JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■SpringMVC の小径 第5歩 Spring-MVC 初めの一歩
5-3)Hello! Spring-MVC!
それでは早速、作成したプログラムを実行してみましょう。
Eclipse「サーバービュー」で、ローカルホストを起動します。Tomcatが起動したら、
ブラウザを起動してURLに「http://localhost:8080/j_Labo/hello.xhtml」と入力します。
Hello! Spring-MVC
表示されました!!
おめでとうございます!!
桜満開 春真っ盛りの気分ですね!

 

一通り、動作の概要をおさらいしておきます。
リクエストされたURLパス名「hello.xhtml」は、
web.xmlのリクエストパターン「*.xhtml」にマッチしたため、
DispatcherServletにより処理され、HandlerMappingに引き渡されます。
HandlerMappingは、@Controllerで宣言されているコントローラクラスの中で
@RequestMappingでマッピングされている、
リクエストパターンの ".xhtml" を外した名称 "hello"を検索します。
Hello.java の中に、"hello"という名前でマッピングされたメソッドhello_view()
が見つかったので、このメソッドを実行します。
hello_view()メソッドは、リターン値として、
WebContent/hello.htmlの内容をブラウザに返却し、上の画面が表示された事になります。

 

いかがでしたか?
Spring-MVCがやっと動いて、浮かれる気分もわかりますが、
これだとあまり面白くありませんね。
まだ、viewとコントローラ間の動的なパラメータ受け渡しもできないし、
これじゃ普通のHTMLと何ら変わりがないじゃないか!
と、そろそろ宴の酒に酔っぱらって、絡みだす人もいると思ってました。

じゃぁ、次はも少し高度なThymeleafを使ったパラメータ受け渡しのプログラムを作ってみましょう。
浮かれて酔っぱらっている場合ではありませんよ!