生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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雨々、降れ降れ〜 水不足解消!
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2007.3.31
次の意外な花はハゼノキです。沖縄では数少ない冬に紅葉する木の印象が強いのですが、この地味な印象の花はほとんど記憶にありません。その後の実を食べに鳥やケナガネズミがやって来るイメージもあるのですが。
 ここまで書いていて、急に不安になったのですが、これハゼノキの花で間違いないですよね?葉のイメージからなのですが・・
  ハゼノキ花
ハゼノキ花
Ricoh Caplio R6
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オオバギ花
オオバギ花
Ricoh Caplio R6
  2007.3.31
今日はこれまで見慣れているようなつもりでいたのに、実際に撮影してデティールを眺めると、意外な新鮮さを感じた植物です。
 まず、オオバギの花です。山原(やんばる=沖縄本島北部)の森では、森林が更新されたときに真っ先に占有するのが、アカメガシワやオオバギです。さらに、大集団になるアカギカメムシが、繁殖に用いる木の印象も少なからずあります。
 決して数の少ない樹木でもありませんし、これまでにも何度となく花を見てきたのに、あまりアップで撮影したことはなかったようです。こんな構造の花だったとは、知りませんでした。
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2007.3.30
日没直前にやっと出遭えた今年初めての昆虫は、キベリヒゲナガサシガメでした。美しい紅色とダークグレーのストライプ、スリムな体型は、お気に入りの昆虫のひとつです。
 かなり光量が落ちてきた中での撮影ですが、思った以上に奇麗な映像が得られました。繰り返し触れていますが、新機種の高感度画質は明らかに向上しています。感度を上げることによる粒状感は残されていますが、低光量下での発色は格段によくなっています。
  キベリヒゲナガサシガメ(ISO200)
キベリヒゲナガサシガメ(ISO200)
Ricoh Caplio R6
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アオカナヘビ(ISO200)
アオカナヘビ(ISO200)
Ricoh Caplio R6
  2007.3.30
今年初めて見る種類は、昆虫を想定していたのですが、何とそれは爬虫類のアオカナヘビでした。
 今年初めてらしく、何処か初々しい表情に感じられます。まるで、背後からも照明が当たっているように見えるのは、体表に白い粉が付いているためです。脱皮直後なのかもしれません。まぁ、昆虫の羽化とは違いますが、何処となく初々しい理由はここにあったのかもしれません。
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2007.3.30
今日の日中は汗ばむ程、陽が傾いてからも気温は下がらず、22時を過ぎた今も半袖でちょうどよいくらいです。
 これだけ気温が高いのですから、今日は是非今年初めて見る種類を撮ろうと思い被写体探しを始めました。ところが、なかなか巧くいかないものです。初めての昆虫と言えば、次から次へと吸血にやってくる蚊の集団くらいのものです。
 撮影に時間が割けたのが、夕暮れ時でしたので、ちょっと焦りながら歩いていると、コバノランタナの花の上にいるコハナグモと思われる幼体を見つけました。今年初めての種か否か判りませんが、何となくよい雰囲気なのでシャッターを切りました。
 感度をISO200に上げての撮影ですが、体長5mm程の小グモですから、撮影倍率はかなりのものです。新機種になってときどき思うのですが、前機種よりもブレ補正機能が強化されているように感じます。メーカーからは何もアナウンスがないので確証はないのですが。
  コハナグモ?(ISO200)
コハナグモ?(ISO200)
Ricoh Caplio R6
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カンヒザクラ実
カンヒザクラ実
Ricoh Caplio R6 Speedlight
  2007.3.29
1 月に開花したカンヒザクラの木に着いた実が色付き始めました。栽培品種ならば、ちょうど食べごろの色ですが、カンヒザクラの実はまだえぐいだけで、鳥も見向きもしません。もっと黒っぽく、アメリカンチェリー色になった頃が食べごろですが、その頃になると鳥との争奪戦必至です。
 もっと大きな実で果肉がたっぷりならば、鳥と張り合う気にもなりますが、実自体が小さい上にほとんどが種に占められているので、無駄な争いです。鳥たちの食べ残しを2、3粒味わうだけで今年も満足しそうです。
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2007.3.28
1週間前に咲き始めているのを見つけたナンゴクネジバナが、早くも開花のピークを迎えています。3月に入って寒の戻りがあったものの、ここ1週間程は、本格的な春の到来を思わせる気温になりましたから、一気に開花したのでしょう。
 前にも書きましたが、螺旋状にピンク色の縁取りのある小さな蘭の花を配置するデザイン、なんでこんな心憎い発想が生まれるのでしょうか?ルリハコベといい、小さな花を着ける野草の中には、本当に心動かされる種類が少なくありません。育種の結果、大輪の花を着けるようになった園芸品種には及ばない世界に感じられます。
  ナンゴクネジバナ
ナンゴクネジバナ
Ricoh Caplio R6
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新旧エスクード
新旧エスクード
Ricoh GR-Digital
  2007.3.27
8年ぶりに車を買い替えました。これまでは、3年毎に初回車検を受けずに買い替えていたのですが、今回は7年近くも乗ってしまいました。その間、2度も業務用ビデオカメラを購入したので、買い替えを延ばしていたのです。
 今回もスズキのエスクード、これで4台(代)目になります。しかし、今回はこれまでと大きく設計が変更になっています。これまでのパートタイム4WDからフルタイム4WDになり、外見からは判りませんが、ラダーフレーム構造からビルトインラダーフレームのモノコックボディになりました。そして全長も 20cm程伸びて荷室が広くなりました。さて、この車でどんなフィールドに出掛けて、どんな映像を撮影出来るでしょうか?
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2007.3.26
ノカラムシの少し巻いた葉の中からは、タイワントゲカメムシがこちらを伺っていました。ヨツモンカメノコハムシよりも光量に恵まれていたので、感度をISO200に設定し直して撮影しました。
 より再現のよい色彩の画像からは、黄色い紋がよく目立ちます。この黄色紋が目立っているのは、このカメムシの体色が通常よりも濃い個体だったこともあるようです。
  タイワントゲカメムシ(ISO200)
タイワントゲカメムシ(ISO200)
Ricoh Caplio R6
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ヨツモンカメノコハムシ(ISO400)
ヨツモンカメノコハムシ(ISO400)
Ricoh Caplio R6
  2007.3.26
3月に入って寒の戻りがありましたが、ここ数日は気温も上がり、空模様も比較的よく、春らしくなってきました。今日の日中は、今週末の31日に放映予定の特別番組の最後の編集作業と試写に立ち会ったため、撮影に出られたのは夕方になってしまいました。
 薄暗い茂みで、ノアサガオの葉の上にヨツモンカメノコハムシの姿を見つけました。光量が足りないので、感度をISO400まで上げて写し止めることが出来ました。やはり3月5日に、薄暗い中ISO400でヨツモンカメノコハムシを撮影しています。条件は異なりますが、明らかに前機種よりも高感度撮影の画質が向上しています。特に色ノリが格段によくなっているのが判ります。
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2007.3.24
キンレンカの花の周囲を1匹のセイヨウミツバチが盛んにホバリングしています。いくつかの花の間を行ったり来たりしているのですが、その動きが実にゆっくりしているのです。これは絶好の飛翔シーン撮影の好機だと思いレンズを向けました。
 ところが、1枚目はマクロモードにセットしていなかったためにピンボケ。2枚目以降数カットは、その前に感度をISO64にセットしたのをそのままにしていました。この写真もその設定なのですが、これがISO200前後の設定だったならば、もっとシャープにミツバチが写し止められていたでしょう。その後、感度もISO200に設定し直して、万全の体制になったのですが、その後のカットは花とミツバチ、そして背景のバランスに恵まれたものがありませんでした。そして、やがてミツバチも本来の機敏な動きを思い出したかのように、何処かに急に飛び去ってしまいました。
  セイヨウミツバチ(ISO64)
セイヨウミツバチ(ISO64)
Ricoh Caplio R6 Speedlight
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アオモンイトトンボ未成熟虫(ISO64)
アオモンイトトンボ未成熟虫(ISO64)
Ricoh Caplio R6 Speedlight
  2007.3.24
既に一昨日も紹介しましたが、アオモンイトトンボが目に付くようになってきました。今日見つけたのは、まだ胸部がオレンジ色の未成熟虫でしたが、それが却って腹部の水色とのコントラストが映えて新鮮に感じられます。
 撮影しようと近づくと、何か餌を食べているのに気付きました。もうかなりの部分が食べられてしまっていますが、その長い脚からすると、近くの水面を泳いでいるアメンボかもしれません。水面に浮かぶ獲物を捕食する瞬間を見てみたかった気がします。
 光量が充分だったので、ISO64で撮影してみました。このサイズの写真では判らないと思いますが、なかなかのシャープネスです。あと、メーカーからは公表されていませんがブレ防止機能がやや向上しているように思うのですが、実のところはどうなのでしょう。
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2007.3.22
春の陽気の中、待望のナンゴクネジバナが咲き始めました。まだ、開花のピークは先のようですが、既にほぼ全体に花を着けた株も見られます。小さな蘭の花を螺旋状に配置したデザインには、唸らせられます。この花を眺めるのが、毎年の春の楽しみのひとつなのです。
 これまでリコーキャプリオのRシリーズを使用してきて感じることのひとつに、コンパクトボディに収納された7.1倍の高倍率ズームでありながら、そのボケ味が意外なまでもよいのです。今回の背景はやや煩雑で、その性能を最大には発揮出来ていないと思いますが、今回のボディの薄型化に伴うレンズ設計変更でも、その隠れた魅力は受け継がれているようで安心しました。
  ナンゴクネジバナ
ナンゴクネジバナ
Ricoh Caplio R6
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アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボ
Ricoh Caplio R6
  2007.3.22
沖縄に夏のような陽が戻ってきました。もう、ポカポカ陽気というよりも汗ばむ陽気と言うに相応しい感じです。
 このような天気になると、既に羽化し始めていたトンボの姿が目に付きます。中でもアオモンイトトンボは、羽化直後の未成熟のものから、既に成熟色をまとったものまで、さまざまな段階が見られます。そして、1ペアは交尾にまで至っていました。
 明日、発売される新型のキャプリオR6で早速その姿を狙ってみました。今回、望遠端での撮影距離がやや長めになってしまったのが、唯一残念な点で、このような被写体では多少心配がありました。しかし実際には、心配する程のものではありませんでした。これまでも望遠端の最短撮影距離での撮影倍率は、少し中途半端に感じることがあり、使う頻度は少なめで、より高い撮影倍率の得られるやや短焦点域で撮影することが多かったのです。そのために、それ程のデメリットには感じないのでしょう。
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2007.3.19
今日はまた雨の一日でした。夕方になって、ほんのわずかな雨上がりの間に撮影に出ました。曇天の夕方のために光量が足りず、図らずも高感度撮影のテストとなりました。
 被写体は雨滴にまみれたニチニチソウの花。ここまでたくさんの雫が付いたままなのが不思議なくらいです。
 ISO400での撮影ですが、これまでの機種よりも明らかに色乗りがよいように感じられます。
 これは薄暗い条件で撮影していて気付いたことですが、背面液晶モニタが、これまでよりも見易く感じられます。それは単に大型化されただけではなく、これまでよりも明るくクリアに見えます。コンパクトデジカメでは言うまでもなく、液晶はファインダーの役目も果たしますから、これは重要な改善点と言えるでしょう。
  ニチニチソウ(ISO400)
ニチニチソウ(ISO400)
Ricoh Caplio R6
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オオゴマダラ(200mm相当)
オオゴマダラ(200mm相当)
Ricoh Caplio R6
  2007.3.18
陽射しが戻れば、蝶たちの姿も戻ってきます。やはり新しいカメラのテストは、このような被写体にレンズを向けたいものですね。
 フォーカスは機敏に決まりますし、色調も含めてなかなかの画質に感じられます。間違いなく、このシリーズ最高の出来だと確信しました。暫くは、快適な撮影が楽しめそうです。
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2007.3.18
今日は朝から陽が顔を覗かせました。昨日は今ひとつに感じられた、新緑の山並が見違えるように映えます。こうして見ると、今年の新緑もそれ程悪くはないようにも思われます。まぁ、人の感覚なんて、いい加減なものです。いえ、私の感覚がです・・・
 当てにならないと言えば、天気予報もまたそのとおりです。昨日は午後から晴れるというのを信じて山原(やんばる=沖縄本島北部)にやって来たのですが、小雨混じりの曇天。そして今日は曇りの予報に反して朝からの陽射しです。
 それにしても、今年の冬はよく解りません。異常な程の暖冬が続いたかと思ったら、3月に入って冬をやり直しているような気候なのですから・・・これで帳尻が合うのならよいのですが。
  新緑の山並
新緑の山並
Ricoh Caplio R6
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
NikonD200 VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED Speedlight
  2007.3.17
久しぶりにヤンバルクイナの番いを見ました。ヤンバルクイナは、12~2月頃の寒い時期はほとんど夜間樹上に登らなくなります。そして4~6月頃の繁殖期も同様です。その間の春先には、久しぶりの樹上のヤンバルクイナが見られるのですが、寒さが長引いたりすると、この両期間が繋がってしまう年もあります。
 ここまで書いていて気付いたのですが、右の個体の嘴の先端は白っぽいので成鳥に違いありませんが、左の個体の嘴はやや黒ずんで見えます。これは、まだ幼鳥である名残りです。昨春繁殖した子供と親が、この時期になっても共に生活していることなどあるのでしょうか?
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2007.3.17
夜の撮影でありがたいのが、AF補助光の内蔵です。これまでは、しっかりとライトで被写体を照らしていないとフォーカス出来なかったのが、構図さえ確認出来る照明だけでよいのです。しっかりと照明し過ぎると、撮影のライティングに影響が出ることもありましたからね。
 ところで、山原の春を代表するシマイズセンリョウの花がちょうどピークを迎えています。この花にいろいろな昆虫がやって来るのですが、夜となるとその種類も限られます。今晩の訪問者は、他の昆虫も捕食してしまうコバネコロギスでした。
  コバネコロギス
コバネコロギス
Ricoh Caplio R6 Speedlight
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タブノキ若葉
タブノキ若葉
Ricoh Caplio R6(ISO200)
  2007.3.17
新機種のデジタルカメラでは、是非南国らしい昆虫でテスト撮影をしたかったのですが、生憎の小雨混じりの曇天と強風で儘なりません。
 そこで、季節柄目に付く森の中の芽吹きや若葉にレンズを向けてみました。まだほんのわずかな撮影ですが、今回の機種の仕上がりの良さが感じ取れました。操作のレスポンスが非常によいのです。シャッターや各種ボタンの操作感もとても小気味よく感じられます。シャッターを押す以前に、撮影のリズムに乗れそうな雰囲気です。好天時の撮影はまだこれからですが、悪条件にもかかわらず、かなりの高画質であることも伝わってきます。
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2007.3.17
久しぶりに山原(やんばる=沖縄本島北部)に来ています。山並は、そろそろ新緑に染まり始めていますが、例年に比べると、いまひとつのように感じます。
 暖冬だったためでしょうか?あるいは、今月に入ってからの寒の戻りが原因でしょうか?昨年からハイビジョン撮影をしたいと思っていましたし、スチルも新機種で撮影したいので、ちょっと残念な気がします。今月後半に期待したいところです。
  新緑の山並
新緑の山並
Ricoh Caplio R6
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Ricoh Caplio R6&R5
Ricoh Caplio R6&R5
Ricoh Caplio 500Gwide
  2007.3.17
間もなく発売される新型デジタルカメラ、リコーキャプリオR6。最大の特徴は、厚さ23.3mm(最薄部20.6mm)とこれまでのR5よりも3mm近く薄くなったことです。これまでカタログスペック上では、あまり評価していなかったのですが、実際に目の当たりにすると、大きな魅力に感じます。機能は落とさずに薄くなることに、もちろんデメリットなどありませんからね。
 R5のマクロモードは、ときどきフォーカスに迷いが生じることがありましたが、R6ではとても小気味良いフォーカスをしてくれる点、ほとんどクローズアップモードで使う立場からは、嬉しいことです。さらに、これまでは暗闇でのフォーカスに苦労していましたが、今回からはAF補助光も装備されて、夜間の撮影にも威力を発揮しそうです。さて、実写画像が楽しみです。
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2007.3.16
今日はときどき薄日が顔を覗かせる程度まで、天気も回復しました。ところが、今日は一日那覇市内で仕事をしていたので、明るい間に撮影する時間がとれませんでした。
 そこで、深夜になってから、今月11日に紹介した不思議な反射像の検証をしてみました。カメラボディ表面にあるエンブレムの文字が反射して、鏡像(逆像)にならずに正像に写し出されるという現象です。その原因として、文字表面がV字型になっているということが関係しているかもしれないとのことでした。そこで、表面を拡大撮影してみると、確かに斜めに何本ものV字状の溝が刻まれています。しかし、これが何故、正像の反射像を作り出すのかは、やはり私の知識では理解出来ません・・・
  エンブレム
エンブレム
NikonD200 RFE Macro Lens N281 Speedlight
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オオゴマダラ
オオゴマダラ
Ricoh Caplio R5
  2007.3.15
今日は、また雨の一日に逆戻りしてしまいました。しかも時間帯によっては土砂降りとなって、衛星放送の画像が乱れる程でした。しかし、気温はそれ程下がらなかったので、ちょっと蒸すような陽気でした。
 今日はなかなか撮影に出られるような空模様ではなかったので、昨日撮影の写真です。度々、訪ねてはオオゴマダラなどの撮影をしていますが、実はとても狭い空間なのです。ちょっとアングルをずらせば、電柱や電線、民家やガードレール、車が画面に入ってきます。ですが、周りに住まわれている方々が、いろいろな植物を植えて奇麗に整備され、とてもよい雰囲気の場所なのです。
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2007.3.14
昨日までの天気が嘘のような青空が戻ってきました。やっと今年の確定申告を済ませての帰り道、オオゴマダラのポイントに立ち寄ってみると、爽やかな青空を背景に数頭のオオゴマダラが、盛んにメキシコサワギクに訪花していました。確定申告から解放されたのと相まって、爽やかな気持ちいっぱいです。
 嬉しいことには違いないのですが、この好天が一日早く訪れていれば、昨日沖縄本島を離れてしまわれた海野和男さんにも、この光景を撮影して頂けたのですが・・・ 好天の戻った嬉しさと同時に、申し訳ない気持ちもいっぱいです。
  オオゴマダラ
オオゴマダラ
Ricoh Caplio R5 Speedlight
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オオミノガ
オオミノガ
Ricoh Caplio R5 Speedlight
  2007.3.13
不思議な光景を目にしました。ある1本の木の枝のあちらこちらに、ミノムシの蓑が固まって付いているのです。木全体では、きっと数百という数に違いありません。
 よく見ると、尾端と思われる側に羽化殻のようなものが付いている蓑が多いのです。集団で羽化した痕なのでしょうか?しかし、尾端側に羽化殻が付いているのも不思議です。あるいは、他の昆虫が寄生して羽化したのでしょうか?
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2007.3.13
海野和男さんとごいっしょに、近くポイントを回ったのですが、朝からの断続的な雨に撮影も儘なりません。それ以前に、被写体の昆虫がほとんど見当たりません。
 やっと見つけた羽化直後のダンダラテントウも、大きな雨滴に包まれた状態です。よりによって、何でこんな日に羽化してしまったのでしょうね。
 暑いと感じる程の日が多かった2月ですが、3月になって寒の戻りというか、まるで冬をやり直しているような毎日です。
  ダンダラテントウ
ダンダラテントウ
Ricoh Caplio R5
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海野和男さんと
海野和男さんと
Ricoh GR-Digital Speedlight
  2007.3.12
今日は、来沖中の海野和男さんに、拙事務所をお訪ね頂きました。
 って、単に呑でるだけなんですが(現在進行形at23:12p.m.現在)・・・
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2007.3.12
今日はときおり薄日が射す天気になりました。このところ、ルリハコベの花が満開です。花期の長い種類ですが、例年、沖縄では春先に見頃となります。
 何処にでもある雑草と言えばそうなのですが、見ていて飽きない花ですね。改良された見栄えのする園芸品種もよいですが、その世界とはまた別の良さが漂っています。
 照明や背景処理に凝った写真よりも、テクニックに頼りすぎずに素直に写した写真のほうが、何か訴える力に満ちていることに通じるようにも思います。
  ルリハコベ
ルリハコベ
Ricoh Caplio R5
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バナナセセリ
バナナセセリ
Ricoh Caplio R5
  2007.3.11
昨日、久しぶりに晴れたかと思ったら、今日はまた低温と雨の冬に逆戻り。昆虫の活動も望めないので、期日の迫ってきた確定申告の準備に専念することにしました。
 そこで、今日の写真は10日程前に撮影したもの。今年初めて見るバナナセセリを撮影していると、バナナの茎の表面に何かチラチラ動く模様があるのです。よく見ると、それは文字に見えます。何と、それはカメラボディの機種名のエンブレムの文字が反射しているものでした。カメラの角度を調節すると、ちょうどバナナセセリの翅にピッタリ収めることが出来ました。日本最大のセセリチョウでなければ、さらにもっと明るい色の翅だったら、こうはいかなかったでしょう。
 さて、ひとつ不思議な点があります。何故、反射した文字なのに鏡像(逆像)にならないのでしょう。メーカーの方もよく解らないそうなのですが、エンブレムの表面はV字状になっているそうです。そのために2度反射してこうなったのかもしれないということでした。
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2007.3.10
1週間ぶりに陽射しが戻ってきました。くっきりとした青空までとはいきませんが、久しぶりの好天です。この好天の復活に喜んでいるのは人間だけではないようです。
 この1週間、曇天や雨天の下では、全く活動的な姿の見られなかったオオゴマダラたちが、今日は引っ切りなしに訪花します。多いときには、10頭近くが視野に入ります。
 天気の悪い日には、業務日誌のネタに悩まされることは少なくありません。一方で、今日のような好天の日には、手持ちのバッテリーやメモリーカードがあっと言う間になくなってしまう贅沢な悩みとなります。久しぶりにこの贅沢を味合うことが出来ました。
  オオゴマダラ求愛
オオゴマダラ求愛
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED Speedlight
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オオゴマダラ
オオゴマダラ
Ricoh Caplio R5
  2007.3.9
今日も朝から雨が降っています。ちょっと小降になった日中に外に出てみたのですが、すぐにまた本降りに・・
 この1週間、冬の天気に逆戻りしてしまって、足が遠のいていたオオゴマダラの発生ポイントを見てきました。もう羽化のピークも過ぎ、このところの寒さと雨で羽化個体も見られないだろうと思ったのですが、葉裏で羽化を終えた2頭を確認することが出来ました。
 しかし当然のことながら、近くの植物に訪花するような活動的なオオゴマダラの姿は全く見ることの出来ない、寂しい雨の日でした。
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2007.3.8
一体いつまでこの愚図ついた空模様が続くのでしょうか。やっと姿を現し始めていた昆虫たちも、何処かに身を潜めてしまったようです。そのために、この南島漂流記もここ数日、植物の話題が続いていますね。
 今日紹介する花は、リュウキュウハナイカダ。葉の中央に花が乗っているような姿から、このような和名で呼ばれています。なかなか洒落たネーミングですよね。
  リュウキュウハナイカダ
リュウキュウハナイカダ
Ricoh Caplio R5
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トベラ
トベラ
Ricoh Caplio R5
  2007.3.7
低温と北風は収まってきましたが、一日中どんよりとした空模様でした。こんな天気続きですが、今日も春の花が咲き始めたのを見つけました。
 トベラの花です。小さな花ですが、ジャスミン系の香りのする、春の季節に相応しい存在です。春の花が次々と開き始めましたが、あと足りないのは穏やかな陽射しと、昆虫たちの姿でしょうか。
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2007.3.6
今日も低温と北風の一日でした。やっと少しずつ昆虫が姿を現し始めたかと思っていた矢先の寒の戻りに、却って被写体が減ってしまったように感じます。
 その点、植物は何処にも移動しませんが、逆に冬空の下で咲き続ける花は寒々しい感じが漂ってきます。特に、アカギのように目立たない花はなおさらです。一昨日紹介したシマイズセンリョウの花も、似たような細かな白い小さな花ですが、何処か華やかさがあります。一方、このアカギの花はどこまでも地味な目立たない存在です。アカギは大木に生長する存在感ある種ですが、花自体は正反対の印象ですね。
  アカギの花
アカギの花
Ricoh Caplio R5
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ヨツモンカメノコハムシ
ヨツモンカメノコハムシ
Ricoh Caplio R5 (ISO400)
  2007.3.5
全国的に大荒れの天気だったようですが、沖縄も早朝からの土砂降り、併せて昨日より10℃近くも低い気温と強い北風に、冬に逆戻りといった一日でした。
 夕方になって、やっと雨も上がり、カメラ片手に散歩に出ました。ほとんど何も被写体になるようなものはなかったのですが、そろそろ帰ろうかと思ったときに、ノアサガオの葉の上に静止するヨツモンカメノコハムシを見つけました。久しぶりに見る姿ですが、ピタリと伏せたまま全く動きません。きっと「なんでこんな日に出てきちゃったんだよ・・」と呟いているに違いありません。
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2007.3.4
いつもの撮影散歩コースのひとつ琉球大学の林で、シマイズセンリョウの花が咲き始めているのを見つけました。
 シマイズセンリョウの花は、山原(やんばる=沖縄本島北部)の春を代表する花のひとつで、さまざまな昆虫が集まります。
 琉球大学のキャンパスの中央に残されている林は山原の植生に近いものがあるのは知っていましたが、思いがけないところでこの花を見ました。先週の山原では、まだどの株も固い蕾のままでしたから、やはり沖縄本島中部のほうが開花は早いようです。残念ながら、昆虫は何も飛来していませんでしたが。
  シマイズセンリョウ
シマイズセンリョウ
Ricoh Caplio R5
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アオモンイトトンボ未成熟虫
アオモンイトトンボ未成熟虫
Ricoh Caplio R5
  2007.3.3
いよいよトンボも羽化し始めました。数日前にも1匹だけ見掛たのですが、今日はいつもの撮影コースの池の畔で、羽化直後のアオモンイトトンボを3匹見つけました。
 中でも、この個体は全身がオレンジ色がかっていて、如何にも羽化直後という雰囲気でした。羽化直後でまだほとんど飛べないのだろうと思っていたのですが、それは違うようでした。この後、ビデオ撮影もしようと、ちょっと目を離したところ、もう同じ場所にはいませんでした。
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2007.3.2
昨日の午後から天気が崩れ、今日は小雨の一日でした。そんな小雨の下、1頭のヤマトシジミがランタナの葉の上に静止していました。
 ヤマトシジミは一年中真冬でも成虫の姿が見られますが、このようにじっくりとレンズを向けたのは久しぶりのように思います。ヤマトシジミの翅(はね)の斑紋は寒い冬になるとほとんど消えてしまいますが、この個体は比較的はっきり見えます。これは、最近羽化してきた個体だからなのでしょうか?それとも、暖冬の影響なのでしょうか?
  ヤマトシジミ
ヤマトシジミ
Ricoh Caplio R5
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キクヅキコモリグモ
キクヅキコモリグモ
Ricoh Caplio 500Gwide Speedlight
  2007.3.1
連日の高い気温のせいか、小さな池の畔では急にキクヅキコモリグモの姿が目に付くようになってきました。暖冬なのに昆虫がいないいないと言っていますが、これだけ丸々と太っているからには、餌になる小さな昆虫くらいは事欠かないのでしょう。
 水面や水草の上を歩き回っては、小さな昆虫を捕食しています。クモの仲間は、たくさんの眼で広範囲の獲物を捕捉しますが、流石に真後ろのハエには手が出ないようです。
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