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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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写真展「亜熱帯やんばる〜多様性の森」終了しました。
ありがとうございました。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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シレナシジミ
Ricoh Caplio GX
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2005.2.27
那覇市内の居酒屋で、意外な食材を目にしました。シレナシジミという、西表島などのマングローブ林の根元の泥の中に潜っている貝です。小さな貝の代名詞のようなシジミのイメージですが、ハマグリよりも立派な巨大シジミです。写真のレモンと比べてみれば、その大きさが想像出来ると思います。 もちろん、シレナシジミが食べられることは知っていました。以前、西表島の宿泊先で、お吸い物にして貰って食べたことがあります。その印象は、泥臭くて、殻の割には身は小さく固いという印象で、まさかこれが有料の食材になるとは思ってもみませんでした。 しかし、先日の西表滞在中に、久しぶりに食べる機会に恵まれました。私が採集してきたものをお世話になっている宿で焼いてもらったのですが、それまでのイメージが一変しました。軽めに焼いたものでしたが、決して固くなく身は充分な大きさを保っていました。過熱し過ぎると、身が縮んで固くなってしまうそうです。また、海水を使って数日掛けて砂出しをさせたため、泥臭さはほとんど消えていました。すっかり、シレナシジミを見直してしまいました。 那覇市の居酒屋で見たシレナシジミは、かなり小ぶりなものでした。写真の上のサイズばかりで、下の二つの特大クラスの半分以下です。西表島でも、採集し易い場所では、数も減りサイズも小さくなっているようです。今回は、あまり人の入らない林道の先にあるマングローブ林へ干潮時に降りてみると、泥に腕を突っ込んで探さなくても、特大サイズがあちこちに顔を出しているのでした。 万が一沖縄本島や本土で人気が出て、さらに採集されるようになると、より小さく少なくなってしまう可能性があるでしょう。やはり、シレナシジミは、マングローブ林の泥の中でひっそりと暮らし、その場に足を運んだ者だけに味わえる存在でいて欲しいと思うのですが・・・
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2005.2.23
ハスオビコブゾウムシをイネ科植物の葉の上で見つけました。このゾウムシは、普通ハイビスカスやフヨウなどアオイ科の木にいて、枝の皮を食べていることが多いのです。その場合、樹皮に姿が似ているので、それほど目立ちません。そのような環境において、カムフラージュの効果がある存在なのだと思い込んでいました。 ですから、今日このような環境で見つけたときは、ちょっと意外でした。緑の葉の上では、補色に近い体色をしていますから、目立ってしまうのではないかと。確かに樹皮の上にいるときのような隠蔽効果は発揮していません。ところが、このような状況では、鳥の糞に見える効果があるのではないかと感じました。白と暗褐色の縞模様でコロンとしてますから、そのように見える可能性は大です。 これまでハスオビコブゾウムシは、枝にいるものという先入観がありました。ところが、このような環境でも、ゾウムシとして目立つことのないのには驚かされました。
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ハスオビコブゾウムシ
Ricoh Caplio GX
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今朝の気温
Ricoh Caplio GX
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2005.2.20
今年の冬は、雨が多いばかりでなく、寒い日が多いのも困りものです。1月の後半は、汗ばむ程の陽気の日もあったのに、すっかり季節が逆戻りしたかのようです。 今朝の気温も、10.5℃。撮影のために近付いたので、息が掛ってしまった影響か、写真では11℃になってしまってますが・・・。この写真を撮影したのが午前10時頃ですから、早朝には10℃を下回っていた可能性が充分考えられます。 沖縄で最低気温が10℃を下回ることは、一冬で数える程ですから、今朝はかなり寒く感じました。それにしても、間もなく3月だと言うのに、いつまでこの寒さと雨が続くのでしょう。
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2005.2.19
西表島の西部の山の中に、夜空に延びる青いビームが見えます。突然、視界に入ってくると、ちょっと無気味です。 この正体は、祖納(そない)集落にある子午線モニュメントです。ここには、東経123度45分67秒89の子午線が走っているのです。その子午線に合わせて、青いレーザービームが照射されているというわけです。 なかなか面白い発想のモニュメントですが、野生動物たちはどう感じているのでしょうか。夜、餌を求めて歩き回るヤマネコが、これを見上げて首を傾げているかもしれませんねぇ。 (肉眼では、ブルーに見えるビームですが、オートホワイトバランスで撮影したところ、グリーンに写ってしまいました。)
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子午線モニュメント
Ricoh Caplio GX
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カンムリワシ
NikonD100 VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED
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2005.2.19
特別天然記念物のカンムリワシですが、普段見せる生活からのイメージとは、ちょっとギャップがあります。沖縄に定住している特別天然記念物というと、他にイリオモテヤマネコ、ノグチゲラがいますが、どちらもそう簡単に姿の見られる種ではありません。それに、どちらも固有(亜)種です。 しかし、カンムリワシはかなり頻繁に姿を見掛けます。しかも、そのほとんどが、電柱や電線の上にとまっている姿です。その姿を見ていると、もっと特別天然記念物の自覚を持って欲しいものだと思います。もっとも、これは人間の側の勝手な願望です。カンムリワシに断ることもなく、人間のほうが特別天然記念物に指定しただけのことですから。そして、彼ら本来の生息環境を破壊して人工物を造っているのに、その人工物を利用して生活している姿を揶揄されるのも、迷惑な話に違いありません。 これまた勝手な人間の感想ですが、和名のカンムリワシの由来は、冠に例えられる冠羽にあります。ところが、この冠羽を冠のように立てるのは、そう多くありません。この写真は、脚で頭を掻きながら、その冠羽を立てた瞬間です。
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2005.2.18
ヤマネコ探しでほぼ毎日往復していた林道脇の苔むした岩の上で、カニの鋏を見つけました。恐らく、環境と色彩からベンケイガニのものと思われます。 この状況からして、野生動物がカニを捕まえ、ここで食べた痕なのでしょう。その食べた野生動物は、何でしょうか? 西表島で、カニを捕食する動物というと、カンムリワシ、リュウキュウイノシシ、イリオモテヤマネコが考えられます。しかし、この中で、リュウキュウイノシシがカニをくわえて、岩の上に上がって食べるとは考え難いので、まず却下でしょう。このような場所で餌を食べる可能性が最も高いのは、カンムリワシかもしれません。 しかし、イリオモテヤマネコも縄張り宣言のマーキングをするために、岩の上に上がることがしばしばあります。さらに、ベンケイガニは昼間でも巣穴の出入り口付近で姿を見掛けますが、最も盛んに活動するのは、夜間です。となると、活発な活動時間帯が一致するのは、ヤマネコということになります。さて、真犯人は誰なのでしょう?
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ベンケイガニ?の鋏
Ricoh Caplio GX Wide-converter
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ヤマネコ撮影フィールド
Ricoh Caplio GX
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2005.2.17
今年の冬は、すっかりイリオモテヤマネコの撮影に時間を割いています。が、、、なかなか成果がありません・・・その結果、ヤマネコ貧乏状態に陥っています。 いろいろな環境で撮影を試みていますが、この環境が最も絵になる場所です。適度な密度の森の中に小さな流れがあります。その畔にある小さな広場の隅に撮影用の迷彩テントを張っています。この流れを渡ってヤマネコが現れ、広場で毛繕いをする、あるいは斜に伸びた木の幹に登るという状況を頭に描いて、ひたすら待ち続けるのです。 しかし、現実はそう巧くいきません。いつもこの撮影用テントを見つけて、盛んにちょっかいを出すのは、いつもハシブトガラスです。いつの間にか、この斜めの幹にとまって鳴くのが日課になってしまいました。あるいは、渓流の中でルリビタキが水浴びをしてみたり。夜になると、「ボォッ、ボォッ、ボォッ・・・」と重低音のズグロミゾゴイの鳴き声が聞こえてきたり、ヤエヤマボタルが乱舞したりと、決して退屈することはありません。しかし、肝心のヤマネコが現れてくれいないことには、どうしようもありません。
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2005.2.16
それにしても、今年の冬は雨ばかりですね。特に2月に入ってからの連日の雨には、全くうんざりです・・・ 今日も朝から雨、、、お昼前には、すっかり本降りになってしまいました。フィールドに出られないというのは、何とももどかしいですねぇ。 しかし、これだけこの季節に雨ばかり続くと、今年は空梅雨にならないかと、今から心配になります。これは、人間生活の上だけの心配ではありません。沖縄のフィールドでは、渓流環境が重要なポイントを占めています。その渓流の撮影で、亜熱帯らしい陽射しと水量が豊富な季節というと6月下旬から7月上旬なのですが、このとき水量が少ないと、まるで8月頃の夏枯れの風景になってしまうかもしれないのです。
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雨、雨、雨・・・
NikonD100 VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED
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テリバザンショウ
Ricoh Caplio GX
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2005.2.14
なんとも物騒な植物を見つけました。枝でも茎でもなく、葉の主脈上に棘が並んでいるのです。それも、かなり鋭いものが。何故、今まで気付かなかったのか不思議です。 種名は、何と言うのでしょう?どのような理由でこのような場所に棘が配置される適応をしたのでしょうか? この不思議な姿を眺めながら、馬鹿な想像をしてしまいました。至る処に、この植物が繁っていたら、おちおち茂みに分け入ったり、腰を下ろしたり出来ませんねぇ。さらに、この植物ばかりだったら、雉撃ちのときのペーパー代わりの葉に困るでしょうねぇ・・・ ※その後、糸崎公朗さんのサイトにこの写真を投稿したところ、雅さんという方から、「テリバザンショウでは?」とご教示頂きました。この棘は、成木になるとなくなる可能性があるようです。
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2005.2.13
1月31日と今月6日に、ここで紹介したダイダイガサというキノコですが、その後キノコらしい姿のものは消えてしまっていました。ところが、今日同じ場所を観察してみると、再び、幼菌が現れていました。 この状態が正に、最初に見つけたときと同じです。前回は、たったひとつだけでしたが、今回はその周辺に4個程見つけました。ということは、あと2週間前後すると、またあのオレンジ色のキノコの姿が見られるようになるのでしょう。今回は、散った花のパーツと間違えることなく、生長の過程を観察することが出来そうです。
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ダイダイガサの幼菌
Ricoh Caplio GX
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シャクガの一種の幼虫
Ricoh Caplio GX
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2005.2.11
アカメガシワの葉の上で、シャクガの幼虫を見つけました。種名は、例によって「?」ですが、ちょっと面白い模様と色彩をしています。ややくすんだ緑色と紅色。その近くにあるアカメガシワの新葉に何か関連ある紅色なのかもしれません。 たまたま、このとき見つけたのが、あまり相応しい状況ではなかったのかもしれませんが、あるいは、精巧な擬態をしている種なのかもしれません。そして、それがアカメガシワの紅色の新葉の見られる時期に、シンクロして成長する種であれば、なお一層興味深いのですが。 そう思って、近くを探してみたのですが、残念ながら、そのような好例は遭遇することは出来ませんでした。
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2005.2.10
マングローブの群落を眺めていると、とても心休まる風景に感じます。しかし、暗褐色の幹と気根、黄色の落葉と緑の葉と、色彩的には地味な世界です。 そのような景色の広がる流れの畔に腰掛けて休んでいると、鮮やかな赤色が流れてきました。オヒルギの花のようです。正確には、蕚(がく)の部分でしょうか?そう言えば、マングローブ林に中には、このような鮮やかな色も含まれていたのを思い出しました。 まとまって流れてきたなら、そうでもなかったのでしょうけど、たったひとつだけ流れてきた光景にちょっと意外性を感じました。流されて遠ざかっていく、花を追い掛けながら、シャッターを押したのですが、カメラは花にはではなく、水面に映っているマングローブの枝葉にピントを合わせてしまいました。
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マングローブ林で
Ricoh Caplio GX
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オビベニホシシャク
Ricoh Caplio GX
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2005.2.8
このところ、林道を歩いていると叢から鮮やかな蛾の飛び立つのが、目に付くようになってきました。それが、このオビベニホシシャクです。 ほとんど、このように葉の裏にとまっているので、歩いている人間の目線からでは見えません。そのために、近付くと、急に驚いて茂みから飛び立つことになるのです。そして、その色彩が緑とは補色に近いオレンジ色なので、結構目を引くのです。 それにしても、不思議な生態です。まるでコウモリのように逆さにぶら下がる理由は何でしょう?このように、目立ち難い場所にとまっているのに、目立つ色彩をしているのは何故でしょう?あるいは逆に、目立つ色彩をしているから、目立ち難いとまり方をするのでしょうか?サツマニシキやオキナワルリチラシなど、目立つ色彩で日中に訪花、吸蜜するような蛾には毒がありますが、そのような生活史ではないようです。どのような理由で目立つ色彩なのでしょう?
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2005.2.7
今日は林道を歩いていて、鮮やかな芽吹きを見つけました。一見、タブノキかと思いましたが、葉の形が違うようです。 何故、この写真を撮影したかは、種名はあまり問題ではないのです。沖縄では少ないですが、樹木には、散り際に見事に紅葉するものがあります。一方で、このように目を見張るような鮮やかな芽生えを見せるものもあります。その間の多くの時間は、まるで正反対の緑色をしているのに何故でしょう。例えば、何か有毒なことをアピールする警告色のような、特別な理由があるのでしょうか?あるいは、生理的な理由で仕方なく、このような色彩の時期を経るのでしょうか?さらに、このような色彩を見せるのは、草本よりも木本に多いのも不思議に思えます。
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鮮やかな芽吹き
Ricoh Caplio GX
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ダイダイガサ
Ricoh Caplio GX
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2005.2.6
1月31日に紹介した菌類らしい物体を、1週間ぶりに見に行きました。すると、やはり菌類であったことを証明するような姿に変身していました。 また、その間に糸崎公朗さんのサイトの自然観察掲示板に、1月31日時点の写真を投稿してみたところ、小橋さんという方がダイダイガサの幼菌では?というご指摘をくださいました。そして、実際に傘の開いた状態は、正にそれそっくりの姿になりました。 それにしても、キノコの世界は不思議ですね。幼菌のときからは想像も出来ない姿に変身していました。静的な生活史からは考えられないような、劇的な変化を遂げる種がたくさん知られていますから。
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2005.2.4
TVの仕事のため、久しぶりに沖縄本島で過ごしています。余り天候には恵まれないのですが、一瞬の晴れ間の中、鮮やかなオレンジ色とピンク色が目に飛び込んできました。ちょうど満開になったカエンカズラとカンヒザクラの花です。さらにカエンカズラの葉の緑色と青空が、一層鮮やかさを増しています。亜熱帯の冬ならではの色の組み合せでしょう。もっとも、どちらも外来の栽培種ですが。 今年のカンヒザクラは例年になく遅咲きだったようです。1月下旬の桜祭りのときには、ピークを過ぎてしまおうとしていることが多かったここ何年かですから、珍しいことです。まだまだ寒い日も戻ってきますが、次第に春の兆しが多く感じられるようになっていくことでしょう。さて、また明日から再び、より春の兆しの強く感じられる西表島です。
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カエンカズラとカンヒザクラの花
Riccoh Caplio GX
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