環境として、Eclipse4.5/JDK8/Tomcat8の新規導入から、
Spring-MVCが動作可能な、環境の初期設定あたりまでを解説していきます。