JavaのWebアプリケーション開発フレームワークによる、Webサイト開発の顛末記です。

EclipseのMavenを使った、Spring-MVC、Thymeleaf、MyBatis 等のプログラミングテクニックを、
備忘録的に記録しています。実際に動くソースコードを多用して説明していますので、
これからEclipseや、Spring-MVCを始めたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
■応用の森 WebSocketを使った、リアルタイムCPU使用率推移グラフのプログラム構造
ぶっちゃけ、サーバー側のロジックさえ用意すれば、
JavaScriptのタイマー処理と、Ajaxを使って似たようなことは実現可能ですが、それじゃありきたりなので
WebSocketを使ってデータストリーミング的なことができないかと思いやってみました。

 

今回は、TextWebSocketHandlerクラスの拡張クラスと、Runnableスレッドを使って
数秒ごとにCPU使用率のグラフをGoogle Chartsで描画するアプリケーションです。

まずは、恒例の全体構成マップ。
CPU使用率グラフ描画計画マップ図
上のマップ図から、プログラム設計書を起こしてみます。(これまでに出現している汎用クラスは、一部割愛しています)
CPU使用率グラフ描画プログラム設計書
今回はいつもとちょっと構成が異なり、コントローラ/ビジネスロジック/FormBeanなどがありません。
(WebSocketCPUコントローラクラスは、単に初期画面を表示するためだけのコントローラです)

 

それでは、次ページでそれぞれの役割の説明をしてみます。