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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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写真展「亜熱帯やんばる〜多様性の森」終了しました。
ありがとうございました。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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空撮テスト
GoPro HERO3 by DJI PAHNTOM
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2013.11.30
今日はもうひとつ、エアダンパーのみの効果を確認してみました。 ジンバルなしでエアダンパーだけを介して、GoPro HERO3を装着した状態での撮影です。 意外なことに、ペンタックスQ7よりもコンニャク現象は軽微に感じます。 Q7にはブレ防止機能が搭載され、GoProにはないのにも係らずです。 恐らく、カメラの重量やバランスなどの問題なのだと思いますが、ちょっと意外な結果となりました。 カメラの取付角度を誤り、ラジコンヘリのランディングギアが入ってしまいました。 まぁ、テストの目的は果たせたので、よしとしましょう。
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2013.11.30
本日は朝から快晴無風、絶好のラジコンヘリ空撮日和。 1ヵ月前から延び延びになっていたペンタックスQ7による空撮テストが実現できました。 GoProは優れたカメラですが、それ以外の選択肢も追求してみたいものです。 と言っても、PHANTOMに搭載できる機材の重量は400gまでという制限があります。 少ない選択肢の中で、GoProの1/2.3型より大きな1/1.7型センサーを搭載し、対角魚眼レンズもあるペンタックスQ7は、極めて現実的な機材です。 その実用性を確認するために、ボディとレンズをメーカーから貸して貰いました。
前回は台風接近の中、テスト撮影を強行したのですが、その結果は惨憺たるものでした。 強烈なコンニャク現象が発生しました。 その後、エアダンパーを装着しました。 空撮動画を撮影する際、ジンバルと呼ばれる水平安定架台は絶大な威力を発揮しますが、専用カメラしか取付けられない制約があります。 しかし動画のクオリティを高めているのは、ジンバル本体の機能だけではなく、細かい振動を吸収するエアダンパーの機能も併せてのものです。 そのエアダンパーによるコンニャク現象の軽減も期待したいのです。
さて、その結果です。 ほぼ無風状態でしたが、やはりコンニャク現象が認められます。 カメラ本体のブレ防止機能にも期待していたのですが、飛行中の機体の振動は予想以上のもののようです。
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PENTAX Q7 & DJI PHANTOM
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当 ISO200
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空飛ぶ座布団
GoPro HERO3 by DJI PAHNTOM
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2013.11.29
昨日に続いて、失敗例のラジコンヘリ空撮映像です。 昨日の渓流への墜落に比べたら、大したことのない失敗ですが、自分でも笑っちゃいます。 この段階での撮影機材は、ジンバル(水平安定取付け架台)を装着した直後で、着陸脚と着陸面がスレスレな位置だったため、離陸時に薄いクッションというか座布団を使ったのです。 厚いと、機体の水平を保つのに安定感に欠けますから。
でまぁ、離陸は問題なかったのですが、着陸が問題でした。 当然、その座布団の上にソフトランディングしたかったのですが、これがローターからの風圧で動いちゃうんですね・・・ ガソリンエンジンや大きなローターの通常型のヘリよりも弱いとはいえ、やはりこの程度の風圧はあるんですね。 真上から垂直なソフトランディング?それが出来れば、こんなネタ披露しません。
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2013.11.28
先日の沖縄でのテレビ放映、ここ数日間での複数の講演などで、ラジコンヘリによる空撮映像を紹介したところ、とても反響が大きく驚いています。 さらにFacebookでも紹介したところ、これまた思い掛けないレスを頂きました。 もっともFacebookは仕事の場ではないので、ちょっと失敗例をアップしたのですが、却ってこれが受けたようです。 という訳で、こちらでもアップしておきます。
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渓流環境空撮
GoPro HERO3 by DJI PAHNTOM
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セスジツユムシ雌
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F18 Gyorome-8 Speedlight ISO800
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アマミナナフシ雌
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F4.9 SuperMacro-Mode ISO1000
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2013.11.27
オリンパスTG-2による撮影です。 数100カットを撮影し、この機材の位置づけが固まりつつあります。 魚露目8号との組み合わせと、スーパーマクロモードでの撮影に特化するのがベターでしょう。
魚露目を装着して、これ程速いフォーカスが可能な機種は他に知りません。 また、スーパーマクロモードでは35mmフルサイズ換算で最大14倍の撮影が可能です。 さらに未使用ですが、フルHDビデオ撮影や水中撮影も期待できそうです。
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南城市板馬空撮
GoPro HERO3+ by DJI PHANTOM
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2013.11.26
昨日撮影した空撮映像の続きです。 モコモコと盛り上がり、立体感に富んだ山並みも俯瞰すると面白い環境です。 一方、平面ではありますが、エメラルド色の海に打ち寄せる白い波のコントラストもまた捨て難いものがあります。 しかし、海面を飛行しての撮影は、より心配性が増大します。 淡水に没した機材なら復旧の可能性がありますが、海水ではほぼ無理でしょう。 まぁ、どちらにしても恐る恐るなのですけどね。
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2013.11.25
今日は未明から土砂降り。 昨日の快晴で空撮日和だったのとは大きな差です。 昨日は午前中に沖縄本島南部を半周し、数カ所で空撮をしてきました。
アップした場所は、南城市(旧知念村)の久手堅(くでけん)集落。 隣にある、聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」も含め、かつてこの一体はよく訪れたポイントです。 マダラチョウ類を初め、昆虫の豊富な環境です。 しかし6年前に御嶽入口にゲートが出来、有料になってからは行かなくなりました。 PRの結果、入場者の増加により石畳がすり減り、男子禁制が検討されているとの報道もあります。 訪れる人の少なかった時代から通っていた者にとっては、何か釈然としないものを感じます。
中の崖下には沖縄で最高位の拝所があり、地元の人々が拝んでられました。 今では、その姿を撮影する観光客との間にトラブルもあるようです。 自由に出入り出来た昔は、参拝を終えた方から、お供えのお菓子や果物をお裾分けして貰ったり、長閑な時代でした。
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南城市久手堅空撮
GoPro HERO3+ by DJI PHANTOM
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ハラビロカマキリ幼虫
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F6.3 Gyorome-8 Speedlight ISO2000
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ヒトスジシマカ
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F6.3 Gyorome-8 Speedlight ISO1000
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2013.11.24
昨日は、オリンパスTG-2に魚露目8号の組み合わせでも撮影をしてみました。 ちょうどテレ端100mm相当でケラレがなくなります。 F18の絞りも選択できるのですが、夕方で光量が足りずにF6.3での撮影です。 それでも、ISO-AUTO HIGHに設定していると、ISO1000や2000になっています。 そのためでしょうか、余りよい画質とは言えません。
一方、魚露目を用いた撮影で、最もフォーカスがスピーディな印象を受けました。 より光量に余裕があるときに、再度撮影してみたいと思います。
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中城城跡周辺空撮
GoPro HERO3+ by DJI PHANTOM
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2013.11.23
昨日届いたGoPro HERO3+を使ったラジコンヘリ空撮をしてみました。 場所は、世界文化遺産に登録されている中城城跡に隣接する場所です。 ときどき撮影に来るポイントですが、わずか数10m上空からは、このような景色が拡がっていることに驚きました。
シャープネスの向上に関してですが、公称値で33%アップですから、歴然としたものではありません。 そう言われれば、そのようにも感じます。 また、歪曲収差の低減ですが、中央から外れた地平線・水平線の歪みはそれなりに感じられます。 この2点は、前機種とより厳密に比較してみないとよく分りません。
反対に、逆光に強くなった印象があります。 完全な逆光でも、これまで程のコントラスト低下やハレーションは認められないように感じます。 まぁ、次第に前機種との違いを見出していきたいと思います。
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GoPro HERO2〜3+
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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GoPro HERO3&3+with Housing
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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2013.11.23
昨日はオリンパスTG-2のビデオ撮影の予定が、GoPro HERO3+が届いたので、そちらにかまけてました。 ネーミングからも解るように、今回はマイナーチュエンジです。 と言う割には意欲的な内容ですが。
もっとも、小型軽量化はハウジングでの対応です。 対水圧をこれまでの60mから40mに止め、無駄な空間を極力排除した賜物です。 本体のサイズ&重量は変わりありません。 だからと言って、今回のコンセプトは評価されないかと言えば、そうではありません。 HERO3のアクセサリーがほとんど流用可能なのですから。
個人的にちょっとがっかりだったのが、WiFi送信画像のレスポンス。 発表では、リアルタイムとなっていますが、やはり表示のタイムラグは生じます。 これまでが3秒遅れなら、今回は1秒遅れといった印象です。 さらにシャープネスが増し、歪曲が低減されたというスペックに関しては明日の実写テストを待ちましょう。
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イシガケチョウ
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F4.9 Speedlight ISO200
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イシガケチョウ
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F4.9 SuperMacro-Mode ISO500
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2013.11.22
知人の「使ってないので」というお言葉に甘えて、オリンパスTG-2を送って貰いました。 愛用してきたリコーブランドのズーム機が発売される気配がない中、ちょっと気になっていたコンパクトカメラがこれなんです。 スーパーマクロモードの撮影倍率は驚異的ですし、その状態でフルハイビジョン撮影も出来てしまうという、スグレものです。 魚露目8号との相性も良いと言われるし、15m防水、25mmワイド端も魅力的です。
昨日の夕方、1時間程時間を見つけてテスト撮影してみました。 さすがに、スーパーマクロモードはちょっとした驚きです。 しかし、通常撮影は屈折型光学系なので、画質はそこそこです。 また、任意の位置にフォーカスエリアを移動できないのがもどかしいですね。 内蔵ストロボの発光量の調整もしたいなど、リコーブランドで慣れてしまった機能がないと戸惑います。
わずか100カット程の撮影でしたが、決してあらゆるシーンに対応する万能機種ではないことが解りました。 しかし、明らかにこの機種でしか撮影出来ないジャンルも存在することも解りました。 「撮影散歩はこの1台で」とはいきませんが、どのシーンで取り出せば実力を発揮するのかも解りました。 さて、明日はビデオ撮影のテストをしましょうか。
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ススキ群落
GoPro HERO3+DJI PHANTOM
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2013.11.21
一昨日の山原(やんばる=沖縄本島北部)での撮影のメインは、ラジコンヘリによる空撮でした。 上空からのアングルは、いつもと違った新鮮な印象が得られるのですが、ススキだけは期待外れでした。 広大なススキ群落を地上から眺めていると、たくさんの穂が重なって見えてすばらしいものがあります。
ところが、そんな環境でも上から見ると、穂が疎らに見えてしまうのです。 地上の低い目線だと、手前の穂、奥にある穂が重なって、ボリューム感が増すのですね。 ラジコンヘリからでも、離れた遠くの部分はアングル的に穂が重なって見えています。 しかし、そこに近付いて上から見てしまうと、やはり疎らなんですね。 ちょっと蜃気楼のようでもあります。 「やはり野に置け蓮華草」「古郷は遠きにありて想うもの」どちらもちょっと違いますが、ススキという古来からの秋の風物詩を、無粋なアングルから暴いてはならないのかもしれません。
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ツワブキ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F4.5 SpeedlightX2 ISO100
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ツワブキ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F5.6 SpeedlightX2 ISO100
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2013.11.21
昨日に続いてツワブキです。 沖縄では、本来冬の花と紹介しましたが、同時にマダラチョウやイシガケチョウが吸蜜している光景がセットです。 それにしては、今回の撮影ポイントでは、チョウを全く見掛けませんでした。 ホウジャクの仲間を数回みただけでした。 ちょっと不思議な気がします。
それはこういうことかもしれません。 他の吸蜜植物が少なくなった冬になると、チョウたちはツワブキに集まってくるのです。 と言うと、もっともらしく聞こえますが、沖縄のチョウの最大の吸蜜源センダングサ類は、一年中咲いていますからねぇ。 結局、よく解りません。
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ツワブキ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F7.1 SpeedlightX2 ISO200
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ツワブキ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F6.3 SpeedlightX2 ISO100
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2013.11.20
昨日、日帰りした山原(やんばる=沖縄本島北部)。 今年は、既にツワブキが満開になっている場所が多く見られました。 例年、11月からポツポツ咲き始めますが、これ程早く満開になるとは驚きです。 本土並みですね。沖縄の例年の満開は12~1月。 本土では秋の花、沖縄では冬の花というイメージだったのですが。
たくさんの開花した株の並ぶスポットでは、こんなことにも気づきます。 株によって、花の咲き方というか形が、結構異なるのです。 栽培品種でもなく、地域変異でもなく、ちょっと不思議な気がします。
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ヒカゲヘゴ
Nikon D7100 Tamron10-24/3.5-4.5 25.5mm相当 F5.6 PL-Filter ISO100
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ヒカゲヘゴ
GoPro HERO3 by DJI Phantom
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2013.11.19
どうしても時間が割けず、かつどうしても行かねばならず、日帰りで山原(やんばる=沖縄本島北部)を往復しました。 午後からは、ほぼ晴れ間が拡がりましたが、相変わらず風は収まりません。 秋の澄み渡った青空をバックに、やっと台風の被害から復活しつつあるヒカゲヘゴの大きな葉が映えます。 その手前には、独特の模様の並ぶ幹が聳え立っています。 見慣れた光景ですが、今日はちょっと視点を変えてみました。 ラジコンヘリによって真上から見下ろしたものです。
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2013.11.18
決して、SLファンでも鉄道マニアでもないのですが、子供の頃から蒸気機関に興味がありました。 錠剤のアルミ缶や紅茶葉の缶を使って、自作しようとしたこともあります。 でも、結局シリンダーの加工精度が出せずに諦めました。
そして今から15年程前に、愛知のトヨタ自動車博物館を訪ねたときに、ショップでこの組み立てキットの蒸気機関車を見つけたのです。 確か、5千円程の価格で購入を躊躇したのですが、同行の親しくしていた知人が半分カンパを申し出てくれて購入したものです。 最近動かしていませんが、燃料を用意すれば、まだ走行可能だと思います。
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蒸気機関車
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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OPTIMUS 123R SVEA
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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OPTIMUS 123R SVEA
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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2013.11.17
フィールドワークに欠かせない携帯コンロ。 最近は無精になり、ガスカートリッジタイプを常用するようになりました。 しかし、本来はこんなガソリンストーブが理想です。
このスエーデン製のオプティマス123Rスベアは、もう100年以上も製造されている製品。 それだけ完成された機能なのでしょう。 機能も完璧ですが、この道具としての存在感も秀逸です。 「小さく、よく出来ている物」好きには、堪らないアイテムです。
左の画像だけを見ると、大きく見えるかもしれません。 しかし、実際は右の画像のようなコンパクトさなのです。 昔は、キスリングの外ポケットに詰め込まれたのでしょう。
ホワイトガソリンを高圧で気化し、それを燃焼させるのですが、燃焼ノズルが詰まった場合は爆発する危険性があります。 そのような事態を回避するために燃料キャップに安全弁が取り付けられています。 一度、山の中でこの安全弁が作動したことがあります。 火柱が5m程も立ち上がり、かなり驚いたのを覚えています。
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SUREFIRE DIGITAL2 ULTRA
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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2013.11.16
仕事柄、夜のフィールドワークが多く、ライト類へのこだわりは半端ではないと思います。 ビデオ撮影用には、コンパクトで光量があり、照明パターンにムラのないものが必須です。 業務用のバッテリーライトは、サイズと重量の点で不可です。 で、愛用しているのがSUREFIREというメーカー製品。 アメリカ製で、海外の警察や軍などの関連ドラマや映画では、度々登場します。 それだけ信頼性が高い証でしょう。
そのライトのスペアバルブを買いにショップに行ったところ、ショーウィンドウにこのメーカー製のLEDライトが展示されていました。 手に取って点灯として見ると結構な明るさ。しかも照度が4段階に調整できます。 値札は、3680円。 軽い気持ちで「これもお願いします」と言ったところ、「36,800円になります」。 げっ、1桁間違えていた・・・ でも、リーマンショック前のバブリーな頃、結局買って帰りました。 まぁ、永久保証だしね。とか思って使ってきました。 しかし、以前より値上がりが著しいCR123Aリチゥムバッテリー2本仕様。 最近は、よりコンパクトかつ同バッテリー1本でこれ以上の照度を誇る製品も少なくありません。 しかも、価格はそれこそ逆に1桁違います。 そこで今回、常用のカメラザックから取り出し、現役引退となりました。
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2013.11.15
次に出てきた懐かしグッズは、ハンディライター。 要するに、小型のワープロです。 本体のキーボードで小型液晶画面を見ながら文章を書きます。 そして、本体とスパイラルコードで接続されている細長い立方体を手に持ち、底面を紙に押し付けながらスライドすると、紙に文字が印字されるのです。 つまり、超小型のプリンターで、中にはこれまた超小型のインクリボンカセットが入っているのです。
さて、こんな特殊な機器を何に使っていたかと言うと、フィルム時代はカラースライド(ポジ)を1枚ずつカットした後、透明の袋に入れて保存していました。 その袋、ネガ袋と呼んでいましたが、表面に様々なデータを極細の油性サインペンで記入することになります。 しかし、字が極端に下手なので、代わりにこれで記入していたという訳です。 手書きよりも売上が上がったかというと、それは判りません。 まぁ、結局手書きよりも面倒で、次第に使わなくなってしまいました。
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CASIO HANDY WRITER HW-11
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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RICOH DC-4U
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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RICOH DC-4U
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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2013.11.14
次に出てきた物は、初めて買ったデジカメと言いたいところですが、実は2台目です。 所謂スイバル式でレンズが回転する3倍ズームレンズ搭載の130万画素機だったと思います。 この前にDCZ-3という35万画素機を購入しましたが、知人に譲って手元にはありません。 何度か、新型デジタル一眼レフを購入するときに下取りに出そうとしながら、持って行くのを忘れたりで、未だに手元に残っていました。
もしかして、まだ起動するかな?でも、どのバッテリーか分からないなぁ。などと思いながらバッテリー室を開けてみると、何と単三仕様。 そこで、電池を入れてメインスイッチをスライドさせると、何と液晶が点灯するではありませんか。 その液晶には「CARDをいれてください」の表示が。 この機種というか、この時代の代表的な記憶媒体は、あの切手のようなスマートメディア。 これも散々探してみましたが、見つからず仕舞い。 きっとスマートメディアをセットすれば、レンズバリアが開いて、液晶に像が浮かび上がったんだと思います。
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パワーブック用拡張ベイ
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当
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2013.11.13
数日前から、以前購入したある物を探しています。 しかし、これが出てこないんですね・・・ 手当たり次第、あちこち引っ掻き回すと、思い掛けない別の物が出て来るのです。
まず、このMacintosh PowerBook G3用の拡張ベイ。 もしかしたら、正式名称違うかもしれません。 以前、他のメーカーがノートパソコンと呼んでいた頃、AppleはBookであり、しかもPowerBookだったのです。 今のシルバー筐体と違って、黒い樹脂製で、少なくとも白いリンゴマークはあの頃のほうが目立っていました。 そのPowerBookの側面の一部が「カチッ」と外れ、その空間に何種類かの外付け機器が収納できたのです。 本来、コードで繋ぐべき周辺機器をサンダーバード2号のように、ベイを交換することによって、様々な機能を拡張できるのです。
実際に使っていたのが、光学ドライブとハードディスク。 この画像は、ハードディスクのほうですね。 中に2.5インチのハードディスクを収納する方式。 しかし、あの頃のPowerBook用のというか2.5インチのハーディスクはよくクラッシュしたものです。 そのためにも、外付けのハードディスクにデータをバックアップする必要が高かったわけです。 それにしても、あの頃のApple製品は、単なる機能の高さだけではなく、遊び心が感じられましたね。
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2013.11.12
今回、沖縄本島の運天港と伊平屋島の往復に利用したのは「フェリー伊平屋」498トン。 498トンというと小さな印象ですが、小型車だけなら33台積載できる規模です。 来春には倍近い新型フェリーに代わるそうです。 伊平屋島が、より身近な離島になることでしょう。
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フェリー伊平屋
RICOH CX6 28mm相当
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オオジョロウグモ雌
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F16 SpeedlightX2 ISO100
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2013.11.11
今の季節、伊平屋島では、丸々と太ったオオジョロウグモを多数目にしました。 今回は日程と天気の都合で、夜の森歩きは叶いませんでしたが、夜には頻繁にオオムカデに遭遇します。 どちらも、大型の捕食性節足動物です。 これだけの数を見掛けるということは、それだけ餌になる生物が多いということでもあります。 ここにも伊平屋島の自然の豊かさが見て取れます。
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クマヤー洞窟
RICOH CX6 28mm相当
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クマヤー洞窟上部
RICOH CX6
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2013.11.10
伊平屋島の東端近く、斜面から突き出したような岩の塊が目に付きます。 そして、この下に奇妙な洞窟があります。 クマヤー洞窟と言われ、狭い岩の隙間から中に入ると、突然広い空間が拡がっています。 高さ10mもある暗闇の空間は、いつもちょっと不気味です。 しかし、今回はいつも少し違いました。 岩の隙間からちょうど陽の光が射し込んで、内部が明るいのです。 今の季節の午前中は、こんな状態なのですね。
ところで、この洞窟はどうやって出来たのでしょう。 この岩の塊は珪岩(チャート)で、大きな褶曲が見られます。 ちょうどその褶曲の一部の柔らかい地層部分が、波の浸食で削られ空洞が生じたと考えられています。 実に不思議な自然の造形です。
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2013.11.9
琉球列島には、モリバッタが生息しています。 興味深いのが、島によって体色や翅の長さが異なり、亜種に分かれていることです。 奄美諸島、沖縄諸島、石垣島、西表島、与那国島でそれぞれの亜種が見られます。 しかし、小さな島には生息していないのです。
上記の島の中では与那国島が最小ですが、それに近い規模の伊平屋島はどうなのか気になっていました。 今回の伊平屋島で、雌を1匹目撃しました。 明らかに、沖縄本島亜種に似ています。 まぁ、大きく予想から外れる結果ではないですね。
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オキナワモリバッタ
RICOH CX6 Speedlight
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伊平屋島・クバ山
GoPro HERO3+DJI PHANTOM
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2013.11.8
伊平屋島の東端は小高い丘になっていますが、そこはクバ山と呼ばれています。 クバとはビロウの沖縄方言名。 上空から見ると、ちょっと面白い形をしています。
伊平屋島は、島の規模、人口が比較的近い与那国島とつい比較してしまいます。 与那国島にもクバは多く、様々なものに利用されています。 サンニン(ゲットウ)の葉の代わりにクバの葉でくるんだクバの葉餅もそのひとつ。 伊平屋島は県内有数のコメ産地ですが、何故クバの葉餅は作らなかったのでしょう? いえ逆に考えれば、何故与那国島ではサンニンがあるのに、クバの葉を使うようになったのでしょう?
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2013.11.7
一昨日の伊平屋島でのラジコンヘリ空撮です。 「送信機からの信号を巧く受信できてないようで、ある程度離れると自動的にGoHomeモードに入って戻ってきてしまうのです」 と書きましたが、どうもGoProビデオカメラからWiFi経由でスマートフォンに映像を飛ばしているのですが、その電波とラジコンヘリの送信機の電波が干渉しているのではないかと疑っています。 ネットで使用周波数帯域を調べてみると、やはり、その可能性があるようです。 最初から撮影カメラを搭載したニューモデルの販売がもうすぐ始まりそうですが、ニューモデルでは使用周波数が異なります。 やはり問題があるのでしょう。 しかしニューモデルには、ビデオの安定した映像撮影に不可欠のジンバルが使用できません。 その他の機能はそのまま、カメラはGoProをジンバルとセットで搭載できるモデルの発売を望みたいところです。
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伊平屋島・東端からの眺め
GoPro HERO3+DJI PHANTOM
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リコーGR DEEP WORLD
SHARP SH-02E
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2013.11.6
今回の伊平屋島滞在中、気になっていたのが、この本の到着。 日本カメラMOOK『リコーGR DEEP WORLD』 今春発売になったリコーGRは好評で、いくつもの解説書が出版されていますが、これ程趣味性を強く前面に押し出したものはないでしょう。 「亜熱帯の昆虫を撮る』というタイトルで3ページ担当させて貰っています。
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2013.11.5
今日は伊平屋島の最終日。昼過ぎのフェリーで本島に戻ります。 昨日も午後からフリーになったのですが、風が強く時おり雨も落ち、撮影日和とはほど遠い天候でした。 今日は朝から陽が射したものの、やはり風は強く、遠景はかなり霞んでいます。
伊平屋島で、今回一番やりたかった撮影は、ラジコヘリによる環境撮影。 まず、島の東端の灯台近くで撮影を試みましたが、このような環境は余計に風が強く機体が流されてしまうので落ちつて撮影ができませんでした。 次に島の中央部の林道の展望台横。 ここからならば、島全体が見渡せるはずだと思ったのですが、なかなか駐車スペースが空かず、しばらく待機状態に。 やっと撮影を始めたのですが、どうもラジコンヘリの調子が今ひとつ。 送信機からの信号を巧く受信できてないようで、ある程度離れると自動的にGoHomeモードに入って戻ってきてしまうのです。 やっと撮影用に機体整備が整ったかと思ったのですが、まだまだ課題は多いようです。
島の中央ポイントでの撮影に戸惑ってしまったので、もうひとつの目的地島の西端での撮影は断念しました。 また次回ですね。
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伊平屋島・腰岳林道から東端を望む
GoPro HERO3+DJI PHANTOM
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伊平屋島・米崎海岸
Nikon D7100 Tamron10-24/3.5-4.5 15mm相当 PL-Filter ISO100
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2013.11.4
今日で伊平屋島ツアーも最終日。 生憎の曇り空でしたが、海の色は相変わらずの美しさですね。 昨夕、このビーチでシーカヤック体験をしたのが、嘘のような雲の低さです。 11月にこのような色の海が見られるのは、やはり亜熱帯ならではですね。
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賀陽山頂から(島の東端を望む)
Nikon D7100 Tamron10-24/3.5-4.5 24mm相当 F6.3 PL-Filter ISO100
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リュウキュウムラサキ
Nikon D7100 VR MicroNikkor853.5ED VR F11 Speedlightx2 ISO400
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2013.11.3
伊平屋島2日目。 昨日予定されていた島の最高峰賀陽山登山は、雨の影響で今日に延期になりました。 まぁ、心配してた程のこともなく、何とか往復できました。 このところ、台風続きでデスクワークが多く、ちょっと心配だったのですが。
標高293mとは言え、島を見渡せる山頂からの眺めは絶景でした。 また、森林限界などと無縁の山頂にはたくさんのチョウが舞っていました。 中でも、傷ひとつないリュウキュウムラサキが印象的でした。
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伊平屋島(フェリー伊平屋より)
RICOH CX6
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イヘヤカサマイマイ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F11 SpeedlightX2 ISO400
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2013.11.2
アウトドアショップNEOSさん主催のネイチャーツアーで、今日から3日間伊平屋島です。 有人島では、沖縄県最北端の島です。 今夏通っていた与那国島に近い規模ですが、面積では3分の2。島の周囲では反対に2割長いという違いがあります。 島の最高峰は、賀陽山293m。 実は、今回この山に登るスケジュールが組まれていて憂鬱です。 通常のフィールドワークは、山頂に行くことが目的でないので、山登りは苦手なんですが・・・
夜は、民俗資料館でフォト&トークショー。 早速、昼のトレッキングで撮影した島の固有亜種イヘヤカサマイマイも紹介しました。 デジタル時代ならではの講演です。
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