生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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タブノキ花
タブノキ花
Ricoh CX5 31mm相当 ISO100
  タブノキ花
タブノキ花
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 F19 ISO3200 SpeedlightX2
 
2011.2.28
今月11日に紹介したタブノキの芽吹きですが、早い株では既に花が咲き始めていました。
サイズもそうですが、色彩が凡そ花らしくないものです。
図鑑などでは、クリーム色と表現されることが多いようですが、薄緑色といった印象です。
周りの茎や葉などとほとんど同じ色なので、より目立たないのです。
芽吹きやは目を引く存在なのに、一番目立ってもおかしくない花は、何故これ程地味なのでしょうね。
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ハドノキ雌花
ハドノキ雌花
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 F11 ISO800 SpeedlightX2
ハドノキ雌花
ハドノキ雌花
NikonD7000 RFEMacro Lens281 F22 ISO3200 Speedlight
ハドノキ雄花
ハドノキ雄花
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 F11 ISO800 SpeedlightX2
  2011.2.27
今月19日に、当初ヤナギイチゴとして紹介した植物は、やはりハドノキのようです。
ハドノキの雌株、雌花も見つけることができました。
ひとつの花の直径は、1mmもない小ささです。

そして、既に紹介した雄花のほうも満開を迎えています。
雄花を撮影していると、何かの拍子に白い煙のようなものが起ちます。
最初は何か判らなかったのですが、どうもこれが花粉のようです。
ビデオでは撮影できましたが、スチルでは写っていませんでした。
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ツルグミ実
ツルグミ実
Ricoh CX5 138mm相当 Speedlight ISO100
  ツルグミ若葉
ツルグミ若葉
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 F16 ISO800 SpeedlightX2
 
2011.2.26
春の植物が開花すると同時に、冬の花は姿を消そうとしています。
ツルグミもそのひとつです。
先月の最も気温の寒い時期に、地味な花を開いていましたが、既に小さな実が膨らみ始めていました。
ツルグミの花弁は、まだこの段階では落ちることなく残ったままです。
それにしてもツルグミは、花といい、若い実といい、若葉までもこのオレンジ色の斑紋が好きですね。
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アカボシタツナミソウ
アカボシタツナミソウ
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 F11 ISO200 SpeedlightX2
  2011.2.25
一夜明けて、2週間ぶりの山原(やんばる=沖縄本島北部)は、一気に春を迎えていました。
春の花が一斉に開花し始め、これまで全く見かけなかった昆虫たちの活動も見られました。
中でも印象的なのが、このアカボシタツナミソウ。
春を代表する花ですが、2週間前には全く気配がなかったので、突然の印象です。
この花との出会いは、もう何十年も続いているはずですが、何度見ても、何度撮影しても飽きない姿です。
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2011.2.24
今晩は、隔週担当のTVの日。
その後、事務所に戻って準備をし、山原(やんばる=沖縄本島北部)にやって来ました。
先々週、立て続けに撮影できたケネガネズミの幼獣が気になってのことです。

残念ながら、同じ場所では目撃することはできませんでした。
しかし、そこからやや離れた場所で、撮影することができました。
と言っても、記録写真のレベルですが。
恐らく別個体だと思いますが、今の時期のケナガネズミは、かなりの割合で幼獣が混ざっているようです。
  ケナガネズミ幼獣
ケナガネズミ幼獣
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight ISO800
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夜桜
夜桜
Ricoh CX5
  2011.2.23
先日、那覇市内で運転代行待ちをしていた駐車場で、カンヒザクラが奇麗だったので撮影しました。
カンヒザクラも、花よりも葉桜状態の木が多くなってきました。
今年は、冬の寒さが巧く影響したのか、久しぶりに花を楽しむことが出来ました。
高圧水銀灯というのでしょうか、肉眼では奇麗に見えるのですが、どうもデジカメ撮影との相性はよくないようですね。
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夏雲
夏雲
Ricoh CX5
  夏雲
夏雲
Ricoh CX5
 
2011.2.22
昨日と今日の沖縄は、快晴に恵まれました。
日中、車の外気温表示は一時、25℃にもなりました。
空には、夏を思わせる雲も沸き立って、エアコンをONに、サングラスを掛けての運転となりました。
まぁ、このまま春本番ということはなく、また寒の戻りもあり、三寒四温の日々なのでしょう。
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ボーイング747
ボーイング747
Ricoh CX5
  2011.2.21
今回、上京するときの飛行機材は、通称ジャンボジェット、ボーイング747でした。
昨日、JALの同機材は19日が国内最終フライトであったことを知りました。
国際便も、3月1日までだそうです。

子供の頃を別にすると、定期的に飛行機を利用するようになったのは、1977年だったと思います。
その当時は、空の貴婦人と呼ばれたダグラスDC-8や3発エンジンのDC-10が現役機でした。
その後、747が登場したのかと思っていましたが、747の初飛行は1969年。JALにもその翌年には導入されていました。
何となく、新鋭機のイメージを持ち続けていましたが、既に40年以上も飛び続けてきたのですね。
大型にもかかわらず、バランスのとれた美しいデザインだったと思います。
ANAの747も、やはり間もなく姿を消すようです。

※JALグループに整備を依託している政府専用機も、機種変更を余儀なくされているようです。
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降雪
降雪
Ricoh CX5
  雪

Ricoh CX5
 
2011.2.20
先週は、ちょっと東京にいました。
着いた日の夕方に買い物に出掛けました。
店に入る前に、ちょっとみぞれっぽい雨だなと思っていたら、買い物をしているわずか10分足らずで雪に変わっていました。
かなりの降りで、数時間後には、すっかり路面が見えない程に積もっていました。
1年ぶりの、本格的な雪に遭遇しました。
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ヤナギイチゴ雄花蕾?
ヤナギイチゴ雄花蕾?
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5
  ヤナギイチゴ雄花?
ヤナギイチゴ雄花?
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 Speedlight
 
2011.2.19
昨日、紹介したヤナギイチゴの花の続きです。
昨日の雌雄同株のヤナギイチゴとは別に、雌雄別株の雄株と思われるヤナギイチゴも撮影しています。

葉の形状から、ヤナギイチゴだと思われます。
枝のほとんどを、小豆色の蕾が被っていますね。
さらに、その蕾の一部が白っぽく見えていたので、拡大してみると、既に開花しているようです。

と、思うのですが、疑問もあります。
雌花だけが着く、雌株のヤナギイチゴが見当たりません。
また、昨日紹介した雌雄同株の雄花の雄しべは4本ですが、この異株の雄しべは3本に見えます、
もしかすると、この植物はヤナギイチゴではなく、近縁の別種のなのでしょうか。
どなたか、お分かりの方、アドバイスお願いします。

※ハドノキ?
※※知人よりメールを頂き、やはりハドノキの可能性が・・・
  実が着けば一目瞭然なので、暫く観察してみます。
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ヤナギイチゴ雌花と雄花蕾
ヤナギイチゴ雌花と雄花蕾
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 Speedlight
  2011.2.18
本日アップされた、かがくナビの自然だよりの「ヤナギイチゴ(雄花)」です。
山原(やんばる=沖縄本島北部)の森の4・5月に、枝を被うようにオレンジ色の実を着ける光景は、よく目にしていました。
しかし、改めて花を観察するのは、初めてのことかもしれません。
何しろ、小さくて目立たないのが、その理由です。

調べてみると、ヤナギイチゴには雄花と雌花があり、雌雄同株と雌雄異株の場合があるようです。

かがくナビで紹介しているのは、開きかけと完全に開いた雄花です。
その下には、既に咲き終わり、実に生長しかかっている雌花があります。
雌雄同株の場合は、雌花の上というか先端に雄花が着く構造のようです。
但し、同時には開花せず、雌花が先に、雄花が後のようです。
雌花は、全く花らしくなく、白く短い毛のような小さな雌しべだけが、目印のような存在です。
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リュウキュウイチゴ
リュウキュウイチゴ
Ricoh CX5 Speedlight
  2011.2.17
三寒四温の言葉どおり、暖かい日も増えてきました。
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、冬の花から早春の花に置き換わりつつあります。
中でも、このリュウキュウイチゴのように、春本番の頃に実のなる種は、春の遠くないことを感じさせてくれます。

その昔、大学の昆虫学教室の新入専門学生歓迎のコンパを、山原の演習林で開いたことがあります。
恐らく、4月上旬だったでしょう。
そのときに、ちょうどリュウキュウイチゴの実の食べ頃と重なり、たくさん摘んだことを覚えています。
と言えば聞こえはいいですが、金欠の学生が昼ご飯代わりにしたという話です。
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2011.2.16
山原(やんばる=沖縄本島北部)で、冬から早春に見られる花のひとつに、サクラツツジが挙げられます。
白い花弁に赤い斑紋の散らばるものから、全体が薄いピンク色を帯びるものまで見られます。
九州南部、四国南部まで分布しますが、この花弁の白いタイプは、沖縄本島と奄美大島だけなのだそうです。
これまで、何度となくレンズを向けてきましたが、今回初めて知りました。
  サクラツツジ
サクラツツジ
Ricoh CX5 Speedlight
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アカメガシワ
アカメガシワ
Ricoh CX5
  2011.2.15
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、タブノキと共にアカメガシワの芽吹きも目を引く存在となってきました。
深紅の若葉は、展開するに連れて、ピンク色から黄緑色へと変化します。
その深紅~ピンクのときの常連が、タイワンツブノミハムシです。
このサイズの画像では、黒い点にしか見えませんね。

体長2~3mmの甲虫なのですが、いつも盛んに葉の表面を齧っています。
この写真を撮っているとき、初めて気づいたのですが、その齧った痕が、その後も黄緑色の水玉模様に拡大されて残っているのですね。
※画像をクリックし、拡大してご覧ください。
こうして見ると、アカメガシワの新葉の赤色は、表面だけであるのが判ります。
ところで、小さな若葉の表面だけを齧る理由とは何なのでしょう。
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工具チョコ
工具チョコ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 ISO400
  アニマルチョコ
アニマルチョコ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 ISO400
 
2011.2.14
さぁ、今年もこの日がやってきました。
日本では、何故かチョコレートが行き交う日です。
と商業主義を批判しつつも、「おぉっ!」と思う「作品」を貰うと、やはり嬉しいものです。

毎年欠かさず、贈ってくださる方からは、+ースクリュードライバーセット。
かなりリアルですね。
実は、以前にも、このシリーズの工具セット下さったので、これでかなり工作範囲が拡ります(?)。

もうひとつは、今年初めての方から。アニマルチョコセット。
かなり以前、このメーカーのブタを1匹貰ったことがあるので、存在は知ってましたが、今年は豪華な動物園です。
それぞれの種の体長、体重まで記されているのが、また凝っていますね。

う~ん、どちらも食べるのがもったいない。
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2011.2.13
山原(やんばる=沖縄本島北部)の真冬の渓流で開花する、サツマイナモリ。
花の背後に、小さな流れの入る環境を見つけ、その沢に下りました。
撮影を終え戻ろうとしたところ、日本最大のカタツムリ、ヤンバルマイマイの割れた殻が落ちているのに気付きました。
その状態から見て、ヤンバルクイナに捕食された痕のようです。
すぐ近くには、ヤンバルクイナのものと思われる羽毛も落ちていました。
冬季は、夜間樹上に登る姿の極端に少なくなるヤンバルクイナですが、日中の活動には変わりがない様子が感じられ、何故か安心しました。
 
サツマイナモリ
サツマイナモリ
NikonD7000 Tamron SP10-24/3.5-4.5 24mm相当 PL-Filter ISO800
ヤンバルマイマイ殻
ヤンバルマイマイ殻
Ricoh CX5 31mm相当 ISO400
ヤンバルクイナ羽毛
ヤンバルクイナ羽毛
Ricoh CX5 105mm相当 ISO400 Speedlight
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気温9℃
気温9℃
Ricoh CX5 31mm相当 DR-mode
  2011.2.12
真冬に逆戻りした山原(やんばる=沖縄本島北部)は、日中でも気温が9℃でした。
夜間より、さらに気温が低下したようです。
先日の好天に、これから三寒四温で春に進むと思ったのですが、それ以前より厳しい寒さのようです。
今後は、これを取り戻す勢いで春に向かって欲しいですね。
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2011.2.12
昨夜から、悪天候の中、山原(やんばる=沖縄本島北部)に来ています。
ケナガネズミの幼獣が気になってなのですが、北からの強風が吹き荒れ、大木も揺れる条件では、姿を現しませんでした。
夜が明けて、林道を走りましたが、着実に季節は進んでいるようです。
先月15日には、まだ黄色い葉を着けていたアカメガシワが、すっかり葉を落とし、深紅の芽吹きに置き換わっていました。
背後の山並みも、ハゼノキの紅葉が全く見られなくなっていました。
  アカメガシワ芽吹き
アカメガシワ芽吹き
NikonD7000 Tamron SP10-24/3.5-4.5 36mm相当 ISO400
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タブノキ芽吹き
タブノキ芽吹き
Ricoh CX5 31mm相当
  2011.2.11
今日は、寒の戻りで肌寒い一日となりました。
先日、山原(やんばる=沖縄本島北部)で撮影したタブノキの芽生えです。
今日、公開のかがくナビの自然だよりでも紹介しています。
冬の終盤から早春にかけての森で、アカメガシワの芽吹きと並んで目を引く鮮やかさです。
紅葉に負けない深紅の芽吹きとは、生理学的説明とは別に、生態学的意味は何かあるのでしょうか。
植物とはいえ、こんなに目立つ必要とは何なのでしょうか。
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ケナガネズミ幼獣
ケナガネズミ幼獣
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight ISO800
  2011.2.10
先日、撮影したケナガネズミの幼獣です。
その前の晩にも撮影していました。
このときは、1個体だけでした。
ケナガネズミの場合、一度に2~4匹が産まれるようですが、ここは何兄弟(姉妹)だったのでしょう?
成獣では、尾の白い部分の長さ、体の傷などで個体識別出来ることがあるのですが、幼獣ではさっぱり判りません。
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渓流環境
渓流環境
Ricoh CX5 DRモード
  渓流環境
渓流環境
Ricoh CX5
 
2011.2.9
今月2日に、新型リコーCX5のDR(ダイナミックレンジダブルショット)モードをテストしました。
そのときはまだ、各種機能設定が完全ではなかったので、DRモード撮影のときに、ノーマル撮影も同時記録に設定していませんでした。
そのために、比較画像の構図が少しズレてしまっています。
撮影後、そのことに気づいて、現在では同時記録にしてあります。

DRモードのネイチャー分野における活用は、こんなシーンでも有用ですね。
2枚の画像を合成するDRモード撮影で、動く被写体は向いていませんから、こんな状況で画面の多くを占める水流が気になります。
しかし、通常撮影であっても水流部分の動きは速く、シャープには写りませんから、そんな心配は要らないのでした。

リコーCX5、いよいよ明日発売です。
今日中に手にする人も少なくないでしょう。
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ケナガネズミ幼獣
ケナガネズミ幼獣
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight ISO800
  ケナガネズミ幼獣
ケナガネズミ幼獣
NikonD7000 VR Nikkor70-300/4.5-5.6ED Speedlight ISO1600
 
2011.2.8
一昨日、ケナガネズミの幼獣を撮影しました。
1本の枯れ木に、2個体が見られました。
秋から冬にかけて、ひと番いから2~4個体の子が生まれると言われているので、計算は合います。
成獣と同様に、背に長毛が目立つのですが、幼獣はそれが縮れています。
何処か、ヤマアラシのようでユーモラスに映ります。

一昨年から、次第に個体数の増加しているケナガネズミ。
以前は、山原(やんばる=沖縄本島北部)で絶滅の危険の高い種として、一、二を争っていたのが嘘のようです。
夜の林道を走っても、今の季節、ヤンバルクイナはほとんど見られません。
目撃する数は、ケナガネズミのほうが遥かに多い状況です。
今後も、さらに増え続けるのでしょうか。
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ビロードボタンヅル種
ビロードボタンヅル種
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 ISO100
  ビロードボタンヅル種
ビロードボタンヅル種
NikonD7000 Tamron SP10-24/3.5-4.5 Speedlight
 
2011.2.7
先月、1年掛りでを紹介したビロードボタンヅル。
今年の花も終わり、結実し始めました。
地味な花に対して、この銀色に輝く状態になると、その存在をアピールし始めます。
個人的に最も好きなのは、さらに綿毛が開いた状態ですが、それも間もなくでしょう。

山原(やんばる=沖縄本島北部)でも、限られた場所でしか見ることが出来ませんが、今年はどうも数が少ないのが気になります。
森のシャンデリアが、そこかしこに下がっていると、豪華な雰囲気なんですけどね。
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カンヒザクラ
カンヒザクラ
NikonD7000 Tamron SP10-24/3.5-4.5 WB:Tungsten
  カンヒザクラ
カンヒザクラ
NikonD7000 Tamron SP10-24/3.5-4.5 WB:Daylight
 
2011.2.6
2月に入って、初めての山原(やんばる=沖縄本島北部)です。
カンヒザクラが満開です。
しかし、セイヨウミツバチ以外の昆虫は全く見られません。
例年、蜜を求めてやって来るジャコウアゲハ、オキナワカラスアゲハ、オキナワビロードセセリはどうしてしまったのでしょう。

昨日、室内で物撮りをしていた設定そのままで撮影してしまいました。
ホワイトバランスが白熱球になっていたのです。
途中で気づいて元に戻しましたが、意外に、春の晴れた日の雰囲気が出ているような気もします。
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オオバギ花芽
オオバギ花芽
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 ISO3200
  2011.2.5
カンヒザクラも満開を迎えていますが、その他の植物も、開花に向けて着々と準備が進んでいるようです。
ちょっと目立たない存在ですが、オオバギの花芽を見つけました。
クリーム色の控えめな小さな花の集合ですが、その前段階も地味ながらちょっと面白い姿をしていますね。
何か、外の植物に似ているようにおもうのですが、思い出せません。野菜だったか、観葉植物だったか。
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カンヒザクラ
カンヒザクラ
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 ISO100
  2011.2.4
ちょっと撮影しなければならないものがあったために、日帰りで沖縄本島北部の本部半島に行ってきました。
何処も、カンヒザクラが満開です。
しかも、今年は例年にない見事な咲き方に感じます。
今年は、20数年ぶりの寒い冬ですが、やはりカンヒザクラは寒い季節に適応した種なのだと思います。
沖縄では冬なのに桜の花が満開というと、ソメイヨシノの感覚で捉える人が多いのですが、やはりカンヒザクラは寒緋桜なのです。

さて、これも何度も書いていることですが、今年の冬は本当に昆虫がいません。
カンヒザクラの花には、ジャコウアゲハ、オキナワビロードセセリ、オキナワカラスアゲハなどが訪花するのですが、今年は未だ1個体も目撃していません。
花はこれだけたくさん咲いているのに、不思議なことです。

ところで、この画像を見ていて思いました。
カンヒザクラの花弁や雄しべの色は、株によって異なるのかと思ってましたが、同じ株どころか同じ枝でも違うんですね。
あるいは、時間によって変化するものなのでしょうか。
もう30年以上見ているカンヒザクラですが、細かいことはほとんど知らないのに、今更ながら気づきました。
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オキナワサルトリイバラ花
オキナワサルトリイバラ花
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 ISO3200
  オキナワサルトリイバラ花
オキナワサルトリイバラ花
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 ISO3200 Speedlight
 
2011.2.3
事務所の近くで、オキナワサルトリイバラの花が咲いているのを見つけました。
既に、1月に山原(やんばる=沖縄本島北部)で開花し始めていましたから、不思議ではありません。
カンヒザクラのように、北から咲き始めるのでしょうか。
元々、山の中で見ることの多い種なので、平地での開花に出会うことは余り多くありません。
今後、オキナワサルトリイバラの開花のタイミングを気に掛けていきましょう。
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ハブカズラ
ハブカズラ
Ricoh CX5 DRモード
  ハブカズラ
ハブカズラ
Ricoh CX5
 
2011.2.2
DR(ダイナミックレンジダブルショット)モードは、今回のCX5で採用された新機能ではありません。
確か、CX1から搭載されたと記憶しています。
2枚の画像を合成して、ダナミックレンジを拡大しようという機能です。
動く被写体では、画像がズレてしまうので、適しません。
ネイチャーフォトの場合でも、このような植物の逆光撮影には、この機能が役立ちます。
木の幹のシャドー部まで、ディテールが再現され、肉眼に近い印象になりました。
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2011.2.1
夕方になって、急に晴れ渡りました。
ちょうど、外出していたのですが、道路脇の菜の花が斜光に照らされて美しく、思わず車を停めました。
本土で菜の花と言えば、アブラナを指すことが多いと思いますが、沖縄の場合はカラシナであることがほとんどなのです。
これからは、三寒四温であることを願いたいですね。
  カラシナ
カラシナ
Ricoh CX5 420mm相当
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アカギ芽吹き
アカギ芽吹き
NikonD7000 Micro Nikkor85/3.5 F5.6 ISO1600
  2011.2.1
寒い毎日ですが、春の兆しも見られます。
アカギも、一斉に芽吹きを迎えています。
花芽と同時に、新しい葉も同時に出てくるんですね。
ちょっと地味な存在なので、普段は気にして見ることもないんですが、誰も見てなくても、ちゃんと準備をしているんですね。
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