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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。
これからも、よろしくお願い致します。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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ススキ
Ricoh Caplio R7
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2007.10.28
冬嫌いの身にとっては、認めたくないのですが、日に日に秋らしさが深まっているのは確実です。今日も、散歩の途中で、出始めたばかりのススキの花穂を見掛けました。ちょうど夕方の逆光気味の斜光に照らされて、何とも言えないよい雰囲気を感じました。 秋の次に夏がやって来るのなら、よい季節なんですけどね。まぁ、それでは、秋とは呼べませんし、本当に秋の好きな方には怒られてしまいそうですね・・・ とは言っても、秋にはよいこともあります。機材を持って、歩き回ってもあまり汗をかかずに、体力の消耗も少なくて済みますね。
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2007.10.26
昨日から風が強いと思っていたら、今日、大東島近海で台風20号が発生しました。やはり今日は、昨日にも増して、風が強いのを感じます。こんな日は、昆虫などの小動物の撮影は、全くのお手上げです。 それにしても、最近の台風の発生パターンは、以前と違うように感じます。以前は、もっと南の熱帯地域で発生して、徐々に発達しながら沖縄近海に近づくというものでした。それが、最近では、沖縄近海で発生して急激に発達するのです。これも、海水温が高いために、沖縄近海で発達することが可能になったからのではないでしょうか?そして、その海水温が高い原因が地球温暖化なのだしたら、すべて辻褄が合ってしまいます。 ところで、今日の写真は、肉眼ではかなりの強風を感じる状況だったのですが、静止画にしてみると、ほとんど迫力がないですね。
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台風余波
Ricoh Caplio R7
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エダナナフシの一種
Ricoh Caplio R7
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2007.10.24
イネ科植物の葉裏に、エダナナフシが静止していました。まるで、何の疑問もなく安心しきった様子なので、「それはちょっと違うだろ?」と、レンズを向けた途端、「サボってたのばれた?」とばかりに移動を始めました。 それ程珍しい種でもないので、完璧な程に枝に擬態しているのに相応しい状況、あるいは、完璧なまでにミスマッチな状況でならば、シャッターを押そうという気になるのですが、このような中途半端な状況になっては、あまり撮影意欲が沸きません。
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2007.10.22
琉球列島に分布している固有の植物には、よく「シマ」と付けられることが多いようです。このシマツユクサもそのひとつですが、どうも他の「シマ」の付く植物とは印象が違います。 多くの「シマ」植物は、「シマ」の付かない種に比べて、小振りだったり、地味な存在の印象が強いのです。しかし、このシマツユクサの花は、ツユクサよりも立派で繊細な色使いに感じられます。写真を撮ったときは種名が判らなかったのですが、ちょっと意外な出逢いでした。
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シマツユクサ
Ricoh Caplio R7
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タイワンハネナガイナゴ
Ricoh Caplio GX100 Gyorome-8 Speedlight
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2007.10.21
今では、ほぼデジタルカメラがフィルムカメラに置き換わっています。かつてデジタルカメラがフィルムカメラに性能的に劣っていた時代の延長でしょうか、デジタルカメラは画素数を増やす方向に機能を求め続けています。 しかし、単純に画素を増やせばよいわけではありません。いろいろな弊害も出てきます。撮像素子のサイズをそのままに画素数を増やしていくと、限界に達して、その画素数として機能しなくなるのです。そろそろその限界に近づいているのではないかと、薄々思ってはいたのですが、コンパクトジデカメの場合は、既にその領域に達してしまっているだろうデータを目にしました。 小型撮像素子だと被写界深度(ピントの合う範囲)が深くなるので、小さな昆虫などにピントを合わせながら、背景にもある程度ピントを合わすという構図に利点があります。しかし、絞りを絞る程、解像度(シャープネス)が低下していく弊害が小さい撮像素子程大きいのです。既にそれが、実害の域に達していることがショックでした。そろそろ高画素競争以外に目を向けて貰わないと・・・
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2007.10.20
目の前にツマグロヒョウモンの雄が飛んできて、眠りに着きました。ここは不思議な場所です。まだ、陽が残っているのに、昆虫がやって来て、眠りに着くのです。10月10日のクロスジスズバチもそうでした。 クロスジスズバチは、余りに接近し過ぎて、場所を移動させてしまいました・・・その反省で、今日は無理に接近して驚かせないように努めました。複眼に毛があるか否かを確かめたい衝動を抑えつつ・・・
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ツマグロヒョウモン
Ricoh Caplio R7
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ルリタテハ
Sony HVR-V1J
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2007.10.19
昨日撮影したルリタテハですが、さらに高倍率撮影したハイビジョン映像を再生してみたら、意外なことに気付きました。複眼の表面に剛毛が密生しているのです。 普通に考えれば、複眼表面に汚れや傷が付くことへの保護が存在理由でしょうか?それにしても、眼の表面に毛とは意外です、見え方そのものには影響がないのでしょうか?
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2007.10.18
あまりに逃げないので、次に狙ったのが頭部のアップです。頭部で最も目立つのが複眼ですが、さすが同じタテハチョウ科だけあって、8月2日に紹介したコノハチョウの複眼の模様によく似ています。 ところで、今日の2枚の写真は、どちらも同じコンパクトデジカメで撮影しています。しかも、全くアクセサリーなど使用せず、広角端と望遠端での撮影です。一眼レフでも、同じ1本のレンズではカバー出来ないような範囲をカバーしていることに驚きます。
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ルリタテハ
Ricoh Caplio GX100 Speedlight
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ルリタテハ
Ricoh Caplio GX100
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2007.10.18
ルリタテハという蝶は、夕暮れ時になると地表に近い場所で、よく占有行動を採っているところを見掛けます。日中はどちらかというと、採餌行動に熱心な印象があります。 いつもは、この占有行動中は、当然のことながら縄張りへの侵入者には敏感で、なかなか接近しての撮影は難しいものがあります。ところが、今日出逢ったルリタテハは、容易に近づかせてくれました。24mm相当の広角で画面いっぱいになるまで近寄って撮影することが出来ました。
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2007.10.17
久しぶりにオオゲジを見ました。何処にも損傷のない、完璧な個体のようです。この長いたくさんの脚を持つ体でどのように脱皮するのか、一度見てみたい気がします。 かつて琉球大学の資料館に勤めていた頃、外部からの生き物に関する電話の問い合わせで、最も多かったのが、このオオゲジです。何故か「今までに見たことのない生き物です」「新種に間違いありません」という内容がほとんどです。専門家でもないのに、何を根拠に新種とか未知の生物とするのかが不思議なのですが、長いたくさんの脚を素早く動かしながら、まるで胴体が空中にフワフワ浮いたように移動する様が異様に映るのでしょう。この不思議な様子を是非ビデオ撮影したいのですが、全く動かないか、動き出すと早過ぎて追いかけられないかの何れかなのです。
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オオゲジ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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ヤンバルクイナ
NikonD200 VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED Speedlight
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2007.10.16
山原(やんばる=沖縄本島北部)に新しい林道が開通しました。わずか2kmの短いルートですが、幅員も3mというものです。これは、幅員3m以下の道路には環境アセスが不要という理由だそうです。しかし、実際に通行してみると、切り立った法面の中を縫うように走っている状況、これで伐採用の車両は通行可能なのでしょうか? このような環境にどのような生物が生息しているかを確かめようと日中と夜間に走ってみました。まず、日中に周囲の環境を確認し、夜間に夜行性動物の活動状況を観察しようとしたころ、いきなり林道の入口でヤンバルクイナのペアに遭遇しました。工事期間中の影響によって生息場所を変えることなく、この場に定着していることに安心した反面、これから林道開設によって、さらに環境が悪化していくことが心配です。
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2007.10.15
夜、林道を歩いていると、齧られた痕のあるナシカズラの新鮮な実が落ちていました。キウィフルーツの原種とも言われるこの果実は、市販のキウィフルーツの半分から3分の1程度の大きさですが、見た目はそっくりです。 ところで、これを食べた動物は何でしょうか?最も可能性が高いのはオリイオオコウモリだと思いますが、もしケナガネズミだったらと思うとワクワクしてきます。いつか出逢って、ビデオ撮影撮影したいものです。
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ナシカズラ実
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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リュウキュウウラボシシジミ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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2007.10.15
先週の山原(やんばる=沖縄本島北部)は、台風の影響が強く撮影も儘なりませんでした。今週は天気予報も悪くないので、期待していたのですが、予想外に風が強く小さな被写体の撮影には苦労しました。 撮影に影響を与える気象要素として、雨や太陽光線を第一に考える方が多いようですが、昆虫などの小さな被写体の撮影で最も困るのは、風なのです。 そんな小さな被写体を代表するような昆虫が、このリュウキュウウラボシシジミです。日本最小のこの蝶の前翅長は約11mmと言われていますが、今日見た個体は特別小さく、確実に10mm以下だと思われます。是非、撮影したいと思い落着くのを待っていると、幸いにも風の影響の少ない茂みのセンダングサにとまりました。何とか写し止めることが出来ましたが、センダングサの花と比べて、その小ささが伝わるでしょうか。
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2007.10.14
亜熱帯沖縄では、年に3回の昆虫の出現のピークがあります。春先、梅雨明け直後の初夏、そして今頃の季節です。温帯では昆虫の活動の最盛期となる8月は、乾燥が進んで夏枯れという状態になっています。その夏枯れ状態から回復するのが、、ちょうど今頃の季節というわけです。 チョウもバッタも鳴く虫たちもそうですが、この時期になってトンボも姿も頻繁に目にします。個体数もそうですが、種数も決して少なくありません。今日はアオモンイトトンボの交尾ペアを見ました。亜熱帯沖縄では、まだまだ繁殖も続くようです。
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アオモンイトトンボ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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フウリンブッソウゲ
Ricoh Caplio R7
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2007.10.13
朝夕だけでなく、日中も何処か秋を感じるようになってきました。とは言っても、快晴の炎天下の暑さは、まだまだ厳しいものを感じます。それでも、真夏の陽射しとは明らかに違う何かを感じます。それは、映像の上でも認められることで、真夏の映像よりも何処となくフォトジェニックなのです。それは、単に陽射しの角度だけのことではないように思います。もしそうならば、真夏の早朝や夕暮れにも感じるはずです。 そんな光線の中、フウリンブッソウゲが美しく花を咲かせていました。風鈴ですから、真夏にこそ似合いそうですが、やはりこの光線を受けると、余計に美しく感じられます。
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2007.10.12
ススキの葉裏にフタホシハゴロモが目立つようになりました。数個体が固まって見られる傾向があります。レンズを向けると、クルっと後ろ向きになったり、何処かユーモラスな印象を受けます。 しかし、油断して触ってはいけません。たくさんのフタホシハゴロモに触れると、かぶれると言われています。まだ、実際にかぶれた経験はありませんが、要注意の存在のようです。
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フタホシハゴロモ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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アシナガキアリ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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2007.10.11
体長3~4mmのアシナガキアリがハエの死骸を運んでいました。よく見る光景ですが、その力には驚かされます。全身の力もさることながら、大あごの力は特に信じられないものがあります。 もうひとつの驚きは、こんなシーンをコンパクトカメラで簡単に撮影出来るようになったことです。フィルム時代は、こんな小さな動き回る被写体は、一眼レフとマクロレンズ、あるいはベローズの組み合わせでなければ写せませんでした。それも、ピント合わせもストロボの光量もすべてマニュアル操作でです。それが、今では150g程のコンパクトカメラのフルオートで撮影可能なのです。
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2007.10.10
さらに陽が陰ってから、見つけたのがこのススキの葉の上のクロスジスズバチ。触角の先端がレンズに触れる程、近づいてもほとんど反応しません。陽が陰ったとは言っても、まだ明るい時間帯なのに、既にここを塒に決めたのでしょうか? 刺されても困りますが、せっかくここまで接近して撮影したのですから、もう少し蜂らしい獰猛さも見せて欲しい気もしました。
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クロスジスズバチ
Ricoh Caplio GX100 Gyorome-8 Speedlight
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ツチイナゴ幼虫
Ricoh Caplio GX100 Gyorome-8 Speedlight
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2007.10.10
今日もまたツチイナゴが登場ですが、今日の映像はちょっと趣が違うはずです。コンパクトカメラ用の魚眼コンバーター「魚露目8号」を久しぶりに使ってみました。一眼レフを持ち出さなくても簡単に魚眼映像を得られ、しかもその映像が結構シャープという、かなりのスグレ物です。しかも、安いと三拍子揃っています。 夕暮れの斜光に照らされるツチイナゴを見ながら、東京オリンピックで自衛隊機によって描かれた五色の五輪が流されてきたのを田園調布上空で見たのは、43年前の今日だったんだなぁ・・・などと思いつつシャッターを切ったのでした。
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2007.10.8
今日もまたバッタですが、昨日と違って大型種です。大きいと迫力があるばかりでなく、アップで撮ることが出来るのも魅力です。 正面から見たバッタの顔はどれもユーモラスに映ります。かなり馬面で垂れ目なのが、その理由でしょうか?
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ツチイナゴ幼虫
Ricoh Caplio R7
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タイワンハネナガイナゴ
Ricoh Caplio R7
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2007.10.7
やっとやや天気が回復してきました。2週間程前にも触れましたが、このところバッタやキリギリスの仲間が増えてきたように感じます。大きな種ではタイワンツチイナゴ、小さなほうではこのタイワンハネナガイナゴでしょうか。 それにしてもどの種も盛んに葉を摂食する場面に出逢います。バッタたちも食欲の秋なのでしょうか?
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2007.10.6
久しぶりに山原(やんばる=沖縄本島北部)に出掛けました。台風15号接近の中、不安定な天候でしたが、来週のTVのために何か撮影しなければなりません。 途中、近くを通過した羽地内海には、普段見掛けない多くの船舶が錨を下ろしていました。台風を避けての一時的避難のようです。 手前の海面が赤く染まっているのは、ここに流れ込む川に赤土が流出したためです。この内陸にあるゴルフ場やパイン畑が流出源でしょうか。これも、沖縄の台風風景のひとつです。
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羽地内海
Ricoh Caplio R7
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バナナ
Ricoh Caplio R7
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2007.10.5
台風15号は、八重山地方に進路をとり、沖縄本島は余り大きな影響を受けずに済みそうです。しかし、中心気圧は930hpまで下がり、八重山諸島での被害が心配です。 台風の被害を大きく受ける亜熱帯果実には、バナナもあります。こちらはパパイヤと違って、株ごと横倒しになってしまうこともあります。それでも、暫くすると起き上がりいつの間に実を着けているのですから、やはり台風に対する耐性はかなりのもののようです。しかし、バナナにしてもパパイヤにしても、安定供給を求められる商業生産性には欠けるのでしょう。沖縄で大々的に栽培されることはありません。
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2007.10.4
昨日、パパイヤと台風の話をしたばかりですが、沖縄南海上で発達した台風15号の影響が出始めたようです。時折、吹き付ける強い風にパパイヤの葉が大きく揺れます。 揺れるのは葉だけではありません。幹までもが大きく揺れます。この幹の柔軟性こそが、一見強風に弱くても、完全に枯れてはしまわない理由でしょう。丸坊主になった幹から、直ちに葉を伸ばし、短期間で元の姿に戻ります。もし本当に台風に弱い植物であれば、沖縄の地で野生化することも出来ないでしょう。
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パパイヤ
Ricoh Caplio R7
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パパイヤ
Ricoh Caplio R7
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2007.10.3
青空に大きな葉を広げるパパイヤは、南国の原風景のひとつでしょう。 ほったらかしておいても、たわわに実を着けます。でも、その果実としての味は泥臭く、最近人気のマンゴーには遠く及びません。それよりも、まだ青く固いうちに野菜として食べるほうが、余程美味です。ここらが、現風景のいち要素たる所以でもありそうです。 亜熱帯果実の主役になれないもうひとつの理由に、台風に弱いことも挙げられます。生長は早いのですが、台風の襲来の度に丸坊主になってしまいます。この次々と準備されている新芽も、これからの台風シーズン、青空に大きく広げることが出来るでしょうか?
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2007.10.2
少し前から、朝夕の凌ぎ易さに秋の気配を感じるようになりました。それでも、日中フィールドに出たときの暑さは、まだまだ生易しいものではありません。 ですが、今日何気なくレンズを向けたオサヨコバイ。ファインダーの中に注ぎ込む陽は、紛れもない秋の柔らかさを感じさせました。これから次第に、夏に代わって秋の要素が増えていくのでしょうね。
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オサヨコバイ
Ricoh Caplio R7
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シロオビアゲハ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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2007.10.1
今日からもう10月ですね。早いものです。 今日は、何故かシロオビアゲハの姿が目立ちました。ちょっとしたタイミングなのでしょうけど、沖縄も夏枯れを脱して、秋の昆虫たちの出現ピークを迎えたのかもしれません。 と言っても、7月初めの台風の後、あまり夏らしくない時期も続きました。夏らしさが戻ってきたのは、最近のような気もします。今日見たシロオビアゲハたちは、遅れてやってきた夏の到来を感じて羽化したのでしょうか、それとも例年どおりの夏枯れの終わりを感じての羽化なのでしょうか?
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