生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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ヤコウボク蕾
ヤコウボク蕾
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO800
  ヤコウボク実
ヤコウボク実
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F2.8 ISO400
 
2011.12.31
冬を迎えた沖縄ですが、このところ日没後、ほのかにジャスミン系の香りが漂ってきます。
間違いなくヤコウボクの香りなのですが、こんな低温期にも開花するのですね。
もう少し気温の高い季節のイメージですが、意外です。
近くを探すと、蕾は見つかったのですが、花は見つけられません。
同時に、白い実も着けている枝があり、亜熱帯の植物らしい光景です。
温帯ならば、もっと生長段階と季節がシンクロしている種が多いのですが。
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ジョロウグモ雌
ジョロウグモ雌
Ricoh CX6
  2011.12.30
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、ジョロウグモの雌が成熟して鮮やかな赤い色を見せています。
間もなく産卵なのでしょう。
日本最大のクモ、オオジョロウグモは既に10月いっぱいで姿を消してしまいました。
やはり、温帯を中心に分布するジョロウグモのほうが寒さに強いようです。

東京で生活していた高校生の頃、実家に庭先のジョロウグモをよく撮影しました。
このような成熟状態になるのは、10月頃だったでしょうか。
温帯と亜熱帯の季節の違いを感じます。
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2011.12.29
このところ、度々触れていますが、オオゴマダラがいません。
この画像は一昨日撮影ですが、かつてこのポイントには、冬のマダラチョウの溜まり場でした。
オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、アサギマダラ、ツマムラサキマダラなど。
何処に行ってしまったのでしょう。

最近、目撃頻度が低下して気になっている種は、コノハチョウ、カラスバトなどが挙げられます。
それぞれの理由があるのでしょうが、来年は復活傾向に転じて欲しいものです。
  アサギマダラ
アサギマダラ
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED ISO1600
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暖冬
暖冬
Ricoh GR-DIGITAL IV F3.5 ISO1600
  2011.12.28
午後から、沖縄本島南部を経由し那覇に出ました。
帰途は、すっかり陽も暮れた時間帯になりました。
午後7時を回って、まだ21℃もありました。
日中は23℃を指すこともあり、思わずエアコンをONにした瞬間も。
昨冬は、20数年ぶりの厳しい寒さでしたが、この分では今年はまた暖冬に逆戻りのようです。
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ホウライカガミ花
ホウライカガミ花
Ricoh CX6
  ホウライカガミ花
ホウライカガミ花
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 X1.4Telecon F32 ISO1600 SpeedlightX2
 
2011.12.28
昨日、かつてのオオゴマダラの生息ポイントに行きましたが、やはり1頭も出会えませんでした。
その食草のホウライカガミは見られますし、花が満開でした。
このホウライカガミの花、実に地味で目立たない存在ですが、ある秘密が隠されています。
花の中にソフトクリームが隠されているんです。
2枚目の画像をクリックして、拡大画像の中で探してみてください。

このような隠しパーツ探しは、ナンバンギセルの花でも、楽しめます。
こちらは、リアルサイズに近いナメコですが。
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サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED PL-Filter
  サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED PL-Filter
 
2011.12.27
好天に恵まれた日中、沖縄本島南端まで行ってきました。
夕方にサトウキビ畑を通り、思わずまたシャッターを押してしまいました。
今シーズンというか、12月に入って既に3回目の登場です。
今日は一眼レフを持って出たので、より余分なスペースを排除したクローズアップが出来ました。
やはり、何度撮影してもいい被写体ですね。
年が明ければ、次第に傷んでしまいますから、今が見頃です。
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リュウキュウイチゴ
リュウキュウイチゴ
Ricoh CX6
  ツワブキ
ツワブキ
Ricoh CX6
 
2011.12.26
このネタは、以前にも取り上げました。
自然の植物なのに、まるで造花の葉のような模様なのです。
こういう例を何と言うのでしょう。
自然の植物に、人為的に擬態させたのが造花。
逆に、その造花に擬態した自然の植物、いえ、これは擬態しているわけではありませんね。
まぁ、造花だって擬態ではないわけですが。
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ヤンバルクイナ生息環境
ヤンバルクイナ生息環境
Ricoh CX6
  ヤンバルクイナ生息環境
ヤンバルクイナ生息環境
Ricoh CX6
 
2011.12.25
久しぶりの山原(やんばる=沖縄本島北部)ですが、低温と北風のためか被写体に恵まれません。
まぁ、こんなときは慌てても仕方ありません。
いつもは余り走行しない林道に入ってみました。
すると、何故か以前は水位の高かった渓流の水位が下がって、湿地が拡っていました。
この地点は、周囲に「ヤンバルクイナ飛び出し注意」の標識があちらこちらに立てられています。
このような環境は、格好のヤンバルクイナの活動の場です。
天候が回復したら、是非とも、ヤンバルクイナを狙ってみようと思います。
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ツワブキ群落
ツワブキ群落
Ricoh CX6
  ツワブキ花
ツワブキ花
Ricoh CX6
 
2011.12.24
間隔が空いてしまいましたが、久しぶりの山原(やんばる=沖縄本島北部)です。
海岸線から渓流沿いまで、ツワブキの花が目に付きます。
麓では、ややピークを過ぎた株も目にしますが、山ではこれからがピークのようです。
林道沿いで咲き誇った群落を見つけましたが、強い北風に煽られて、思ったような画像になりません。

揺れる花一輪をアップで撮影してみると、やはりキク科植物ですね、舌状花と筒状花の集合の頭状花序の特徴が顕著です。
昆虫たちにとって冬場の貴重な蜜源ですが、今年最も厳しい冷え込みと北風の影響でしょうか、姿は全く見られません。
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ユウマダラエダシャク
ユウマダラエダシャク
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
  サザナミシロアオシャク
サザナミシロアオシャク
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
 
2011.12.23
沖縄は、再び冬の天気に逆戻り。
しかし、こんな低温の季節に羽化してくる昆虫もいます。
寒空の散歩で見つけたのは、シャクガ2種。
ユウマダラエダシャクとサザナミシロアオシャク。
どちらも傷ひとつない姿から、羽化直後であろうことは想像に難くありません。
2月上旬生まれの身で言うのも矛盾していますが、何もこんな寒い季節に生まれてこなくてもと、つい思ってしまいます。
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BS朝日「にほん風景遺産〜沖縄・やんばるの森を歩く」
BS朝日「にほん風景遺産〜沖縄・やんばるの森を歩く」
NikonD700 VR Nikkor24-120/4.5-5.6ED PL-Filter
  2011.12.22
BS朝日第2回「感動大賞・映像賞」受賞を記念して、12月27日(火)午前9時55分より、琉球朝日放送(QAB)で再放送されます。
沖縄ローカル地上波のみの放映で、何かと気ぜわしい季節ですが、もし視聴可能でしたら、ご覧ください。
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セスジツユムシ雌
セスジツユムシ雌
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
  セスジツユムシ雌
セスジツユムシ雌
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
 
2011.12.22
昨日は、夕方から天気が崩れる予報でしたが、日中は陽が覗くこともありました。
散歩の途中、草むらで、2匹のセスジツユムシを見つけました。
どちらも、雌成虫。
図鑑では、沖縄での成虫の出現期は12月までとされています。
近年の温暖化の影響で、より遅い季節まで活動している可能性もあります。

1個体の翅の先端は、傷んでいますから、やはりそろそろ寿命なのでしょう。
雄成虫が見られないのも、種としての活動が終盤であることを物語っているのでしょうか。
もっとも、短時間の探索での2個体ですから、何とも言えません。
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タイリクショウジョウトンボ成熟雄
タイリクショウジョウトンボ成熟雄
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
  タイリクショウジョウトンボ
タイリクショウジョウトンボ
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F5.6 ISO1000
 
2011.12.21
わずか2日で、曇り空に逆戻り。
陽が出ない所為か、気温も低く感じます。
昆虫たちも、再びお休みモードです。

そんな曇り空の下、草むらに休むタイリクショウジョウトンボの鮮紅色は、はっとさせられます。
そのすぐ隣に、未成熟の個体もとまっていたのに、暫く気づかない程でした。
と説明すれば、筋が通っていますが、実際はその逆でした。
何カットか未成熟個体を撮った後で、それより手前のしかもよりよいアングルでとまる成熟個体を見つけたのです。
まぁ、被写体との出会いは、すべて偶然の賜物ということです。
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サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO200
  サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
Ricoh CX6
 
2011.12.20
どうしたことか、2日続きの晴天に恵まれました。
昨日に続き、サトウキビの花穂ですが、最近は手入れの行き届いた畑も少なくなりました。
おまけに、畑の規模も小さくなり、民家と隣接しています。
そんな条件のサトウキビの花穂をどう切り取るかの世界です。

後は、光線状態。
ベタの順光では、穂がえんじ色になってしまいます。
やはり、逆光か半逆光。
この条件が、穂を銀白色に輝かせてくれ、最も美しく映ります。
但し、冬であっても、亜熱帯の緯度で逆光条件になるのは朝か夕、その時間の光線は赤味がかります。
このように、意外とサトウキビの花穂の撮影条件は難しいのです。
ですから、毎年のようにこの季節になると、懲りずにレンズを向けるのかもしれません。
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サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
Ricoh CX6 360mm相当 ISO100
  2011.12.19
沖縄の冬の風物詩、サトウキビの花穂が最も美しい時季を迎えています。
昨日の、かつてのオオゴマダラのポイントからの帰りに撮影しました。
栽培植物、移入種ですが、すっかり沖縄の風景に溶け込んでいます。
ついつい、この季節になるとレンズを向けてしまいます。
オオゴマダラ同様、以前よりもよい撮影環境が減ってしまったのが残念です。
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オオゴマダラ
オオゴマダラ
NikonD1X DX Fish-eye Nikkor10.5/2.8 Speedligt
  リュウキュウアサギマダラ・アサギマダラ
リュウキュウアサギマダラ・アサギマダラ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
 
2011.12.19
当分、晴天には恵まれないはずが、昨日は朝起きると快晴。
ふっと思い付いて、沖縄本島南部に出掛けました。
来年のカレンダーの1・2月は、ツワブキで吸蜜するオオゴマダラ。
この写真を撮影したのは、ちょうど今頃の季節だったのを思い出し、その場を訪れてみました。

しかし、オオゴマダラは1頭も見かけませんでした。
ツワブキも減ってはいるのですが、どうもこのところオオゴマダラが激減しているようです。
かつて、このポイントは、沖縄本島でも有数のオオゴマダラのポイントだったのですが、何が変わってしまったのでしょうか。
唯一、リュウキュウアサギマダラとアサギマダラが一緒に吸蜜していたシーンを写して、帰途に着きました。
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コイナゴ
コイナゴ
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
  アマミナナフシ
アマミナナフシ
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F4 ISO1000
 
2011.12.18
寒空の下、複数のガガンボの交尾ペアに出会い、ちょっと意外でした。
しかしその後、ガガンボ以外にもペアの昆虫を目撃しました。
まず、アマミナナフシ。ガガンボには負けますが、こちらも2ペア。
そして、コイナゴ。
どちらも、これから産卵し、来春、孵化するのでしょうか。
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ガガンボの一種ペア
ガガンボの一種ペア
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F5.6 ISO1000
ガガンボの一種ペア
ガガンボの一種ペア
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F5.6 ISO400
ガガンボの一種ペア
ガガンボの一種ペア
Ricoh GXR Mount A12 Tamron90/2.8 135mm相当 F5.6 ISO400
  2011.12.17
雨続きの沖縄ですが、夕方に陽が覗きました。
慌ててカメラを持ち、久しぶりの撮影で出ました。
しかし、ポイントに着く頃には既に陽も陰り、半ば諦めながらの被写体探しとなりました。

ところが、意外にもかなりの数の昆虫に出会いました。
もっとも、どれも活発に動き回るのではなく、じっと静止した状態ばかりでしたが。
中でも印象的だったのが、ガガンボの仲間。
どれもが交尾ペアで、単独個体は目撃しませんでした。
小一時間のうちに、合計で5ペア。同一種でしょうか。

今日の機材は、リコーGXRにA12マウントユニット。
ニッコールマウントアダプターを介して、タムロン90mmF2.8マクロを装着しています。
夕暮れ時の柔らかな光線の下で、ボケを活かした撮影をしようと思ったのですが、これが作戦失敗。
光量不足のため、ブレとピンボケカットを量産してしまいました。
知らず知らずのうちに、ブレ防止機能に慣れてしまっていたようです。
やはり、このような機材では、基本に立返って、三脚を使用しないとだめですね。
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2011.12.16
沖縄は典型的な冬の天気となり、連日の雨と北風です。
この先2週間は同じような天候が続く予報のため、日照不足に関する情報が、昨日、沖縄気象台より発表されました。
一方で、昨日は台風21号の発生も報じられました。

日曜日まで滞在していた東京では、一日毎に快晴でした。
暖かい陽に照らされ、日光浴をしていたツマグロオオヨコバイが羨ましく思い出される沖縄です。
  ツマグロオオヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO100 Speedlight
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リュウキュウバライチゴ
リュウキュウバライチゴ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
  2011.12.16
事務所の裏でリュウキュウバライチゴの花が咲き始めています。
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、早春の花のイメージがありますが、やはり気温の差なのでしょうか、沖縄本島中部は早いようです。
これから始まろうとする初冬に咲く早春の花、冷たい雨に打たれた姿は、やはり冬の花に映ります。
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2011.12.14
本日14~25日(日)まで、銀座4丁目交差点三愛ドリームセンター(8F・9F) RING CUBEにて
「Secret 2011」
という写真展が開催されています。
出展者47名の氏名は公表されていますが、どれが誰の作品かはシークレットというものです。
1作品1万5千円で購入して頂き、売上を東日本大震災の復興のために寄付するという企画です。
今年で3回目ですが、昨年まではやんばるの森の保護のために寄付されていました。
まぁ、私の作品はご来場頂けければ、すぐに判ると思います。

入場無料11:00~20:00(最終日は~17:00)火曜日休館
  Secret2011写真展
Secret2011写真展
Ricoh GXR A12(33/2.5Macro)
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2012年カレンダー「沖縄の自然」
2012年カレンダー「沖縄の自然」
Ricoh GXR A12(33/2.5Macro)
  2011.12.14
昨日納品された2012年のカレンダーです。
当初、今年はカレンダー製作の予定はなかったのですが、ギリギリになって製作することになりました。
そのこともあって、細部にはいろいろと気になる点がないこともありません。
それであっても、やはり自分自身の作品によるオリジナルカレンダーがあることは、嬉しいものです。

1・2月は、オオゴマダラ
3・4月は、やんばるの森、新緑
5・6月は、イシカワガエル
7・8月は、リュウキュウハグロトンボ
9・10月は、リュウキュウヤマガメ
11・12月は、ヤエヤマヒルギ群落
といった内容です。
自然観撮.orgでは、プレゼント企画もありますので、ご応募ください。
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ツワブキ
ツワブキ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
  ツワブキ
ツワブキ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
 
2011.12.13
10日ぶりに戻った沖縄は、雨続きです。
その雨に打たれるツワブキは、ちょうど満開を迎えています。
冬に咲くツワブキは、チョウやハチたちの貴重な蜜源なのですが、この雨では、当然のことながら、昆虫の姿は見られません。
今日になって、来年用のカレンダーが納品されました。
1・2月の画像は、ツワブキから吸蜜するオオゴマダラなのですが、このような光景はいつになったら見られるのでしょうか。
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エッシャー3Dゲーム
エッシャー3Dゲーム
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 ISO320
  エッシャー3Dゲーム
エッシャー3Dゲーム
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 ISO400
 
2011.12.12
友人からエッシャー作品の3Dパズルゲームを貰いました。
昔、ガラス板の上を1~9の数字の書かれたピースを移動して、順番に並べるパズルがありましたが、あれの3D版のようなもの。
もちろん細かい部分は異なりますが、基本的に共通しています。

しかし、透明の立方体に中には45°傾いたミラーが組み込まれていて、隣のブロックあるいはケース内側の垂直面の画像が見える仕組みです。
ですから、その組み合せは結構複雑なんです。
計5種類の作品を表示出来ますが、最初にトライした「爬虫類」も1時間前後要してしまいました。
ミラーレス時代に楽しむミラー仕様3Dパズルでした。

※その後別の4種類の作品にもトライしてみました。
慣れと共に、次第に時間も短縮しました。
しかし、最後の5種類目「メタモルフォーゼ」がどうしても完成しません。
どうも、ブロックの製作時にフィルムを貼る向きを間違ったようです(中断左端)。
完成できないパーツが2個ならば、こちらのミスだと思いますが、1個というところが製作ミスなのでしょう。
幸い、この作品が最初にトライしたものなら、もっと悩んだところだったでしょう。
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セイヨウミツバチ
セイヨウミツバチ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO200 Speedlight
  ツチバチの一種?
ツチバチの一種?
Ricoh CX6 105mm相当 ISO200 Speedlight
 
2011.12.11
忘年会ジーズンも重なり、しばらく東京に滞在していました。
その東京も今日が最終日、好天に恵まれました。
実家の庭のヤツデの花が満開で、たくさんのハチが訪れています。

ヤツデの花は、こんな季節に咲くものだったのですね。
見た目も地味な花で、香りも感じられません。
それでも、これだけ集まって来るのですから、ハチたちにとっては魅力的な花に違いありません。
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2011.12.10
本日は、所属する「日本自然科学写真協会(SSP)」の忘年会でした。
ちょうど三次会まで流れた時間帯に、皆既月食のピークを迎えました。
写真家の集まりですから、それぞれのカメラで撮影することに。
といっても、既に忘年会の三次会でいい加減酔いも回っていますから、三脚も使わず、手持ちであったり、壁に押し付けたりと簡易的な撮影です。
その中で、リコーCX6のデジタルズーム併用600mm相当、最高感度ISO3200での撮影が、最もよい画像を得られたようです。
ちょっと意外な結果に、驚きです。
  月食
月食
Ricoh CX6 600mm相当 ISO3200
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にほん風景遺産〜沖縄 やんばるの森を歩く〜
にほん風景遺産〜沖縄 やんばるの森を歩く〜
NikonD700 VR Nikkor24-120/4.5-5.6ED PL-Filter
  2011.12.9
BS朝日 第2回感動大賞・映像賞受賞記念の「にほん風景遺産~沖縄・やんばるの森を歩く」再放送が決まりました。
沖縄ローカルの地上波のみですが、よろしくお願いします。
番組には、ディレクター・出演・映像提供で関わり、メインフィールド山原(やんばる)の魅力を評価して貰い、嬉しい限りです。

2011年12月27日(火)午前9時55分~
琉球朝日放送(QAB)
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リュウキュウミスジ
リュウキュウミスジ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
  リュウキュウミスジ(ピクセル等倍)
リュウキュウミスジ(ピクセル等倍)
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
 
2011.12.8
どうも、天候に恵まれない沖縄というよりも、典型的な冬の沖縄になったようです。
北風が強く、雨混じりの空模様で、全く撮影には適しません。

そんな状況なので、先日撮影したリュウキュウミスジです。
この日も決して天気はよくなかったのですが、気温だけは高めで、昆虫たちの活動もそこそこでした。
感度はISO400、1/55sec.のシャッタースピードで、スローシンクロモードでのストロボ撮影です。
チョウの翅を開いたタイミングでレリーズしているので、ブレはあるでしょう。
ISO400の感度設定も、好条件とは言えません。

それでも、合焦部分をピクセル等倍で見ても、かなり解像しています。
特に、複眼の偽瞳孔の文様、腹部の鱗粉などはディテールが判ります。
※2枚目は、画像をクリックし拡大表示された状態でピクセル等倍表示となります。
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オオイタビ実
オオイタビ実
Ricoh CX6 31mm相当 F3.7 ISO100
  オオイタビ実
オオイタビ実
Ricoh CX6 31mm相当 F7.6 ISO100
 
2011.12.7
リコーCX6に搭載された「最小絞りモード」の効果を再検証。
前回は室内撮影だったのを、今回は野外撮影。
被写体のオオイタビの実は、直径3cm前後でしょうか。
ですから、まあまあの撮影倍率です。

被写界深度の増大という観点からは、それ程の効果を感じません。
やはり、撮影倍率が高いために、元々の被写界深度が浅いのが原因でしょうか。
前回の室内テストでも感じたのですが、ワイド側の最小絞りはもう少し絞られてもよい印象です。
マクロモードでのワイド端31mm相当での、開放絞り値がF3.7。最小絞り値がF7.6。
被写界深度の増大を目的とするのならば、F11前後は欲しいところです。
一方、テレ端300mm相当での開放絞り値がf5.6に対して、最小絞り値がF15.4。
反対にこれは暗過ぎる印象です。スローシャッターのためにブレてしまう危険性が増大します。
テレ端側も、最小絞り値はF11前後が理想ではないでしょうか。

恐らく、開放と最小絞りの2段階ですから、虹彩絞りではなく、円形絞りを出し入れしているのでしょう。
これならば、機構的にも、NDフィルターと同じ構造で済みますから。
そこを何とかもう一段頑張って、ワイド側テレ端それぞれF11を達成して欲しいのです。
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アオタテハモドキ
アオタテハモドキ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
  2011.12.6
まだまだ気温は高いものの、あまり好天には恵まれません。
やはり、冬の天気に移行しつつあるのでしょう。
そんな空模様の下、見慣れないチョウに出会いました。
最初、迷チョウかとも思ったのですが、どうやらアオタテモドキという名称が浮かんできました。
いつもは、翅を開いているので、すぐにイメージ出来るのですが、これも天候の所為でしょうか。

※本日、午前1~2時に、トップページのカウンターが390,000を迎えました。
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ダンダラテントウ
ダンダラテントウ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
  2011.12.4
ダンダラテントウは、真冬でも活動する昆虫です。
さらに気温が下がると、ナミテントウのように同じ場所に集合する傾向も見られます。
そしてナミテントウのように、翅の斑紋の変異に富んでいることも共通しています。

もっとも、集合する規模は数10匹程度で、とてもナミテントウの規模には及びません。
また、変異のバリエーションもそれ程多くはありません。
もうひとつ、サイズもナミテントウに比べると小型で、撮影するのも楽ではありません。
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イシガケチョウ
イシガケチョウ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400 Speedlight
  タイワンハネナガイナゴ
タイワンハネナガイナゴ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
 
2011.12.3
どうも、新型リコーCX6が届いてから、天気に恵まれません。
もちろん、カメラが悪いのではなく、もう沖縄も冬の天気に移りつつあるのでしょう。
まぁ、高感度撮影やブレ防止機能のテストにはなるのですが。

イシガケチョウも雨を避けてか、風を避けてか、夜のように葉裏に隠れていました。
タイワンハネナガイナゴも水滴だらけの葉の上で、じっと雨に耐えているような様子でした。
そろそろ、絶好のコンディションでの撮影をしたいのですけどね。
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タイリクショウジョウトンボ成熟雄
タイリクショウジョウトンボ成熟雄
Ricoh CX6 31mm相当 ISO400
  チャバネセセリ
チャバネセセリ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
 
2011.12.2
昨日撮影したリコーCX6による画像です。
天気が悪く、光量不足だったためにISO400での撮影です。
全く問題のない常用域でしょう。
先日の室内撮影ではISO800を試してみましたが、シャドー部を拡大するとノイズが認められますが、それでも実用域です。
ひと頃、高感度撮影に弱い印象のあったリコー機ですが、完全に過去のことになりました。

同時に、ブレ防止機能も目立たないながら、着実に進化している印象です。
今回も、自然光の手持ち撮影で1/50~1/60sec.ですが、歩留まりは7割前後でしょう。
撮影倍率を考えると、実用上充分なレベルだと思います。
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リュウキュウミスジ
リュウキュウミスジ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
  イシガケチョウ
イシガケチョウ
Ricoh CX6 105mm相当 ISO400
 
2011.12.1
今日も生憎の雨空でした。
昨日のように土砂降りではありませんでしたが、一日中降ったり止んだり。
おまけに風が強く、とても接写日和とは言えません。

しかし、冷え込んだ本土とは違い、日中の気温は25℃前後もあり、昆虫の姿は少なくありません。
強風で思うように飛べず、却って撮影し易いとも言えます。
お陰で、リコーCX6のテスト撮影に辿り着けました。

その第一印象は、シャープ。
先月のリコーGRデジタルIVで目を見張った超解像技術ですが、CX6にも活かされているようです。
CX5までのシャープネスとは、一線を画す画質のように感じます。
ISO400撮影も、ブレ防止機能も合格だと思います。
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