生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。

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アオバセセリ
アオバセセリ
Ricoh CX3 105mm相当 Speedlight ISO200
  アオバセセリ吹い戻し行動?
アオバセセリ吹い戻し行動?
Ricoh CX3 105mm相当 Speedlight ISO400
 
2010.5.31
梅雨の山原(やんばる=沖縄本島北部)の林道で、アオバセセリの吸い戻し行動を見ました。
吸い戻し行動とは、鳥の糞などを自分の排泄した液体で溶かして、それから吸汁することを言います。
もっとも、雨の中の鳥の糞は充分に水分を含んでいて、溶かす必要はありません。
新鮮な乾燥していない糞ならば、溶かしてから吸汁する必要はありませんから、それは普通の吸汁です。
路上の糞のほとんどは、雨が降らなければ乾燥していますが、この場合も吸い戻し行動と表現するのはおかしいですね。
セセリチョウと鳥の糞の組み合わせを見ると、「吸い戻し行動」と結びつけてしまうのは短絡的でした。

何れにしても、いつもより楽して得られた食事に違いありません。
しかも、贅沢なことに今日の食材は、あのヤンバルクイナのものです。
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辺野喜ダム湖
辺野喜ダム湖
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 )
  イジュ花
イジュ花
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当
 
2010.5.30
今年の沖縄の梅雨は順調です。
昨年のように、梅雨入りが大幅に遅れることもなく、空梅雨の傾向も感じられません。
既にまとまった降水もあって、沖縄本島北部のダムも満水の状態です。
昨年は、10年以上ぶりの給水制限も覚悟したのですが。
ダム湖の周辺の森では、梅雨を代表する花、イジュが満開です。
既に開花のピークを過ぎた木が多く感じますが、まだ暫くは楽しめそうです。
この時期の山並みを見て驚くのは、イジュの多さです。
山原(やんばる=沖縄本島北部)の森の約6割は、スダジイとオキナワウラジロガシだと言われます。
しかし、今の山並みの白い花の割合を見ると、残りの4割すべてがイジュなのでは?とつい考えてしまいます。
順調過ぎる今年の梅雨ですが、残る心配は降り過ぎることでしょうか。
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ウスカワマイマイ
ウスカワマイマイ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 F4.8 1/30sec. ISO800
  ウスカワマイマイ
ウスカワマイマイ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 31mm相当 F3.7 1/32sec. ISO800
 
2010.5.29
亜熱帯の梅雨は、両極端です。晴れれば夏、降れば土砂降り。
温帯のようにシトシトと風情のある梅雨は存在しません。
昨夕から降り始めた雨が、今日は一日中激しく降り続けました。
夕方、ほんの一時、小振りになった隙に、事務所の裏で撮影しました。
雨に打たれるツワブキの葉に、無数のウスカワマイマイがいます。
ツワブキの葉とカタツムリの組み合わせはちょっと意外ですが、茎は人間も食べるので、不味くはないのでしょう。

薄暗く光量が足りないので、ISO800で撮影しました。
1/1.7型センサーを搭載したS10ユニットを初めて使ったとき、同じレンズを搭載したGX200に比べて大幅に高感度ノイズが軽減されているのに驚きました。
それよりも小型の1/2.3型センサーは、高感度ノイズでは不利だと思われます。
しかし、今日の撮影ではP10ユニットでも、S10ユニット同様ISO800が常用出来ることを確信しました。

昨日、P10ユニットの発売日が来月4日に決まったとアナウンスがありました。


「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」、第3回「やんばるの命を写す」が、明日5月30日(日)から5回に渡ってアンコール放送されます。
NHK BS2
5月30日(日)午前7:40~8:04
6月 1日(火)午後8:25~8:49
NHK BShi
6月 4日(金)午前9:25~9:49
6月 5日(土)午前6:00~6:24
6月 8日(火)午前1:00~1:24
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キジバト
キジバト
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 300mm相当 +1.3補正 1/164sec. ISO200
  2010.5.27
そろそろ、梅雨の中休みも終わりのようです。少しずつ、雲が多くなってきました。
散歩コースの植え込みで、体長1cmに満たない昆虫を撮影していると、目の前の茂みにキジバトがいました。
レンズを向け数枚シャッターを切ると、突然舞い上がり、近くの枝にとまりました。まぁ、こちらのほうが抜けがいいですね。

コンパクトカメラのジャンルの割にはやや大振りのGXRボディに、1/2.3型の小型センサーを組み合わせるのに疑問を抱く人もいるようです。
しかし、レンズ交換なしに、咄嗟に28mm広角から300mm望遠まで画角変更出来るメリットは、このような場合に有効に感じます。
さらにかなり小さな昆虫の接写までこなすのですから、ある意味オールマイティです。
ならば、よりコンパクトなボディで、このレンズの性能を利用出来るほうが快適という考えもあるでしょう。
ただ、このような望遠撮影では、しっかりとしたグリップも装備して、両手でしっかりホールディング出来る快適性も存在します。
コンパクトボディの上面と下面を指で挟むようなホールディングよりも遥かに安定感があります。例え、充分なブレ防止機能があるにしても、やはり安心感が違います。

GXRのボディサイズには、APS-Cサイズクラスのセンサーが最適な組み合わせという考えも理解出来ます。
しかし、APS-Cで28-300mm相当のレンズを設計すれば、それはもう一眼レフと同等サイズになるでしょう。
ならば、一眼レフにアドバンテージが生じるに違いありません。
やはり、GXRボディに28-300mm相当ユニットという組み合わせも、状況選択さえ間違わなければ、充分に意味があると思うのです。
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カミナリハムシ
カミナリハムシ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 ISO400
  カミナリハムシ
カミナリハムシ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 ISO400
 
2010.5.26
今日も、まだ梅雨の中休みのようです。
しかし昨日同様、黄砂の影響なのか、天候不順の影響なのか、どうも例年の陽射しの強さを感じられないままです。
久しぶりの散歩コースの植え込みを訪れると、食い荒らされたツルソバの葉と、カミナリハムシの集団に出会いました。
しかも、ほとんどの個体が交尾ペアです。
彼らが産んだ卵が成虫になるのは、何ヵ月後でしょうか?あるいは、来シーズンでしょうか?
その数は、またかなりのものになるでしょう。
しかし、ねずみ算式に増え続けられない、阻害要因は何の影響なのでしょう。

来月発売される、リコーGXR用のP10ユニット(28-300mm相当)は、このように体長10mm以下の被写体でも、簡単に撮影可能です。
しかし、絞りの調節範囲が限られているので、今回のように被写界深度を稼ぎたい場合は、S10ユニット(24-72mm相当)のほうが、より適しているかもしれません。
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2010.5.25
久しぶりに戻った沖縄は、梅雨の中休みです。
しかし、黄砂の影響でしょうか、どうも、何時ものこの季節の陽射しよりも柔らかい印象です。
夕方の斜光を受けたミナミオオハナアブが、葉の上で日光浴をしていました。
何時もは神経質で、すぐに逃げてしまうのですが、梅雨の中休みを楽しんでいるかのようでした。
  ミナミオオハナアブ
ミナミオオハナアブ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 Speedlight ISO100
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田園調布駅前で母と(昭和30年代後半)
田園調布駅前で母と(昭和30年代後半)
不明(オリンパスペンD?)Ricoh GXR A12(33/2.5)50mm相当で複写
田園調布駅前(1枚目とは逆向き)
田園調布駅前(1枚目とは逆向き)
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 24mm相当
田園調布駅舎
田園調布駅舎
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 )
  2010.5.24
先日のNHK BS「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」の番組内で使用するために探し出した子供の頃に写真に、田園調布駅前で母と写ったカットがありました。
大正年代に、街全体が公園のような景観になるように開発された田園都市は、当時の町内会の取り決めで、建坪率を5割程度に制限していたそうです。
実際、住んでいた頃は、どのクラスメートの家に行っても、緑溢れるゆったりとした庭で遊んだものです。
しかし、現在ではそのような取り決めも何処へやら、敷地いっぱいに建てられた家並みは、何処か他の街と区別が付きません。
20年程前、田園調布駅は地下に潜り、趣のある木造の駅舎は取り壊されました。
それから10年経ち、有志の皆さんの働きかけで、駅舎は復元されましたが、地上を走る車両の見えない姿は、まるで凱旋門のような存在となりました。
戦前、この駅舎の2階はレストランだったと聞いています。
今また、その小さなレストランをオープンしたら、ちょっとお洒落だと思うんですけどねぇ。
「古き良き」とは、田園調布にこそぴったりな表現になってしまいました。


「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」、第3回「やんばるの命を写す」が、5月30日(日)からアンコール放送されます。
NHK BS2
5月30日(日)午前7:40~8:04
6月 1日(火)午後8:25~8:49
NHK BShi
6月 4日(金)午前9:25~9:49
6月 5日(土)午前6:00~6:24
6月 8日(火)午前1:00~1:24
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2010.5.22
今回、やや長かった東京滞在も明日までです。
先日、見つけたですが、東京でエゴノキの花が咲いていました。
沖縄では、冬から早春に見られる花です。
毎日、その場所を通りながら、風に揺れる花を見て撮影を諦めていました。
もう日にちもなくなってきたので、悪条件覚悟でシャッターを切りました。
223mm相当で1/68秒のデータですが、ほとんどブレは感じられません。
まさか、被写体ブレまでは抑制してくれませんが、このカメラユニットのブレ防止機能は、信頼できそうです。
沖縄の被写体相手にも、活躍して貰いましょう。
  エゴノキ花
エゴノキ花
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 223mm相当
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ツマグロオオヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 Speedlight ISO100
  ツマグロオオヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ
Ricoh CX3 105mm相当 Speedlight ISO100
 
2010.5.21
さて、リコーGXR用カメラユニットP10ですが、同じ光学系と撮像素子を使っている、本家のCX3の画像とはどの程度違うのでしょうか。
メーカーのコメントでは、P10の画像処理はGXRテイストにしてあるので、CX3とは異なるらしいのですが、実際どの程度の差なのかテストしてみました。
もちろん、どちらの機種も完全にとは言えませんが、ほぼ同じ設定にしてあります。
その結果、マルチパターンオートに設定してあるホワイトバランスに差が認められます。
葉影のツマグロオオヨコバイが、葉の透過光による色カブリを強く受けているのがCX3の画像で、GXRのほうが自然に近い色に見えます。
もっとも、これはスローシンクロモード(-0.7調光補正)で使用した、内蔵ストロボの発光量の差という可能性もあります。
もちろん、風に揺れる野外の被写体なので、全く同じ構図に出来ない影響もあるでしょう。
何れにしても、GXRのP10ユニットのほうが自然に近い色調を得られ、安心しました。
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テントウムシの一種の幼虫
テントウムシの一種の幼虫
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 Speedlight
  キセイホウの一種
キセイホウの一種
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 Speedlight
 
2010.5.18
一昨日と同じアブラムシのコロニーです。
2日前は、ナナホシテントウの成虫が捕食していましたが、今日は幼虫の同じような捕食シーンを目撃しました。
但し、ここではナミテントウの成虫も見かけているので、果たしてどちらの幼虫でしょうか?
また、今日は寄生バチの姿も見ました。
しかし、この寄生バチのターゲットは、アブラムシそのものでしょうか?それにしては、ちょっと大き過ぎるようにも思います。
あるいは、アブラムシを目的にここにやって来る、別の種がターゲットなのでしょうか?

使い始めて3日目のP10ユニット。
24-72mm相当のS10ユニットと大差ないサイズで、28-300mm相当をカバーするのですから、常用ユニットとしての魅力充分です。
常時装着しておくユニットをこのP10にするか、従来のS10にするか悩ましい選択になります。
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ハリカメムシの一種?
ハリカメムシの一種?
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 Speedlight
  ハエトリグモ改めササグモの一種
ハエトリグモ改めササグモの一種
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) 105mm相当 Speedlight
 
2010.5.17
今日も、リコーGXR用カメラユニットP10(28-300mm相当)のテストです。
生憎、余り時間とれなかったのですが、数種の昆虫を相手に新型レンズを向けてみました。
ひとつは、カメムシ。昨日のアブラムシのコロニーのすぐ近くで、見下ろすように静止しているのです。
植物から吸汁する食性の昆虫が、どのような目的でそのような行動を採るのか、ちょっと気になりました。
この1匹だけだったら、それ程気にも留めなかったのですが、その隣では、やはりアオカメムシの仲間が同じような行動を採っていたのです。
もうひとつは、小さな獲物を抱えたハエトリグモ改めササグモ。
その顔がまるで、長い口髭を垂らした老人のような模様だったのが印象的でした。

P10カメラユニットを使ってみて、GXRボディに1/2.3型素子の組み合わせた場合のバランスはどうだろうか?と思っていたのですが、これがなかなか快適です。
CX3のボディで使うよりも、より快適な操作性ですし、画質もワンランク上に感じられます。
動画や高速連写のテストの時間も、早くとりたいものです。

※データをアップした直後から、この毛深さは、この眼はハエトリグモじゃないよなぁ・・・と思っていたところ、知人より「ササグモの一種では?」というご指摘メールを頂きました。そうそう、ササグモですね。訂正させて頂きます。
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アブラムシの一種
アブラムシの一種
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) Speedlight
  ナナホシテントウ
ナナホシテントウ
Ricoh GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6 ) Speedlight
 
2010.5.16
さて、昨日のリコーGXR用の新型カメラユニットP10の実写テストです。
基本的に同CX3に搭載されたレンズなので、新鮮味はないはずなのですが、これまで違う仕様のボディで使ってきたレンズを別のボディで使う体験は、なかなか新鮮です。
種名は判りませんが、鮮紅色のアブラムシのコロニーとそれを捕食するナナホシテントウを見つけ、中望遠域でデイライトシンクロ撮影してみました。
これまで使い慣れてきたレンズを、より操作性のよいボディで使う心地良さを楽しむことが出来ました。
明日以降もまた、さまざまなモードをテストしてみましょう。
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RICOH GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6)28-300mm相当
RICOH GXR P10(4.9-52.5/3.5-5.6)28-300mm相当
Ricoh CX3
  2010.5.15
来月発売予定のリコーGXR用カメラユニットの第3弾、P10ユニットです。
同社のCX3に搭載された28-300mm相当の10.7倍ズームレンズのユニットなのですが、本家では不可能なプログラムオート以外の露出モードで撮影出来るのが、興味深いところです。
また、これも本家では設定出来ない、AdobeRGBに設定出来るのも、便利な点でしょう。
別の考え方をすると、GXRもCX3と同等の高速連写や、10.7倍のズーム比でHD動画機能を獲得したとも言えます。
何れにせよ、このサイズのボディに1/2.3型撮像素子を組みあわせるにのには否定的意見も見受けられますが、またひとつGXRの守備範囲が拡がったことは間違いありません。
今日は生憎、終日会合なので、実写テストは明日以降にお預けです。
今日から1週間程、東京での用事が続きます。テストの被写体も東京の昆虫になる予定です。
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タテスジヒメジンガサハムシ
タテスジヒメジンガサハムシ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 Speedlight
  タテスジヒメジンガサハムシ
タテスジヒメジンガサハムシ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当
 
2010.5.14
今日も、ハムシです。
ハムシと言っても、ジンガサハムシやカメノコハムシの仲間です。
このグループも、実に不思議な姿をしています。
脚や触角を畳むと、葉の表面にピッタリと密着したようになります。
そして多くの種で、この陣笠部分や亀の子の甲羅部分が、半透明です。
これらの特徴に共通した意味と言えば、影を消すことに他なりません。
鳥などの天敵が餌となる昆虫を探すときに、物体としての影という情報が重要な役割を果たします。
その影を消してしまえば、葉の一部と化すことも難しくありません。言わば、ステルス化です。
このタテスジヒメジンガサハムシも半透明で、透けて見える胴体は黄緑色や褐色です。
これならば影が消えた上に、遠くからであれば、葉の緑や少し傷んだ茶色部分に見えるでしょう。
しかし、一点、不可解なことがあります。目立たないことを標榜するのならば、何故、このようなメタリックカラーなのでしょう?
このタテスジヒメジンガサハムシは極端にしても、ジンガサハムシやカメノコハムシにはメタリックカラーが一部に使われている種が少なくないのです。
どうも、矛盾しています。いつか、真相を知りたいものです。
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ツツサルハムシ
ツツサルハムシ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) Gyorome-8 ISO400 Speedlight
  ハムシの一種
ハムシの一種
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) Gyorome-8 ISO400 Speedlight
 
2010.5.13
梅雨の中休みに撮影に出ると、このところ、どうもハムシの姿が目に付きます。
そして、どの種もよく食べること。
さらに、繁殖行動も旺盛です。
いつもどおりのこの季節の光景だとは思いますが、こうも天候不順が続くと、何処かいつもとは違うようにも見えてしまいます。
北国の短い夏に、一気に世代交代を終える動物のイメージでしょうか。
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 写真をクリックすると動画を開始します

イワサキクサゼミ鳴く雄
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) Gyorome-8
  2010.5.12
リコーGXRのS10カメラユニットの動画は、VGA(640x480pixel)サイズですが、そのまま虫の眼レンズで撮影出来るのが魅力です。
虫の眼レンズは、静止画も面白いですが、動画もまた面白い世界ですから。
これが、HD動画撮影可能になると、より面白いのですが。
このカメラの最大の特徴は、レンズだけではなく撮像素子、しかもそのサイズまで自由に選んで設計可能ですから、何れそのようなユニットも出てくるでしょう。
来月発売のP10ユニットは、28-300mm相当画角でHD動画(1280P)撮影可能ですが、魚露目8号は取り付けられないのが残念なところです。

今日の午前中、NHK総合の「歌うコンシェルジュ」で、「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」の第3回「やんばるの命を写す」が紹介されました。
これで終了かと思ったのですが、5月30日(日)にアンコール放送されることが決まりました。
NHK BS2
5月30日(日)午前7:40~8:04
6月 1日(火)午後8:25~8:49
NHK BShi
6月 4日(金)午前9:25~9:49
6月 5日(土)午前6:00~6:24
6月 8日(火)午前1:00~1:24
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イワサクサゼミ鳴く雄
イワサクサゼミ鳴く雄
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) Gyorome-8
イワサキクサゼミ求愛?
イワサキクサゼミ求愛?
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) Gyorome-8 Speedlight
イワサキクサゼミ交尾ペア
イワサキクサゼミ交尾ペア
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) Gyorome-8 Speedlight
  2010.5.12
昨日から、梅雨の中休みのようです。快晴とはいきませんが、結構陽射しが顔を覗かせます。
そこで、リコーGXRの作例制作です。
沖縄本島南部のイワサキクサゼミを狙ってみました。体長15mm前後の日本最小のセミです。
シマグワの葉の上で鳴く、1匹の雄を虫の眼レンズで撮影していたところ、そこにもう1匹が飛来しました。
鳴いている雄の近くに着地すると、鳴いていた雄が近づき、取っ組み合いのような状態になりました。
これは、近くにいた別の雄が、闘いを挑みにやって来たのだな?と思っていると、雄が相手によじ登りました。
どんな闘いを挑むのかと思ったら、何と、交尾を始めたではありませんか。
これが、彼らの交尾に至るプロセスのようです。
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イチモンジカメノコハムシ
イチモンジカメノコハムシ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
  オキナワクビナガハムシ
オキナワクビナガハムシ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 ISO400
 
2010.5.11
同じ環境に暮らす、同じ時期に出現するハムシの仲間でも、目立つ種、目立たない種、さまざまです。
イチモンジカメノコハムシの成虫が、幼虫に混ざって1匹だけが葉を食べていました。
ハムシは、葉虫だけあって、完全変態の昆虫ながら、成虫も幼虫も同じ植物の葉を食べるんですね。
しかし、その存在は地味そのもの。
半透明の亀の子状の甲羅(?)は、背景の色を透過する上、影を作らないので目立ちません。

一方、オキナワクビナガハムシは、光沢を伴った鮮紅色で目立つこと。
以前、誰だったか、この色彩を目にして「イチゴハムシ」と言っていましたが、本当に瑞々しいイチゴのような質感です。
まぁ、この虫も「イチゴハムシ」って呼んで欲しいために、こんな目立つ姿を選んだのではないことは確かです。
有毒のベニボタルに擬態したのか、カメムシに擬態したのか、真相はそこらだと思います。
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オキナワマルウンカ
オキナワマルウンカ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当
  チャイロテントウ(2004年5月撮影)
チャイロテントウ(2004年5月撮影)
NikonD1X Sigma180/3.5 Macro Speedligt
 
2010.5.10
今週のかがくナビの自然だよりでは、オキナワマルウンカを紹介しています。
ウンカの仲間でありながら、テントウムシのように丸みを帯びた形態で、色彩や斑紋の個体変異の激しい種です。
しかし、斑紋パターンがバラエティに富むのに、何故テントウムシにもっとよく似た個体が現れないのかが不思議です。
テントウムシは危険を感じると、脚の関節から不味い体液を分泌する嫌われ者で、擬態のモデルの代表的な存在ですから、尚更です。
しかも、テントウムシどうしが、似通った色彩パターンをしたミューラー型擬態をしているので、擬態モデルとしての難易度はかなり低いはずです。
そこで、もう一度図鑑でテントウムシを見直してみたのですが、このチャイロテントウと鮮やかなオレンジ色のオキナワマルウカンカならば、擬態関係にならないでしょうか。
ちょっと無理か・・
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キンイロエグリタマムシ
キンイロエグリタマムシ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当
  2010.5.9
梅雨入りした沖縄は、土砂降りの一日でした。
今日の画像は、先日、山原(やんばる=沖縄本島北部)で撮影したものです。
今週末の講演で、リコーGXRによる作例のひとつに考えています。
リコー製品に共通した大きな特徴に、接写に強いことが擧げられます。
どこのメーカーでも、ワイド端など特定の焦点距離で最短撮影距離を短くし、「1cm接写可能」など謳っている機種は少なくありません。
しかし、それ以外の焦点距離では、途端に最短撮影距離が伸びて、使い勝手の悪くなる機種が少なくありません。
ここらのスペックの詳細は、実際に使ってみないとなかなか判らない部分です。

その点、リコーの機種はどれも押し並べて接写に強いのです。
しかも、特定の焦点距離だけではなく、すべての焦点距離に渡って、最短撮影距離を頑張った設計になっている点、好感が持てます。
このキンイロエグリタマムシの体長は、約5mmです。
このサイズでは、一眼レフのマクロレンズでも、苦労する領域です。
もちろん、さらに拡大したいところですが、標準ズームレンズでここまで倍率を稼げる機種はそうそうありません。
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ウルマクロハムシダマシ
ウルマクロハムシダマシ
Ricoh CX3 31mm相当
  ウルマクロハムシダマシ
ウルマクロハムシダマシ
Ricoh CX3 105mm相当 Speedlight ISO400
 
2010.5.8
沖縄本島の固有種で、4、5月だけに成虫の出現するウルマクロハムシダマシ。
このような種は、沖縄本島北部の山原(やんばる)だけに生息する場合が多いのですが、そうではなく、本島中南部でも見られます。
それにしても、このところ、よく目撃します。
この撮影をしたときも、1本のシマグワの木のあちらこちらに姿が見えました。
今年の不順な天候が発生にプラスに働いているのでしょうか。だとしたら、かなりの変わり者です。いや、変わり種と言うべきか。

変わっていると言えば、この和名です。
最初、目にしたときは、「マクロ」という部分が目に止まりました。
さらに「ウルトラ」+「マクロ」だとすれば、面白いネーミングだと思ったのですが、やがて気が付きました。
これは、沖縄方言が由来なのです。
「ウルマ」というのは、沖縄方言で「珊瑚の島」という意味なのです。
沖縄本島の固有種に対して、「珊瑚の島に住む黒い」ハムシダマシとはなかなか洒落たネーミングですね。
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2010.5.7
昨日お話した、来週末の講演の作例制作は、リコーGXRによるものです。
レンズ交換式ならぬ、撮像素子も含めたカメラユニット交換式のデジタルカメラのGXRですが、現時点で発売されているユニットは2種類です。
ひとつは、50mm相当のマクロレンズとAPS-Cサイズの撮像素子の組み合わせのA12ユニット。
もうひとつは、24~72mm相当のズームレンズと1/1.7型撮像素子の組み合わせのS10ユニット。
出来ることならば、その両方のユニットで、統一した条件の作例を準備したいと思っています。
昨日はA12ユニットで、イワサキクサゼミの鳴いている動画と静止画を撮影しました。
次にS10ユニットで、同様の撮影をしようと試みたのですが、鳴いてくれません。
仕方なしに、鳴いてない状態の静止画だけを撮影しました。
今日、再挑戦したいところなのですが、梅雨入り第2日目の予報は、終日雨です。

※度々お知らせてしているNHK BSの4月からの新番組「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」ですが、私の登場した第3回を、地上波のNHK総合(デジタル&アナログ)でも見られます。
5月12日(水)の午前10:05~の「歌うコンシェルジュ」で再放送+αがあります。
当初、午後10:05~と紹介していましたが、午前10:05~の間違いでした。
  イワサキクサゼミ雄
イワサキクサゼミ雄
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当
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 写真をクリックすると動画を開始します

イワサキクサゼミ
Ricoh GXR A12(33/2.5) 50mm相当
  2010.5.6
昨日の予想どおり、沖縄(奄美も)地方が今日、梅雨入りしました。
昨年の梅雨入りが遅かったために、随分早い梅雨入りに感じますが、平年と比べるとわずか2日早いだけなのですが。
来週末に行われる講演会のために、動画を含む作例を準備しなければならないので、もう少し亜熱帯らしい青空が続いて欲しかったというのが本音です。
今日も午前中は、まだ青空が広がっていたので、日本最小のセミ、イワサキクサゼミが生息する本島の南部へと車を走らせました。
現地に着く頃には、既に厚い雲が垂れ込めて、陽射しは遮られてしまいました。
それでも、何とか鳴いているイワサキクサゼミは撮影出来ましたが、明日以降の空模様が気になります。

イワサキクサゼミは、国内では先島諸島と沖縄本島南部に分布する日本最小のセミで、体長(翅を含まない)12~17mmと極小サイズ。
と言っても、イメージが湧かないかもしれませんが、体長10mを上回るハエの仲間はざらにいますから、その小ささは極めつけです。
ちなみに、翅を含まない(頭頂~尾端)アブラゼミの体長は約40mm。クマゼミで約44mm。日本最大と言われるヤエヤマクマゼミで約48mm。
和名のとおり、木本ではなく草本類、特にサトウキビ、ススキなどに好んでとまります。
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夏空
夏空
Ricoh CX3
  イジュ
イジュ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 24mm相当
 
2010.5.5
今日、今年初めて暑さを感じました。
そうです。これが梅雨入り直前の沖縄の天候なので、今年はそれが何処かへ行ってしまっていたのです。
ところが、週間予報では明日から雨マークが並んでいます。
大型連休明けと同時に梅雨入りでしょうか。
梅雨の季節を代表する花、イジュも既に咲き始めていますから、決して早過ぎるということはありませんが。
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オキナワアズチグモ
オキナワアズチグモ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当 ISO400
  2010.5.5
葉の先端で獲物を待ち伏せる、オキナワアズチグモに出会いました。
まだ小さな体、薄い体色から、成熟前の亜成体の段階に見えます。
しかし普通ならば、花の上か近くで採るポーズです。
ここで待っていても、目立つばかりで、やがて獲物がやって来るとも思えません。
こんな未熟なところも、やはり亜成体だからなのでしょうか。
捕食のテクニックは、学習による結果だったのでしょうか。
どうも、そうは思えないのですが、ちょっと不思議な光景でした。
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枯枝
枯枝
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 )
  クロツマキシャチホコ(2008年9月撮影)
クロツマキシャチホコ(2008年9月撮影)
NikonD300 Tamron90/2.8 SpeedlightX2
 
2010.5.4
相変わらず、擬態探しにハマっていますが、擬態した昆虫だけがターゲットではありません。
擬態していると言われている昆虫のモデルとなる、それらしい対象を見つけたときも嬉しいものです。
このシダの葉に引っ掛かった枝を見て、以前撮影したクロツマキシャチホコを思い出しました。
撮影後、そのカットを探してみると、もう2年近くも前のものでした。
もうちょっと、枝を短めに撮っていれば、より似ていたのですが。
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アマミアオジョウカイ
アマミアオジョウカイ
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4 ) 72mm相当
  2010.5.3
例年、大型連休明けには梅雨入りをする沖縄ですが、その前の初夏の陽気はどうしたのでしょう。
山原(やんばる=沖縄本島北部)の春一番に出現する甲虫と言えば、オキナワアオジョウカイでしょう。
そして、二番目が近縁種のアマミアオジョウカイ。
小型で地味なジョウカイボンの仲間の中では、大型で鮮やかな色彩を放っています。
どちらの種も、2月から姿を現し始め、4月には姿を消します。
それなのに、まだ姿が見られるのは、今年の天候不順の影響なのでしょうか。

今年4月から始まった、NHK BSの新番組「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」
当初予定されていた放映は終了しましたが、明日5月4日午前9時から、これまでに放映された5タイトルの集中再放送がBS2であります。
第3回の「やんばるの命を写す」は、午前9時50分からになります。
また、衛星放送を視聴出来ない方に、地上波でも見られるチャンスが、5月12日(水)午後10時5分からNHK総合「歌うコンシェルジュ」でもあります。
是非、ご覧ください。
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オキナワマドボタル雄
オキナワマドボタル雄
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
  オオシマカクムネベニボタル
オオシマカクムネベニボタル
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
 
2010.5.2
沖縄では、ホタルの成虫が出始めています。
といっても、ゲンジボタルやヘイケボタルのように短い期間だけ出現する種ではなく、結構長い期間見られるオキナワマドボタルです。
もっと広い範囲でのホタルでは、ベニボタルやオキナワアカミナミボタルなど、光らないホタルの仲間は3月から活動しています。
光るホタルと光らないホタルが、同時に見られるのは、今頃の季節限定かもしれません。
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ガの一種
ガの一種
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
  ガの一種
ガの一種
Ricoh GXR S10(5.1-15.3/2.5-4.4) 72mm相当 Speedlight
 
2010.5.1
一昨日の種明かしをしておきましょう。
擬態観察の達人には、種明かしをするまでもなく、バレバレかもしれませんが。
今日、拡大画像がアップされていないものは、本当の落葉です。
種名は捜査中です。1枚目は、ハマキガの仲間でしょうか。

一昨日の画像は、すべて自然光で撮影しています。
反対に、今日アップした画像はストロボ撮影です。
擬態している昆虫は、自然光で撮影しないとそれらしく見えないものなのです。
ストロボを使うと、どうも擬態に見えなくなってしまうのが不思議です。
擬態は、自然の光線状態で生じる陰影も巧く利用しているからなのかもしれませんね。

※*度々お知らせてしているNHK BSの4月からの新番組「Mi/Do/Ri~緑遊のすすめ」ですが、私の登場した第3回を、地上波のNHK総合(デジタル&アナログ)でも見られる機会が!
5月12日の午前10:05~の「歌うコンシェルジュ」で再放送+αがあります。
BSなんて見られないし・・という方、「+α」が気になる方は、是非!!
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