生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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写真展「亜熱帯やんばる〜多様性の森」終了しました。 ありがとうございました。
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オキナワイチモンジハムシ
オキナワイチモンジハムシ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  オオミドリサルハムシ
オオミドリサルハムシ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.30
今日で4月も最終日。
早い梅雨入りを覚悟していたのに、ここ数日天気も持ちこたえています。
今年の春も2ヵ月が経過しました。
相変わらず、生物たちの発生は平年よりもズレているものばかりです。

昆虫では、チョウが異様に少ない状態です。
一方、甲虫たちは順調に見えます。
オキナワイチモンイハムシはあちこちで姿を見掛けます。
オオミドリサルハムシもシマグワの葉の常連です。
今後、チョウたちはどのようになっていくのでしょう。
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リュウキュウバライチゴ
リュウキュウバライチゴ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
  ヘビイチゴ
ヘビイチゴ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
 
2016.4.29
昨日に続いての、野イチゴの深度合成撮影。
これは、事務所の裏で快晴で撮影したので、蚊の餌食にはなりませんでした。
しかし、風が強く収まらず、構図を決め、シャッターを切るのにとんでもない時間を要してしまいました。
リュウキュウバライチゴもヘビイチゴも、もう少しよい状態の実を撮影したかったのですが、タイミングが悪かったようです。
次の機会を待ちましょう。
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ナワシロイチゴ
ナワシロイチゴ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
  ナワシロイチゴ
ナワシロイチゴ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
 
2016.4.28
昨日の夕方、久しぶりに事務所から近い公園を歩いてみました。
昆虫は結構いたのですが、ヒトスジシマカが群れで襲ってきて、立ち止まっているととんでもない状態になります。
早足で歩くと数は減るのですが、被写体を見つけ立ち止まると、また同じ状況の繰り返しです。

こんな状況で一番やりたくないのが、時間の掛かる深度合成撮影です。
三脚を立て、構図を決め、風の収まるのを待ってシャッターを切る繰り返しですから、短時間では無理な撮影です。
ところが、そんなことを考えているときに、このナワシロイチゴの実を見つけてしまいました。
仕方ありません。どれだけヒトスジシマカに刺されたでしょうか。

山原(やんばる=沖縄本島北部)でリュウキュウイチゴを撮影したときに感じたのですが、深度自動合成で撮影すると何故このように瑞々しく写るのでしょうか?
光沢感がよく再現されているのも一因ですが、それ以外の要素もあるのでしょう。
フェースブックで紹介しても、「美味しそう」という感想をたくさん頂きました。
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アコウハマキモドキ
アコウハマキモドキ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  オオクロテンヒメシャク
オオクロテンヒメシャク
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.27
昨日は、チョウの姿の少ないことに触れました。
ガのほうはと言うと、悪くないように思います。
もっとも昼間の下草で出会う種だけの印象なので、夜行性の種はどうなのか分かりません。

アコウハマキモドキは、美しい模様なんですが、いつも近づく前に逃げられてしまうのが常です。
今回は運よく近づくまで逃げないでいてくれました。
オオクロテンヒメシャクは、かつて希少種と言われたのですが、このポイントでは頻繁に遭遇します。
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リュウキュウヒメジャノメ
リュウキュウヒメジャノメ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
  ジャコウアゲハ幼虫
ジャコウアゲハ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.26
春も終盤、そろそろ梅雨入りも秒読み段階のようです。
春先の甲虫はそれなりに楽しませてくれましたが、チョウの姿は寂しい状況です。
例年どおり目にするのは、リュウキュウヒメジャノメとジャコウアゲハくらいでしょうか?
ジャコアゲハは幼虫も多いですね。
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6
  ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6
 
2016.4.25
ここ数日、日中のヤンバルクイナの姿を探しています。
ですが、繁殖期に入って行動パターンに変化が見られるのか、これまで観察・撮影してきた環境ではフラれ続けています。
ところが、車で走っていた道路にヤンバルクイナが横断するのが見えました。
ときどき目撃する光景ですが、いつもはすぐに茂みに消えてしまうものです。
速度を落とし、その場を通り過ぎようとしたところ、まだ道路脇にいました。
そこで、少し離れた所に車を停めて観察していると、何度も姿を現しては道路を行き来しています。
近くに巣を造ったのでしょうか、だとしたら、無事に子育てを終えて欲しいものです。
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チャボイナモリ
チャボイナモリ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  ギーマ
ギーマ
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6 PL-Filter
 
2016.4.24
チャボイナモリとギーマの開花を撮影しました。
どちらも、例年はもう少し早い印象があるのですが、間違いでしょうか。
今冬以降の植物の開花はかなり狂いが生じているようです。
どうも、どれが例年の状態なのか判らなくなってきました。

4月に入っても、エゴノキやハクサンボクが咲いていたり、反対に3月からゲットウが咲き始めたりと。
いつになったら、完全に平年どおりに戻るのでしょうか。
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ベニボタルの一種
ベニボタルの一種
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  ベニボタルの一種
ベニボタルの一種
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.23
山原(やんばる=沖縄本島北部)で活動するベニボタルの仲間には、複数種いることは以前から認識していました。
しかし、ここに掲載した種は、これまでオオシマカクムネベニボタルの雄だと考えていました。
触角が櫛状ですが、オオシマカクムネベニボタルの雄のそれは角度によって、そのような形に見えることもあるためです。
しかし、前胸背の中央に特徴的な隆起があることや、上翅の色が鮮紅色ではなく赤色であることなどに違いが認められます。
これは知人の熊井健さんからの情報です。
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ベニボタルの一種
ベニボタルの一種
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  ベニボタルの一種
ベニボタルの一種
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.22
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、鮮やかなオオシマカクムネベニボタルの姿が減ってきました。
しかし、これは注意深く観察してのことです。
よく似た姿の別のベニボタルの仲間が、未だ活動しているのです。
これは、上翅表面がベルベット状でオオシマカクムネベニボタルよりも小型の種です。

ところで、ベニボタル類の食性、餌はよく判っていません。
幼虫は変形菌(粘菌)を食べるという報告があるようですが。
今日、ちょっと興味のある行動を観察できました。
葉の上を歩き回りながら、表面を口器で舐めるような行動を続けているのです。
キイロテントウのように、葉に付着した菌類を餌にしているのでしょうか。
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ナンゴクネジバナ
ナンゴクネジバナ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
  ナンゴクネジバナ
ナンゴクネジバナ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
 
2016.4.21
昨日の小さなランの花、キンギンソウを深度合成で撮影して、是非もう1種撮影してみたいランがありました。
ナンゴクネジバナです。
既に咲き終わっていたり、草刈りされていたりで適当な株が見つからなかったのですが、やっと群落を見つけました。
やはり、ランの花の姿をしていますね。
しかも、紅色がいいアクセントになっています。
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キンギンソウ
キンギンソウ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  キンギンソウ
キンギンソウ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
 
2016.4.20
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、カクチョウランと共にキンギンソウが開花しています。
「草」と付きますが、こちらも同じランの仲間です。
拡大してみると、やはりランの花の形をしていますね。

しかし、地味な存在で、数も多く、あまり注目されることもありません。
おまけに派手なカクチョウランと同時期に、同じ環境で開花する不運。
せめてもの救いは「金銀」というネーミングでしょうか。
もっとも、「金」のほうは咲き終わりに近づくと、花が黄色味を帯びるだけなのですが。
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カクチョウラン
カクチョウラン
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6 PL-Filter
  カクチョウラン
カクチョウラン
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6 PL-Filter
 
2016.4.19
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、カクチョウランが満開です。
日本の野生ランというと、小ぶりで地味な花が多いのですが、この花は見栄えがします。
草丈が身の丈程にも生長し、群落を作ります。
花のサイズも5cm程で、日本では最大級と言われます。
そして、茎に密に花を着けるので相当見応えがします。

しかし、この魅力故に持ち去る人が後を絶たず、すっかり数を減らしてしまいました。
皮肉なことですね。
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リュウキュウイチゴ
リュウキュウイチゴ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
  リュウキュウイチゴ
リュウキュウイチゴ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
 
2016.4.18
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、リュウキュウイチゴのオレンジ色の実が熟しています。
真っ赤な実のリュウキュウバライチゴも見られますが、このオレンジ色の実のほうが新緑の中では映えますね。
この実を見ると、30数年前の春を思い出します。

昆虫学教室の新入生歓迎会を大学の演習林で開いたのです。
親しい仲間たちと先乗りしてフィールドワークをしたのですが、昼食代わりにこのリュウキュウイチゴの実を、これでもかという程食べたのです。
当時、山原の奥地には適当な食堂も少なく、弁当の買える店もありませんでした。
まぁ、貧乏学生ということもあったのですが、すっかり美味しい実の見分け方を覚えました。
今でも、ひとつふたつ味見をするリュウキュウイチゴの見分け方は完璧です。
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タイワンハムシ
タイワンハムシ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  タイワンハムシ
タイワンハムシ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.17
春の甲虫たちの活動が盛んな山原(やんばる=沖縄本島北部)の森。
ところが、ひとつ不安な要素も含まれています。
タイワンハムシの姿が目に付くのです。
10年近く前に、海外から大量に侵入し、大発生したことがあります。
山原の林道では、そこら中の植物に群がっている状態でした。

寄主植物は、これも海外から移入され増殖しているタイワンハンノキ。
山原の自然生態系を乱す樹木です。
幸いなことに、そのタイワンハンノキの多くを枯らしてくれました。
タイワンハンノキが少なくなれば、餌が不足してタイワンハムシも減少しました。
今回も適度に増えて、残りのタイワンハンノキをさらに減らしてくれればよいのですが。
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オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  2016.4.16
昨日の午後は、丸々トラフハナムグリ探しに充てました。
計4時間半程でしたが、わずか1頭だけしか見つかりませんでした。
今年は未だ雌を1頭も見ていないので、発生が終了したとは思えません。
この1週間程、強い雨が降り続いていましたので、その影響でしょうか。
これで、今年目撃した総数は43個体。すべて雄で、2個体が黒色型です。
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キベリヒゲナガサシガメ幼虫
キベリヒゲナガサシガメ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  キベリヒゲナガサシガメ幼虫
キベリヒゲナガサシガメ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.15
不思議なことがあるものです。
キベリヒゲナガサシガメは、沖縄で最も多く見られるサシガメです。
しかも鮮やかな体色で、下草にいることがほとんどなので目立ちます。
しかし、サシガメでありながら捕食シーンを目撃し、撮影したのは一度だけなのです。
それもトイレのドアという人工的な環境でした。

それが、今年になって2度目の成虫の捕食シーンに遭遇しました。
ですが、2コマだけしか撮影できずに不満足でした。
ところが、今回は幼虫ですが、かなりのカット数を撮影できました。
今回も、見つけたときは葉の表にいたのですが、すぐに姿を消してしまい、また失敗かと思いました。
ところが、葉の裏を確かめると、そこで蛾の幼虫に口吻を刺し、体液を吸汁していました。
ちょうどアングル的にバックが黄色い落ち葉で鮮やかな体色が映えなかったので、緑の葉を配置して撮り直しました。
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6 Speedlight
  ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic LUMIX G VARIO100-300/4-5.6 Speedlight
 
2016.4.14
昨年末より、集中的にマイクロフォーサーズ一眼を使用しています。
今年の初ヤンバルクイナも、この機材で撮影してみました。

しかし、大きな弱点を露呈した形になりました。
ヤンバルクイナはとても神経質なために、フォーカス用の照明も極力弱めのものを使用します。
するとなかなか合焦しないのですが、合焦するまでファインダー像がはっきり見えないのです。
一体、狭い画角の超望遠レンズを何処に向けてフレーミングすればよいのか戸惑います。
光学ファインダーであれば、暗いながらもボケた像が見えるので見当は付きます。
このような撮影には、やはり光学ファインダーに一日の長があるようです。
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モンキアゲハ幼虫
モンキアゲハ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  クロモンカギバ幼虫
クロモンカギバ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ深度合成)
 
2016.4.13
この2種類の幼虫は、どちらも鳥の糞に擬態し隠蔽的な姿です。
しかし、最終的な対天敵戦略はかなり違います。
モンキアゲハのほうは、天敵を威嚇する臭角を出し、視覚と嗅覚で闘います。
一方、クロモンカギバのほうは、胴体を丸く曲げて静止し、より鳥の糞らしくなります。
さて、どちらがより有効な戦略なのでしょうか。
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オキナワヘリグロツユムシ幼虫
オキナワヘリグロツユムシ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動深度合成)
  オキナワヘリグロツユムシ幼虫
オキナワヘリグロツユムシ幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.12
オキナワヘリグロツユムシの幼虫がたくさん見られる季節になりました。
奇麗なライトグリーンのベルベットのような質感です。
これがまた、どの植物の葉の上でも、かなり有効な保護色になります。

ところが、何故か赤い葉の上にいる幼虫を見つけました。
しかし、葉脈は緑色なので、これはこれでまた巧いカムフラージュなのかもしれません。
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クニヨシホソクシコメツキ
クニヨシホソクシコメツキ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  ベニボタルの一種
ベニボタルの一種
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.11
今の時期の山原(やんばる=沖縄本島北部)には、ベニボタルの仲間とそれに標識擬態した昆虫が、数多く見られます。
このクニヨシホソクシコメツキも、その1種なのでしょうか?
本家に比べて、前胸背が大きく、触角が貧弱ですが、ぱっと見た目は似ているのではないでしょうか。
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ドクガの一種の幼虫
ドクガの一種の幼虫
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
  モクマオウ?
モクマオウ?
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlight
 
2016.4.10
以前から、この2つは擬態関係にあると思っているのですが、如何でしょう。
それ以前に、もう少し似たように撮影しないと説得力ないですね。
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ヒナカマキリ雌
ヒナカマキリ雌
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動合成)
  ヒナカマキリ雌
ヒナカマキリ雌
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動合成)
 
2016.4.9
カメラ内8コマ自動深度合成。
便利な機能ですが、野外で使用する際の歩留まりはそれ程高くありません。
植物ならまだしも、動き回る昆虫ならば、なおさらです。
それでも、巧くいったときの達成感はひとしおです。

ヒナカマキリを見つけましたが、こりゃ深度合成は無理だろうと思いました。
しかし、意外に動きが鈍いので挑戦してみました。
1回目は、触角の先端が切れてしまいました。
自動合成は画像の周囲がひと回り以上トリミングされてしまうのです。
それを見越してフレーミングしなければならないのですが、ついついアップで撮ってしまいます。

2回目は、巧くいったようですが、実は撮影中に結構動きがありました。
まず、頭の向きを変えたのですが、これは頭部がアウトフォーカス時の出来事だったらしく、合成時に巧く弾かれていました。
しかしもうひとつの動き、前脚の伸縮運動、ボクシングディスプレイと呼ばれるものですが、これは失敗でした。
前脚の先端部分が、2つ写っていますね。
やはり、なかなか巧くいきません。
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オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlightx1
  オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO Speedlightx1
 
2016.4.8
昨日は快晴。気温も初夏を思わせるレベルでした。
山原(やんばる=沖縄本島北部)の昆虫たちも、さぞ元気一杯かと思ったのですが、結果は逆でした。
余りに急激に気温が上がり過ぎたのでしょうか。

オキナワトラフハナムグリも、1日中探してわずか5頭だけでした。
どれも褐色型の雄。
これで今年の合計は42頭。そのうち2頭が黒色型雄です。
まだ雌は1頭も目撃していないので、まだこれからだと思います。
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機材サイズ比較
機材サイズ比較
OLYMPUS TG-4
  画質比較
画質比較
OLYMPUS OM-D E-M1 & NikonD800
 
2016.4.7
最近、重点的に使用しているマイクロフォーサーズ一眼。
とにかく、小型軽量なのが魅力です。
試しに、100-300mm(フルサイズ換算200-600mm)レンズとフルサイズ一眼レフボディに150-600mmレンズを装着した2機種を並べてみました。
その差は歴然ですが、テレ端にセットするとさらに顕著になります。

つい、このマイクロフォーサーズで全システムを構築する誘惑に駆られます。
しかし、どのフォーマットもどれが一番優れているということはありません。
すべての要素がトレードオフの関係にあります。
自分自身の撮影目的に、如何にそのバランスが取れているかが最も重要なことです。
例えば、画素数が少なく画素ピッチも狭いマイクロフォーサーズ機で風景撮影をすると、一見奇麗ですが、細部を拡大すると、フルサイズ機との差は余りに大き過ぎます。
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新緑
新緑
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO12-50/3.5-5.6EZ F5.6 ISO200 PL-Filter
  新緑
新緑
Nikon D800 Nikkor24-85/3.5-4.5ED VR F8 ISO100 PL-Filter
 
2016.4.6
山原(やんばる=沖縄本島北部)の新緑も今がピークのようです。
天気にも恵まれたので、2つのカメラで撮り比べてみました。
ひとつは、昨年末に購入し、最近集中的に使ってるマイクロフォーサーズの一眼機種。
もうひとつは、最近ちょっと使用頻度の低い3600万画素フルサイズ一眼レフ機種。
アスペクト比は異なりますが、どちらが奇麗に見えるでしょうか?
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ベッドテント
ベッドテント
OLYMPUS TG-4
  ベッドテント
ベッドテント
OLYMPUS TG-4
 
2016.4.5
こんな物を購入しました。
折りたたみサマーベッドとテントのハブリッド。
これまで撮影に出かけたフィールドでどうやって寝るかは、大きな課題でした。
車のシートを倒して、地上にテントを張って、車載ルーフテントなどなど、どれも一長一短がありました。

まだ試していないのが、これでした。
数年前から気になっていたのですが、アメリカ製で国内に輸入代理店がないのか、結構高価でした。
国産も類似品も見たことがありますが、如何にも安物の印象。
最近、再検索してみたところ、やっとリーズナブルな通販サイトを見つけ、購入しました。
数回の使用ですが、これまでの中では一番の印象です。
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ゲットウ
ゲットウ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
  ゲットウ
ゲットウ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動合成)
 
2016.4.4
不純な冬の気候の影響で、花期のズレている植物たち。
昨日とは違い、例年より開花の早まっているのが、梅雨の時期に咲くゲットウです。
既に咲き始めている株もありますが、山原(やんばる)の林道で、今にも咲きそうな蕾を見つけました。
いえ、もう今頃は咲いていることでしょう。
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トベラ
トベラ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動合成)
  トベラ
トベラ
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
 
2016.4.3
気温の変化の激しかった冬の影響でしょう。
花期のズレた植物が少なくありません。
春の花、トベラも遅れています。
やっと満開の木が見られるようになってきました。
ほのかなラベンダーの香りを放つ花に、さまざまな昆虫がやって来るようになるでしょう。
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オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
  オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
オキナワトラフハナムグリ褐色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO(8コマ自動合成)
 
2016.4.2
オキナワトラフハムグリ。
稀に遭遇する黒色型は、なかなか魅力的です。
しかし、この比率が反対だったらどうでしょう?
私は、客観的には褐色型のほうがデザイン的には優れているような気がします。
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オキナワトラフハナムグリ黒色型雄
オキナワトラフハナムグリ黒色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
  オキナワトラフハナムグリ黒色型雄
オキナワトラフハナムグリ黒色型雄
OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO60/2.8MACRO
 
2016.4.1
昨日は、曇っていましたが気温も上がり、昆虫たちの活動も活発でした。
3時間程でオキナワトラフハナムグリも18頭。
なんと、そのうち2頭が黒色型。
今シーズン合計で、37頭中2頭が黒色型。
ちょっと黒色型のペースが早過ぎますが、この場所では2時間程で3頭に遭遇したこともあるので、特異的なポイントなのかもしれません。

ところで、黒色型は単に色彩が違うだけではないように思います。
褐色型よりも神経質で、逃げ易いように思います。
黒と黄色に色彩は目立つ故に、そのような行動になったのでしょうか。
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