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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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「南島漂流記」も24年目に突入。これからもよろしくお願い致します。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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ユツン三段の滝
Nikon F100 Nikkor18-35/3.5-4.5ED PL Filter RVP100
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2003.6.28
西表島のユツン三段の滝へ行ってきました。西表島は、たくさんの川が海に流れ込み、その途中の渓流環境には、多くの滝が見られます。中でも、県内最大の河川、浦内川にあるマリウド滝、カンピレー滝などは観光スポットしても有名です。 これらに比べるとユツン川自体余り知られていませんし、その上流部にある三段の滝は、海岸線を走る道路からは、遠くに小さく見えるだけです。しかも、水量が少ないときはほとんど目立たず、大雨の直後などでないと、その存在を忘れがちです。 おまけに余り訪れる人の少ないポイントということもあって、下流部を除いて、滝までのルートも解り易いとは言えません。直線距離にすれば大したルートではないのですが、途中撮影をしながらの往復は2日掛りとなってしまいました。しかし、それが幸いして、28日の午前中に到達出来たユツン三段の滝の眺めはすばらしいものでした。このような撮影行の場合、はっきりとした到着時間は判りませんし、ましてその場所の光線状態など予想も出来ません。そして気象条件は、運を天に任せる他にありません。 ところが、今回は最初のアプローチで、運良く最高の条件で撮影することが出来ました。亜熱帯の初夏の光線の中に浮かび上がった三段の滝は、本当に美しいものでした。
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2003.6.25
これまで3年近く使い続けてきた携帯電話を、つに買い換えました。これまで使用してきたのは、NOKIA NM502i。iモード対応なのに、小さなモノクロ液晶で、いろいろと使い難い点もあったのですが、この機種の最大の特徴は、ノートパソコンと赤外線通信で接続可能なこと。つまり、ノートパソコン&携帯電話経由で通信する際、一切コード類を必要としない訳です。 日頃、メールやインターネット接続など、通信関連の仕事はすべてPowerBook(ノートパソコン)に分担させています。事務所では、電話回線を経由して使用していますが、出先、旅先ではPHS経由で使い、さらにPHSも使えない地方では、携帯電話経由となります。その場合に、コードもカードも必要とせずに接続可能なことはとても便利でした。 しかし、2個のバッテリを交互に使用してきましたが、どちらも半日も持たなくなり、後継機種もないため、ついに買い換えを決心しました。新しく購入したのは、R692i。かなり大振りな機種ですが、防水機能が一番の特徴です。何れ、このページにも登場することでしょう。
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NOKIA NM502iとPowerBook G3/500
NikonD1X Nikkor18-35/3.5-4.5ED
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リュウキュウアブラゼミ
NikonD1X Sigma8/F4 X1.4Telecon Speedlight
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2003.6.21
沖縄地方は例年よりも2日早く、梅雨明けを迎えました。数日前、本州が梅雨入りした時点で、沖縄の梅雨明けの間近なのは判っていましたが、実際に梅雨明け宣言を聞くと、やはり嬉しいものです。 梅雨明け初日の今日は、くっきりと青空が広がった訳ではありません。それでも、ちょっとした茂みの幹を探してみると、リュウキュウアブラゼミとクロイワニイニイのたくさんの姿。いつの間にこれ程増えたのかと驚くくらいです。 昆虫の活動に不可欠な適度な気温と湿り気のバランスの保たれた、これから約1カ月間が、亜熱帯沖縄の昆虫たちのベストシーズンとなります。今シーズンは、どのような昆虫のどのようなシーンとの出会いが待っているでしょうか?楽しみの広がる梅雨明け初日です。
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2003.6.12
すっかり「南島漂流記」の更新をサボッている間にも、いろいろな出来事がありました。 今日は、小学館から1年間に渡り毎週刊行されてきた『週刊日本の天然記念物』の最終50号が発売され、シリーズを無事完結しました。日本の天然記念物の代表的な種類を週刊で紹介し、さらに各巻に精巧なフィギュア(動物立体模型)が付いてくるという意欲的な企画でした。 第1号の「イリオモテヤマネコ」に始まり、最終50号の「やんばる・小笠原・伊豆諸島」に終ったことに象徴されるように、沖縄、琉球列島も度々取り上げられました。 社会現象に結び付くような爆発的な売れ行きに至らなかったのは残念ですが、動物写真雑誌、科学雑誌が軒並み廃刊に追い込まれた中での、このような大型企画は実に貴重な存在でした。これだけに終わらずに、さらに今後の企画に繋がればと思います。
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『週刊日本の天然記念物』全50巻とフィギュア
NikonD1X Nikkor18-35/3.5-4.5ED
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