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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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写真展「亜熱帯やんばる〜多様性の森」終了しました。
ありがとうございました。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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脚痕の上の脚痕
Ricoh CX1
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2009.3.20
ここは、撮影用テントを張っているマングローブ林の対岸に位置します。 夜明け直後に、ちょうど繁殖期に入っているシロハラクイナが盛んに求愛行動を繰り返している場所です。あれだけ執拗に求愛行動をしていれば、ヤマネコも狙っているのではないかとときどき気にしているのです。 今朝もそう思いながら見ていると、オオハマボウの枝が大きく揺れて、急にシロハラクイナが飛び立ちました。あるいは、ヤマネコが捕らえそこねたのではないかと、枝の隙間を注意してみたのですが、姿は見えませんでした。ところが、テントを出た後、その木の下の砂地を調べてみると、クッキリとヤマネコの脚痕が付いているではありませんか!?またしても不覚です。 さらに、そのすぐ近くで前日見つけたヤシガニの歩行痕の上に、ヤマネコの脚痕が重なって付いているのも見つけました。う~ん・・・
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2009.3.17
撮影のためにテントの中に入る時間帯は、潮の時間にもよりますが、日の出前後の3時間、日没を挟んだ5時間程です。 今朝も夜明け前からテントに入り、「今日もダメだったか・・・」と諦め、近くに停めてあった車まで戻ってみると、なんとすぐ横に真新しいヤマネコの糞があるではありませんか!? 車を降りたときにはありませんでしたし、糞の周りには新鮮なことを証明するかのような染みまで広がっています。と言うことは、テントの中にいた3時間の間に、すぐ近くまで来ていたということですね・・・ これはもう、相手にされていないというよりも、バカにされているようです。
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車とヤマネコの糞
Ricoh CX1
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足跡と脚痕
Ricoh CX1
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2009.3.15
今回も、ヤマネコに相手にされていない状態が続いています。 右上の大きな足跡は、この写真を撮影した前日に付いた私の物です。そして、その手前の小さなふたつの脚痕はイリオモテヤマネコのものです。 撮影時間は、前日訪れたのとほぼ同じですから、24時間以内の出来事だと思います。ヤマネコの脚痕は、これより先には付いてませんでしたから、ヤマネコは私の足跡までやって来て、引き返したようです。
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2009.3.14
相変わらず、西表島でヤマネコ撮影の日々です。このところ、先月に足跡を見つけたマングローブ林内で、ずっと粘っています。まぁ、賭と言えば賭ですが、以前書いたように、マングローブ林内で活動するヤマネコの姿は、小さな亜熱帯の島に生息する固有種らしい映像になるに違いないからです。また、同じ場所で粘っていれば、このテントという異物をテリトリー内のパーツのひとつとしてヤマネコが認めてくれるようになるのでは?という狙いもあります。 ただ、この環境特有の悩みもあります。ハブなどの心配はまずないと言えるのですが、潮の干満に撮影時間が影響されることが大問題です。ブロックの上に、フォークリフト用の木製パレットを置き、さらにその上にテントを張っています。しかし、これでも大潮の最満潮時には、床上浸水状態になります。それ以前に、ヤマネコの歩く陸地が消失してしまいます。これまで、潮の時間を気にしながらのヤマネコ撮影などありませんでしたから、どこか水中写真家になったような気分です。
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撮影用ブラインド
Ricoh CX1
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ヒラタアブの一種
Ricoh CX1 ISO400
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2009.3.13
昨日に続いて、リコーCX1の連写テストをしたいのですが、気温は高いにもかかわらず、昆虫の姿がほとんどありません。夕方になって、やっとヒラタアブの花から飛び立つ瞬間を撮影することが出来ました。 今日、使ってみた連写モードは「超高速連写(Low)」。2秒間を120コマに記録してくれます。さらにHighモードでは、1秒間を120コマに記録します。画像サイズはVGA(640X480pix)に限定されますが、このコンパクトなボディに、こんな機能が詰め込まれていることに驚かざるを得ません。 しかし、問題がないわけではありません。昨日テストしたM連写プラスモードは、シャッターを離した瞬間の1秒前もしくは2秒前から記録するのに対し、この「超高速連写」は、通常のシャッターを押した瞬間からの1秒間か2秒間の記録です。つまりこれから1秒間あるいは2秒間に起こる出来事を予測してシャッターを押さなければなりません。これは、なかなか難しいことです。この超高速連写モードにこそ、M連写プラスモードのような、シャッターを離した瞬間から遡った記録をする機能を採用して貰いたかったと思います。
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2009.3.12
新型のリコーCX1のテストをしたいのは山々なのですが、連日の雨、低温、強風となかなかチャンスに恵まれません。今日の午後になって、まだ風は強いものの、やっと好天に恵まれました。 そこで、CX1の大きな特徴である連射機能をテストしてみました。連写機能にも、いくつかのモードがありますが、今回はM連写プラス(High)を使っています。これは、被写体にレンズを向けて予めシャッターを押しておいて、シャッターを離すとその直前1秒間を30コマ連射相当で記録してくれるものです。同じM連写プラス(Low)は、直前2秒間を30コマに記録します。 その結果、カタバミの花にとまるヤマトシジミが飛び立つ瞬間を、5コマに渡って写し止めてくれていました。 秒間30コマと言えば、ビデオの世界とほぼ同じですが、このような動きを記録するのには、30コマ/秒では物足りないというのが正直な感想です。CX1には、さらに「超高速連写」モードも搭載されています。画像サイズは、VGAに限定されますが、1秒間を120コマ、あるいは2秒間を120コマに記録するモードです。次回は、これをテストしてみることにしましょう。
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ヤマトシジミ
Ricoh CX1
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オキナワサルトリイバラ実
Ricoh CX1
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2009.3.9
昨夜は、月も顔を覗かせていたのに、今日は再び雨降り。しかも、かなり本気の降りのため、撮影は断念。そこで、昨日撮影のカットを。 R3以降、ほぼ同スペックの7.1倍高倍率ズームを搭載をしていますが、このシリーズの魅力は、このレンズの性能によるところが大きいと言えるでしょう。 28mmスタートの広角域でのワーキングディスタンス1cmの接写能力。そして、中間域での驚くほどの解像度。そして意外と言っては申し訳ないけれど、好印象のボケ味。 今回のCX1においても、それらの魅力は継承されていることを確認できて、ひと安心。さらに、今回ダイナミックレンジが拡大されたこと、ホワイトバランス、露光レベルの安定と相まって、さらに美しい画を提供してくれるに違いありません。
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2009.3.8
まだまだ昆虫の姿は少ないものの、植物たちの姿には充分、春が感じられる季節になりました。 新機種のCX1は、解像感の向上だけではなく、露光レベル、ホワイトバランスも、これまでに比べ安定した印象を受けます。 これまでは、同じ構図でも、少しフレーミングが変わっただけで、大きくホワイトバランスや露出が変化することがありましたが、今回はまだそのような状況に遭遇していません。 さらに、客観的な比較が難しいブレ低減機能ですが、これも従来機種よりも効果が強化されているように感じられます。まだ、ほんのわずかな実写ですが、今回のモデルチェンジで、スペックと実力のバランスがよくなったことは、間違いないでしょう。 65mm相当、ISO100自然光撮影、リサイズのみ
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オキナワサルトリイバラ
Ricoh CX1
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ルリハコベ
Ricoh CX1
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2009.3.8
2月の猛暑時には、このまま夏になるのかと思ったりもしましたが、昨日は寒の戻りと本降りの雨。そして、今日は季節どおりのポカポカ陽気に、ときおり薄日も射す、撮影日和になりました。 そこで、昨日届いた新機種のCX1を手に、事務所の近くを歩きながら、100カット程のシャッターを切りました。 その第一印象は、解像感の向上です。単に画像処理でシャープネスとコントラストを上げているのではない、素直な画作りという感じがします。最近のエントリーシリーズ機では、ノイズを抑えるためか、ディテールが溶ける傾向が感じられましたが、CX1ではそれもほとんど目立たなくなっています。 まだ、本格的な高感度撮影はテストしていませんが、高感度ノイズも1レベル向上している印象を受けます。CCDからCMOSに代わり、明らかに画質が向上しています。 65mm相当、ISO100自然光撮影、リサイズのみ
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2009.3.7
愛用しているリコーのコンパクトデジカメの新製品、CX1が届きました。夜になってからの配達、かつ生憎の雨天のため、実写はお預けですが、室内で感触を確かめてみました。 外観は、前機種のR10と大きな違いはありません。いろいろな設定を済ませ、シャッターを切ってみると、これまで以上に、動作が軽快で、動作音も静かになっている印象を受けます。 これまでの撮像素子がCCDからCMOSに代わり、その絵造りが気になります。さらに、CMOSの特性を活かした高速連射機能など、明日のテスト撮影が楽しみです
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Ricoh CX1
Ricoh GX200
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