生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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イリオモテヤマネコ
イリオモテヤマネコ
Nikon D300 Sigma18-50/3.5-5.6 Speedlight ISO800
  イリオモテヤマネコ
イリオモテヤマネコ
Nikon D300 Sigma18-50/3.5-5.6 Speedlight ISO800
 
2009.5.28
スチルの自動撮影ですが、やっっっっとヤマネコが写っていました。
残念ながら、発信器の付けられた個体ですが、これでも一歩は前進したでしょう。
これだけ写らないのだから、ヤマネコの性質はどれだけ神経質なのだろうかと呆れていたところ、今回はカメラやストロボの存在など全く気にしていない様子で、20数コマも写っていました。写ってみれば、まぁこんなものなのでしょう。
この場所に自動撮影カメラを置いて、のべ2週間程になります。そんな頻度でしか、この地点は通らないのかもしれません。明日から、この場所に迷彩テントを張って、待ち伏せしたとしても、次にこの場所に姿を現すのは、いつのことになるのでしょうか?
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2009.5.21
沖縄本島に戻ってきていますが、相変わらずの空梅雨です。
それでも、梅雨の季節に咲く草花は、例年どおりの姿を見せてくれています。
やはり強い陽射しは似合わない花だなぁと思って見ると、先程ごく短時間降ったスコールの雨滴が残っていました。
これから先、梅雨末期のまとまった雨は期待出来るのでしょうか?
  ゲットウ花
ゲットウ花
Ricoh CX-1
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朝霧
朝霧
Ricoh CX-1
  2009.5.13
早朝のヤマネコの撮影から宿に戻る途中、水田の上に濃い霧が掛かっている光景に出会いました。
下程濃く、上に行くに従って薄くなり、霞んで見える森を背景に白鷺の群が舞っていました。
夜討ち朝駆け、何度通ってもものに出来ないヤマネコ撮影ですが、こんな光景を目にすると、そんなことも一瞬忘れることが出来ます。
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2009.5.11
昨年の6月から毎月の西表島取材。その最大の目的の、イリオモテヤマネコのハイビジョン撮影は、なかなか巧くいきません。
しかし、ときには思い掛けない収穫もあります。この被写体に遇ったのは、もう8年ぶりくらいのことになるはずです。
日本国内に、未だこんな昆虫に名前も付けられずにいる不思議が残っているのです。以前出逢ったときは、スチルがフィルム撮影、ビデオが小型DV機によるSD撮影でした。
いつか、デジタル撮影とハイビジョン撮影をしたいと思いながら、早7年程が経過してしまいました。
今回見つけたのは、道路から間近の環境で、しかも比較的多くの個体が見られます。ヤマネコ撮影の合間をぬって、しばらくその場所に通うことになりそうです。
  グンバイウンカの一種
グンバイウンカの一種
Nikon D90 Tamron90/2.8 X1.5Telecon SpeedlightX2
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メスアカオオムシヒキ雄
メスアカオオムシヒキ雄
Ricoh CX-1 Speedlight
  2009.5.10
日本で最大のムシヒキアブの仲間が、メスアカオオムシヒキ。体長は40mm前後もあります。
一方、日本で最小のセミの仲間が、イワサキクサゼミ。体長は、翅を入れないと15mm前後です。
その最大のムシヒキアブが、最小のセミを捕食していました。和名のとおり、メスアカオオムシヒキは雌の体色が赤っぽく、黒色の雄よりもひとまわり大型なのです。これが雌だったら、もっと大きさの差が際立ったのでしょうね。
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