生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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2008.10.31
先月、奄美大島を訪れたときは、オオジョロウグモの数に圧倒されました。今月初めの東京では、ジョロウグモの姿が目に付きました。
 このところ、山原(やんばる=沖縄本島北部)では、オオジョロウグモよりもジョロウグモの姿が多く感じられます。確かに、例年、この時期ジョロウグモは多くなるのですが、オオジョロウグモが少ない所為か、より多く感じられます。やはり亜熱帯の山原の森には、日本最大のオオジョロウグモが似合っているように思います。先月訪れた奄美大島が、ちょっと羨ましくさえ感じてしまいます。
  ジョロウグモ
ジョロウグモ
Ricoh R10 Speedlight
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リュウキュウアブラゼミ
リュウキュウアブラゼミ
NikonD300 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight
  2008.10.30
今の季節、フィールドに出れば、オオシマゼミとクロイワツクツクの鳴き声に圧倒されることがほとんどです。しかし、よく見ると、リュウキュウアブラゼミの姿も、まだ見つけることが出来ます。
 ところが、リュウキュウアブラゼミの鳴き声は、全く聞こえてきません。セミの成虫の寿命は短いものです。鳴きもせずに、じっとしているだけのセミは何を思っているのでしょう。
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2008.10.29
ここのところ、好天が続いています。秋晴れと表現したいところですが、日中の気温は30℃前後にもあるので、「秋」というには、まだ抵抗も感じます。
 とは言え、日に日に秋らしい雰囲気が、色濃くなっているのも確かです。今日も好天の青空を見上げると、そこには積乱雲に代わって、うろこ雲が広がっていました。夏好き冬嫌いの身には、秋は冬の序章の感が強いのですが、朝夕に限らず、ほぼ一日中フォトジェニックな光線に恵まれるのは、嬉しいことです。
  うろこ雲
うろこ雲
Ricoh GX200
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オオシマゼミ
オオシマゼミ
NikonD300 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight
  2008.10.27
今日は、朝からどんよりとした空模様です。それでも、何処からかオオシマゼミの鳴き声が聞こえてきます。例年どおりのオオシマゼミの出現に、一昨日はビデオだけでなく、久しぶりにスチルでも撮影してみました。
 一昨日掲載した画像は、19mm相当の超広角撮影。今日掲載したものは、450mm相当の超望遠撮影。全く同じオオシマゼミです。背景、周囲まで再現した映像と省略した映像、それぞれに善し悪しがあると思います。
 自身の撮影スタイルとしては、新たな映像表現方法を追求するタイプではありません。さまざまな表現テクニックを学び、その場その場に相応しい表現手段で撮影し、全体で「日本の亜熱帯」を表現したいと考えています。その場合、このどちらの撮影方法が正解で、間違えということはありません。後に作品を構成するときの前後関係次第です。
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2008.10.26
山原(やんばる=沖縄本島北部)の森で、秋の深まりを感じさせる要素のひとつにマダラコオロギがいます。夏の終わり頃から、少しずつ数を増やし、最近はかなりまとまった数が見られるようになりました。
 いつもは、クワズイモの葉を集団で食べている姿をよく見るのですが、今日は盛んに蔓性植物の若葉を食べているマダラコオロギを見つけました。ほとんど喰い尽くしていたため、何の植物かは判りませんでした。マダラコオロギも食欲の秋のようです。
  マダラコオロギ
マダラコオロギ
Ricoh GX200 Speedlight
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オオシマゼミ
オオシマゼミ
Ricoh GX200 Wide-Conversion Lens Speedlight
  2008.10.25
今年の沖縄本島は、セミの少ない年でした。9月に奄美大島を訪れたときは、オオシマゼミとクロイワツクツクの大合唱に圧倒されて帰ってきました。その後、西表島に行っていたため、ほぼ一ヵ月振りの山原(やんばる=沖縄本島北部)となりました。
 果たして、セミは鳴いているのだろうかと心配しながら、森に向かうと、奄美大島と変わらないほどのオオシマゼミの合唱が聞こえてきました。オオシマゼミに混ざって、近縁種のクロイワツクツクの声も聞こえます。今年も残すところ2カ月余りとなって、やっとセミの活動が、例年どおりに戻ってきたようです。
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セマルハコガメ
セマルハコガメ
Ricoh GX200 Speedlight
  2008.10.22
台風の影響を色濃く感じる西表島に対して、沖縄本島よりも羨ましく感じることもたくさんあります。
 例えば、セマルハコガメ。今回の取材中も、何度となくその姿に出逢いました。ところが、同じように陸上生活をする沖縄本島のリュウキュウヤマガメは、ここ数年、激減し滅多に遭遇することもありません。どうしてしまったのでしょうね。
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2008.10.21
今日から、10日振りの沖縄本島での生活に戻ります。わずか10日間とは言え、その間に溜ってしまった雑用などに追われる状況です。
 今回の西表島取材を振り返ってみると、台風の影響の大きかったことを感じます。特に、島の南西側の山並みは、潮風による落葉が目立ち、まるで温帯の秋か冬のようです。
 身の回りの出来事すべてを異常気象、地球温暖化に結びつけて語るのは短絡的と感じますが、ここ数年の台風は、異常に発達して八重山諸島方向に進む傾向が顕著です。ヒルギ類の胎生種子を撮影したいのですが、大きく生長する前に台風で落果してしまうことの繰り返しのようです。
  オヒルギ若い種子
オヒルギ若い種子
Ricoh GX200 Speedlight
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ヤモリ
ヤモリ
Ricoh GX200
  2008.10.20
今回の西表島取材も今日が最終日。午前中は撮影に、午後は機材の片付けに充て、最後は車の掃除。
 今回の取材の何日目だったでしょうか、車内に1匹の小さなヤモリがいるのに気づきました。10月とはいえ、まだまだ暑い西表島ですから、日中締め切った車内の温度はかなりのものです。死んではしまわないかと心配だったのですが、なかなか捕まえる機会にも恵まれません。
 そして、ちょうど車内を掃除しようとすると、運転席のシート調節レバーの隙間に隠れているヤモリを発見しました。正に頭隠して尻隠さずの状態です。数枚写真を撮った後、尾を切らないように慎重に捕まえて車外に放しました。これで、安心して西表島を後に出来ます。
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2008.10.19
今日は、植物や環境を離れて、久しぶりの昆虫や小動物の撮影に費やしました。
 そんな中、オオジョロウグモの交接シーンに出逢いました。クモの仲間は、雌に比べて雄が極端に小さい種が多く、正に蚤の夫婦なのです。しかも凶暴な肉食性ですから、小さな体の雄は、命がけで交接に挑みます。雌が餌を食べることに夢中になっているときなどがチャンスです。
 今回、オレンジ色の小さな雄は、雌の交尾器の近くに止まったり、近くをウロウロしたりしていましたが、果たして受精出来たのか否か、よく判りませんでした。
  オオジョロウグモ雌雄
オオジョロウグモ雌雄
Ricoh GX200 Speedlight
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仲間川
仲間川
Ricoh GX200
  2008.10.18
今日は、西表島の南東部に移動しての撮影です。沖縄県内で最長の川は浦内川ですが、2番目の規模の川も西表島にある仲間川なのです。しかし、浦内川のほうは流域を見渡せるポイントがほとんどありません。それに対して、仲間川は林道の高台に設けられた展望台から、河口一帯に広がるマングローブ林が見渡せます。
 久しぶりの快晴に恵まれた景観を眺めていて、今回のイタチキの滝の撮影は幸運に恵まれていたことを再確認しました。撮影当日はほぼ快晴でしたが、翌日は本降り。それから今日まで、快晴に恵まれた日は一日もありませんでした。さらに、今の季節は、滝全体に陽が射すのは午後の限られた時間帯のみ。一日多めに予備日を設けたつもりでいましたが、今にして思うと、今回の撮影日数で、中日の午後が晴れていないと撮影出来ない条件だったのです。
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イリオモテソウ
イリオモテソウ
Ricoh GX200
  2008.10.17
今回、西表島の渓流で、イリオモテソウの咲いている姿を何度か目にしました。ちょうど程よい感じに開花した株や、これから開く蕾も見られましたから、ちょうど今の季節が開花のピークかと思わせる状況でした。
 ところが、検索してみると、2、3月が開花期としてあったり、春に咲き10月まで花が見られるとされているものもあります。結局、ほぼ一年中花が見られるのでしょうか?あるいは、年によって開花期がずれるのでしょうか?
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2008.10.16
3日間に及ぶイタチキの滝の撮影が終わり、今日はアイラ川で植物の撮影です。さすがに体中バリバリに張っていますが、専門の方に案内して頂く予定だったので、重い機材を肩に渓流歩きです。普段ならば、もっと大胆に歩く渓流も、もしここで足を滑らせて、機材を水没させてしまったら、明日からの撮影も難しいと考えると、一歩一歩が慎重にならざるを得ません。
 そんな撮影が朝から夕方まで8時間程続きましたが、時おり出逢う花には一時の安らぎを覚えました。沖縄本島でもときどき見かけるサクラランの花も、西表島の森の緑を背景に眺めると、何処かまた違って見えるのですから不思議です。
  サクララン
サクララン
Ricoh GX200
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埋蔵サントリーオールド
埋蔵サントリーオールド
Ricoh GX200
  2008.10.15
今回の撮影準備で、ひとつ失敗をしました。2人で2晩テント泊なのに、持参した酒が、43°の泡盛600ccと同じく30°を少々。明らかに少な過ぎました。既に、一晩目でほとんどを呑み尽くし、2晩目はどうやって時間を潰し、眠りに着くか悩んでいました。
 初日、テントを設営した地点に到着する直前の砂地に、サントリーオールドの赤いキャップが落ちているのに気づいていました。昨日の朝、そのキャップを拾おうとすると、意外にしっかりと埋まっていて、ビクともしません。「おかしいなぁ?」と思って力を込めると、それもそのはず、何とキャップだけではなく、地中にはボトル全体が埋まっていたのです。掘り起こしてみると、4割程の量の液体が入っています。恐る恐る口にしてみると、確かにオールドの味です。
 こうして、昨夜は滝の撮影後、ありがたく祝杯を挙げることが出来ました。その分量も絶妙で、これ以上多くても、今日に残ってしまったでしょう。スクリューキャップの劣化状態からみても、かなり古いボトルのようでしたが、中味の保存状態は完璧でした。恐らく、奥地まで持ち込んだものの呑み切れずに、かと言って重いボトルを持ち帰る気にもなれずに、埋めたのでしょう。何方か知りませんが、ご馳走さまでした。

※その後、一体いつ頃の製品なのかを、ボトルの特徴から調べてみました。
しかし、地中に埋まっていたため、ラベルは既になく、なかなか特定出来ません。
唯一の手掛かりキャップの特徴を、サントリーオールドのウェブサイトから拾い出してみると、1970~83年の間の製品と一致します。
94年の製品では、明らかに違うタイプのキャップに変更されています。
もしこの情報が正しければ、25~38年も西表島の奥地に埋もれていたことになります。
あるいは、93年までこのタイプのキャップが継続採用されていたと仮定すると、最短15年という可能性も否定出来ませんが。
正にオールドです。
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2008.10.14
さぁ、いよいよ今回の西表島取材、最大の目的のイタチキの滝の撮影です。早めに朝食を済ませ、機材を揃えた後、テントを後にしました。
 沖縄県内最長の川、浦内川の支流、板敷(イタチキ)川沿いに小一時間、イタチキの滝に着きました。
 一部の観光業者が使い始めたマヤグスク(ネコの城)の滝の名称のほうが、現在では一般的になっています。何れにせよ、この勇壮な景観を目にすると、それまでの厳しい行程のことは吹き飛んでしまいます。ほぼ10年振りの陸路でのアプローチでしたが、この感慨は決して色褪せるものではありませんでした。
  イタチキの滝
イタチキの滝
Ricoh GX200
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テント生活
テント生活
Ricoh GX200
  2008.10.13
今回の西表島取材の最大の目的は、島のほぼ中央部にあるイタチキの滝(マヤグスクの滝)をハイビジョン撮影することです。昨年はヘリをチャーターして空撮しましたが、今回は陸路でのアプローチです。このルートがなかなかのもので、今回のようにハイビジョンカメラを持ち込むのは初めてです。2人で撮影機材を分担して運び、キャンプ道具と食料はポーターにお願いしました。
 初日の今日は、目的地の滝の直前にある砂地の平坦地まで。ここで2泊しながら、明日以降、滝の撮影に望む予定です。
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2008.10.12
今日から、7月以来となる西表島取材です。3連休の中日ということもあって、那覇空港の駐車場が満杯状態で焦りましたが、何とか石垣島から高速船に乗ることが出来ました。
 天気は快晴でしたが、南方海上にある低気圧の影響か、港の外に出ると、結構な揺れでした。船酔いには無縁なのですが、却って空腹が助長されてしまう体質は困ったものです。乗船前に昼食を済ませたばかりなのに、船を降りる頃には既に空腹を覚える程でした。
  石垣港離島桟橋
石垣港離島桟橋
Ricoh GX200
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2008.10.5
まだまだ気温は高いものの、その中にも次第に秋の気配を感じるようになってきました。今日は、午後のやや傾いた陽射しの中に映えるゲットウの実を見つけました。この色合いは、もう完全に秋のものですねぇ。
 ゲットウは、沖縄の何処にあっても見られる身近な存在です。しかし、季節季節に違った姿を楽しませてくれます。まず、梅雨時の花。初夏の鮮やかな黄緑色の若い実。そして、今の季節の色づいた実。さらに、この後、爆ぜた実も楽しめます。まぁ、それに気づく心のゆとりがあればですが。
  ゲットウ実
ゲットウ実
Ricoh GX200 Speedlight
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クロボシセセリ
クロボシセセリ
Ricoh GX200
  2008.10.4
今日は、数頭のクロボシセセリを見ました。どれも、まぁ新鮮個体だったので、そういう季節というかタイミングなのでしょう。
 1970年代に、ヤシの苗木に付いて人為的に持ち込まれた種だと言われています。その後、個体数の増減はあったものの、今では沖縄の季節に合わせて、世代交代を続けているようです。
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ツマグロヒョウモン雄
ツマグロヒョウモン雄
Ricoh R10 Speedlight
  2008.10.2
秋晴れの下、ランタナの花で吸蜜しているツマグロヒョウモンを見つけました。しかも、どれも新鮮な雄ばかりが5、6頭。ということは、これから雌が出現して、交尾、産卵して越冬するのでしょう。
 数年前から、東京都内でもツマグロヒョウモンを普通に見かけるようになりましたが、こんな数をまとめて目撃したのは初めてです。その代わりに、何処か近くのスミレが丸坊主になっているのでしょうね。
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2008.10.2
今日で沖縄に戻りますが、東京にもやっと青空が戻ってきました。6月に種を播いたニガウリも、黄色い葉が目立ち始めましたが、蔓の先端はまだまだ元気で、花も見られます。
 これから、新しい実が着くのは難しいでしょうね。でも、ここ数日の雨天と寒さが過ぎた後、再びセミ達の鳴き声が聞こえてくるので、もしかすると、まだ可能性はあるかもしれません。
  ニガウリ
ニガウリ
Ricoh R10
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ジョロウグモ
ジョロウグモ
Ricoh R10 Speedlight
  2008.10.1
今週初めから、急遽東京に出てきました。秋晴れを期待していたのですが、沖縄同様、東京もほとんど雨続きですね。今日の夕方になって、ようやく空模様も回復傾向のようです。
 昨日までは、とても撮影をする天候でもなく、暇もなかったのですが、今日ようやくカメラを取り出しました。レンズを向けたのは、ジョロウグモのペア。沖縄にも分布していますが、それよりも圧倒的にオオジョロウグモが多いので、目立たない存在です。
 オオジョロウグモの雌の体長は50mm前後もあり、日本最大種です。それに比べると、雄は10mm前後で雌雄差が顕著です。まぁ、クモの世界では普通と言えばそれまでですが、ジョロウグモの場合は、それ程の差はないようですね。
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