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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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写真展「亜熱帯やんばる〜多様性の森」終了しました。
ありがとうございました。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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リコーR10
Ricoh GX200
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2008.8.31
来月5日に発売が予定されている新型デジタルカメラが届きました。夕方遅い時間だったので、実写は明日にお預けですが、まずは室内で操作してみての印象を。 前機種R8と比べて、まず驚くのが起動音と操作音の低減されたこと。前機種では、外観の高級感に驚きましたが、今回はさらに目に見えない部分まで、高級感が増しているようです。 発表されてからの関係掲示板などを覗くと、前機種のほうがデザイン的に高級感あったという意見もあります。よりホールディング性を高めるために小さなグリップを追加したことと、機種名のロゴ位置を変更しただけなのですが、確かにそれ以上の変化を感じます。しかし、個人的には機能性の向上のほうに軍配をあげます。 背面は、液晶がひと回り大きくなったことと、Fn(ファンクション)ボタンが追加されたことがこれまでとの相違点。 機能的には、電子水準器が内蔵され、ストロボの自然光とは独立した調光が可能となったこと。そして、各レンズ焦点距離における最短撮影距離が、ファインダーに標示出来るようになったことなどなど。さぁ、明日の実写が楽しみです。
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2008.8.27
実を着けたパパイヤは、嫌と言うくらいの見慣れた存在です。しかし、今日出逢ったパパイヤは、ちょっと見応えのある存在で、思わずレンズを向けてしまいました。これぞ、「撓わ(たわわ)」と呼ぶに相応しい見事さです。しかも1本だけではなく、周囲にはさらに3本、似たような状態のパパイヤがありました。 実は、このパパイヤは、畑の脇に植えられているものなのです。畑に施肥するときに、一緒に肥料を貰った結果なのでしょう。それにしても見事なものでした。
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パパイヤ
Ricoh GX200
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ショウロクサギ
Ricoh GX200
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2008.8.24
このところ、猛暑や厳しい陽射しも、やや陰りが感じられるようになってきました。と思っていると、猛暑に逆戻りというくり返しだったのですが、今日は秋の気配を確実に感じました。ショウロクサギの満開の群落を目にしたからです。 ショウロクサギは、夏の終わりから咲き始め、やがて満開を迎えます。そして、この花には、夏枯れを脱したアゲハチョウ達が入れ替わり立ち替わり吸蜜に訪れるのです。
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2008.8.19
一昨日の出逢いに味を占めて、今日も事務所裏を覗いてみました。今日も収穫は、ちゃんと種名の分かるナナホシキンカメムシを見つけました。 逆に言えば、余り珍しくもない昆虫なのですが、、、と書いていて気づきました。ナナホシキンカメムシの寄主植物はカンコノキの仲間。そう遠くない林にはありますが、この事務所の周辺では、未だ見たことがありません。そう移動能力に長けているとは思えないカメムシが何処からやって来たのか、急に気になりました。
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ナナホシキンカメムシ
Ricoh GX200
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ヤガの一種
Ricoh GX200
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2008.8.17
どうも写真展の後、気が抜けてしまったようで、元の生活パータンになかなか戻れません。このところ、沖縄と東京の移動が多く、毎日の撮影もサボり勝ちです。まぁ、この季節、子供の頃から絵日記を初めとする夏休みの宿題も同じようなものだったので、今さら直しようもないのですが・・・ 今日、買い物に行くために事務所の裏庭を通ったところ、羽化直後と思われる蛾に出逢いました。今年の夏は、空梅雨に続く小雨傾向の影響か、昆虫の少ない印象ですが、ここにきてやっと昆虫たちにやる気が戻ってきたのでしょうか?ところが、撮影はしたものの種名が分りません。ヤガの仲間であることは間違いないと思いますが、その先は見当が付きません。昆虫達が皆、名札を付けて出てきてくれると助かるのですが・・・
※蛾が専門の知人から、トサカフトメイガとの指摘を受けました。科レベルから違っていました・・・ご指摘ありがとうございます。
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2008.8.14
昨夜の最終便で沖縄に戻り、今日から再び亜熱帯の生活です。 今回は、写真展の片付けのための東京滞在だったので、実家のこともほとんど手つかずのまま帰ってきてしまいました。 それでも、出発直前に見た庭のニガウリは、やっと小さな実が着き始めていました。あと1週間もすれば、食べられるようになるでしょう。9月初旬の次回上京のときまで、残っているとよいのですが。
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ニガウリの若い実
Ricoh GX200
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東京都写真美術館
Ricoh GX200
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2008.8.13
昨日で写真展も終わり、今日の最終便で沖縄に戻る予定です。それまでの束の間の自由な時間が出来たので、東京都写真美術館で開催されている、今森光彦さんの「昆虫4億年の旅」写真展を見てきました。 圧倒されるような点数の作品でしたが、ちょっと意外な部分もありました。かつて、写真集で感動して見た作品が、数々大型プリントで展示してあったのですが、写真集におけるシャープな印象が、大型プリントでは甘く感じるのです。大型プリントによる迫力を相殺する要素という存在に、ちょっとした驚きを覚えました。 今回のグループ展の会期と、栗林慧さん、今森光彦さん写真展の会期がオーバーラップしていたことはとても光栄な偶然でした。
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2008.8.12
いよいよ11日間の会期が過ぎ、写真展も終了しました。会期中の総入場者数は7,100名余りでした。この会場では5千名を一応の目安にしていますから、まずまずの成功と言えるでしょう。 会期中も、ご来場頂いた方から、度々「面白いですね!」と声を掛けて頂き、手応えは感じていました。まぁ、写真作品に対して「面白い」というのも微妙な評価ではありますが・・・ 今回の写真展は個展ではなく21名によるグループ展で、かつプロデューサー兼任でした。個展以上に難しい面もありましたが、海野和男さんに参加して頂いたり、栗林慧さんにオープニングに参加して頂いたりと、個人的には嬉しいこともたくさんありました。これだから、写真展はやめられないのですよねぇ・・・
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写真展撤収作業
Ricoh GX200
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写真展会場
Ricoh GX200
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2008.8.11
写真展最終日前日の今日は、ひとりで会場当番。夏休みとは言え、ウィークデーの午前中は、会場も閑散としていましたが、午後も2時過ぎからは、客足が途絶えることもなくなりました。 明日の最終日には、会期中の入場者数の統計も判ります。どの程度の数値になるでしょうか?
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2008.8.10
写真展のために再び上京しました。実家のニガウリの花には、1週間前と同じと思われるハラビロカマキリの幼虫がいました。 見つけたときは、あまりにあからさまな待ち伏せ方に疑問を抱いたのですが、1週間で確実に成長しているところを見て、改めてこの心配が杞憂のものだと確認出来ました。
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ハラビロカマキリ幼虫
Ricoh GX200 Speedlight
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ハラビロカマキリ幼虫
Ricoh GX200 Speedlight
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2008.8.4
今回の写真展は、会期が11日間と長いため、今日で一旦沖縄に戻ります。 朝、実家の庭に植えたニガウリを見てみました。約1カ月前に、種を播いたものです。例年は、苗を植えるのですが、今年は事情があって、種から育てることにしました。その為か例年よりも生育が遅く、やっと雄花が咲き始めた状態です。 その雄花のひとつの前で、ハラビロカマキリの幼虫が獲物をやって来るのを待ち伏せていました。こんなあからさまに待ち伏せていて成果はあるのかと思いましたが、その前脚には蝶の鱗粉と思われるものが付着しています。予想以上に、緑色の体色は、保護色として効果を上げているようです。
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2008.8.3
写真展の期間中はどうしても飲む機会が多くなります。今日も終電でした。運行間隔の長い夜の乗り換え駅で、ふとベンチの裏を見ると、カラスウリの花が満開でした。 夏の夜に相応しい花ですね。でも、最近はあまり見た記憶がありません。普段ならば、無駄な乗り換え時間ですが、今晩は、ちょっと得した気分を味わえました。
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カラスウリ花
Ricoh GX200 Speedlight
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オープニングパーティ
Ricoh GX200
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2008.8.2
夜は、近くに会場を移してのオープニングパーティ。今回は、海野和男さんにも写真展そのものにも、ご無理を言ってご出展頂きました。 インターネット上のやり取りだけで成立してしまう今回のスタイルの写真展では、参加者どうしの数少ない直接顔を合わせられる場です。この世界にいれば、誰しも憧れの存在の海野さん、栗林さんと直接お会い出来るチャンスでもあり、参加者の皆さんにも喜んで頂けたようです。
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2008.8.2
写真展初日の夕方には、ネイチャーフォトの世界を代表する栗林慧さんにもご来場頂けました。ご案内はしていたのですが、前日に足を骨折されているとの情報があり、到底無理かと諦めていたところに、車いすで突然お越し頂き、驚きました。嬉しい限りです。
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栗林慧さん
Ricoh GX200 DW-6(19mm相当)
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写真展初日
Ricoh GX200 DW-6(19mm相当)
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2008.8.2
いよいよBBSスタイル自然観撮.org写真展が始まりました。私が共同管理人を務めている掲示板に参加されている有志21名によるグループ展です。今回は、私のプロデュースという形式ですが、日本全国さらに海外からも投稿されてくる画像による作品群は、決して個人による組写真ではなし得ない展開を見せてくれます。Web版の写真展も同時開催していますが、出来ましたら、是非リアル写真展会場にも足をお運びください。
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2008.8.1
さすがに専門家による設営作業は手際よく、2時間程で終了しました。このような作業を素人だけで行うと、とんでもない時間が掛かって、深夜に及ぶことも珍しくありません。 かと言って、その作業をスムースに進めて貰うためには、事前の計算、準備が必須で、作業開始前に的確な指示が出せないと不可能です。 そのため、設営作業が進んでいくのを待つのは楽しみでもあるのですが、事前の計算に間違いがないかを検証しているようでもあり、不安なものです。今回も壁面長とプリント長の計算が食い違っている箇所があり、プリントが収まらないミスが発覚しましたが、何とか隣のプリントと入れ換えて事無きを得ました。 さぁ、いよいよ明日がオープニングです。
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写真展会場
Ricoh GX200 DW-6(19mm相当)
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写真展設営作業
Ricoh GX200
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2008.8.1
それだけが理由ではありませんが、このところ「南島漂流記」の更新がサボリ勝ちなのは、ある写真展の準備作業によるところが大きいのです。 いよいよその写真展開催の前日となり、東京新宿の会場に出てきました。21名によるグループ展ですが、実際の展示作業は専門の業者に担当して貰えるので、ほとんど指示をするだけです。
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