生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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リュウキュウミスジ
リュウキュウミスジ
Ricoh CX2 Speedight ISO200 300mm相当
  リュウキュウミスジ
リュウキュウミスジ
Ricoh CX2 ISO100 31mm相当
 
2009.9.30
どうもこのところ、好天に恵まれません。雲が多く、日に何度か雨が落ちてきます。
夕暮れ近くにリュウキュウミスジを見つけたときも、やはり雨の合間の撮影になりました。
リコーCX2は28~300mm相当の10.7倍ズームレンズ搭載となりましたが、私達の常用するマクロモードでの最広角は31mm相当です。
それでも、ほぼ10倍のズーム比を誇りますから、その画角変化はかなりのものです。31mmと300mm相当の両画角端での画像を並べてみました。
理想は、同じ構図での比較ですが。
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オリイオオコウモリ
オリイオオコウモリ
Ricoh CX2 Speedight ISO400 300mm相当
  オリイオオコウモリ
オリイオオコウモリ
Ricoh CX2 Speedlight ISO400 300mm相当
 
2009.9.29
山原(やんばる=沖縄本島北部)に撮影に来たのですが、どうも天気に恵まれません。
薄暗い林道を走っていると、あちらこちらでオリイオオコウモリに出遭います。
オオバイヌビワの低い枝にとまる個体を見つけ、車を停めました。
パラパラと雨が落ちてくるので、コンパクトデジカメでの短時間の撮影に止めました。
しかし、こういうときも300mm相当まで望遠効果が得られるのは、実にありがたいことです。
これが、200mm相当では被写体が小さく、正に記録写真といった雰囲気になったはずです。
ところで、Exifデータを確認したところ、シャッタースピードは1/16~1/20sec.です。それでも、ほとんどブレに写っていますから、やはりブレ防止機能は確実にレベルアップしていると確信しました。
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アオミオカタニシ
アオミオカタニシ
Ricoh CX2 DRmode
  アオミオカタニシ
アオミオカタニシ
Ricoh CX2 Speedlight
 
2009.9.28
少しだけ、山原(やんばる=沖縄本島北部)に撮影に行ってきました。
午後から次第に雲が広がり、夕方には雨が落ち始めました。
その頃、ある林道で撮影をしていたのですが、ちょうどアオミオカタニシにレンズを向けていました。
薄緑色の美しい殻を持つ、原始的なカタツムリのなかまです。
いつもは、殻の中に身を隠し、活動する姿を見ることは少ないのですが、雨降りとなればチャンスです。
しかし、雨脚が強まり、活動し始めたのは、もう薄暗くなり始めてからのことでした。
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半月
半月
Ricoh CX2 600mm相当(DigitalzoomX2)
  2009.9.27
快晴の午後、駐車場から事務所を見上げると、月が見えました。ちょうど半月です。
手許にあったカメラをテレ端にセットし、撮影してみましたが、さすがにちょっと月が小さめ。
そこで、さらにデジタルズームを併用し、600mm相当でも撮影しました。やはり、600mm相当だとある程度、月表面のディテールまで判りますね。
快晴とは言え、超望遠画角の手持ち撮影なので、ブレが懸念されましたが、等倍に拡大して見ても、細部まで解像していました。
新型CX2は、単にテレ側の焦点距離を伸ばしただけではなく、ブレ防止機能も向上しているのかもしれませんね。
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2009.9.26
センダングサの茂る草地で、ナガマルコガネグモの雌を見つけました。
見つけるとほぼ同時くらいに、網にホソへリカメムシが掛かりました。
雌が近寄り、捕食が始まりそうだったので、カメラの設定を変更しながら網に近づくと、あっという間にホソヘリカメムシは、糸の塊と化していました。何と、素早い作業でしょうか。
しかし、結局その場で捕食はせずに、雌はまた円網の中央に戻りました。
ついこの前まで小さかった、ナガマルコガネグモやオオジョロウグモの雌が、大きく成長して目に付くようになってきました。クモの世界も食欲の秋を迎えているのでしょう。
  ナガマルコガネグモ
ナガマルコガネグモ
Ricoh CX2 Speedight
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2009.9.24
実りの秋でしょうか?いろいろな街路樹にも、実が目立つような気がします。
昨日のホルトノキの緑色の実ほどではありませんが、このアカギの茶色の実も地味な存在です。
ただ、かなりの塊になるので、ホルトノキよりも目にはつきます。
さて、この実はこの後どうなるのでしょう?あまり野鳥に食べられている光景は記憶にないのですが。
  アカギ実
アカギ実
Ricoh CX2 Speedight
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ホルトノキ実
ホルトノキ実
Ricoh CX2 Speedight
  2009.9.23
今年の7月16日に、ホルトノキの花を紹介しました。
それが、今の季節になって結実しているのに気づきました。緑色のために葉陰に隠れて目立ちませんが、結構立派な実です。大きさといい、形といい、ちょうどオリーブのようです。
ホルトノキは、セミを初めいろいろな昆虫の集まる樹なので、よく見ているつもりですが、こんな実が着くのは、今年まで知りませんでした。これから、色づいたりするのでしょうか?
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サガリバナ開花
サガリバナ開花
Ricoh CX2 ISO400
  サガリバナ開花
サガリバナ開花
Ricoh CX2 ISO800
 
2009.9.22
今月10日に紹介した、2度目の開花のピークを迎えたサガリバナですが、そろそろ開花も下火になってきました。
探せば、これから開花を迎える蕾の房もありますから、まだ暫くは、花と香りが楽しめそうです。
その最後の花が散る頃には、秋本番を迎えるのでしょう。
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ランタナと青空
ランタナと青空
Ricoh CX2
  2009.9.21
日中は、まだ30℃を超える猛暑続きですが、朝夕は過ごし易くなってきました。
日中は夏空の雰囲気ですが、朝夕は秋晴れという感覚が強くなってきました。
この空は、どっちかな?
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2009.9.20
リコーR3からR10、そしてCX1の8機種に搭載され続けてきた、28~200mm相当の7.1倍ズームレンズ。
数々の優れた点を持つ名玉を新10.7倍ズームレンズに換装するのは、さぞ重大な決断だったことは想像に難くありません。
ユーザーの立場からしても、そのひとつひとつの性能を比べてみるまで、不安が一杯でした。
決して、すべての点で満点ではありませんが、今のところ、大きな問題点は認めらません。まぁ、当然ですが。
旧7.1倍ズームレンズの隠れたアドバンテージに、ボケ味がありました。ズーム比が拡大され、真っ先に犠牲になりそうな部分です。
しかし、今日の画像を見る限り、決して悪くはありません。杞憂に終わったようで、ほっとしています。
  木もれ陽
木もれ陽
Ricoh CX2
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ギンネム
ギンネム
Ricoh CX2
  2009.9.20
朝夕の光線は、フォトジェニックですね。特に、秋の夕暮れの斜光は、何でもない被写体を引き立ててくれる香辛料のようです。
ギンネムの鞘の中の豆が透けて見えるカットは、これまでにもここで紹介したことがあったと思います。
今日はそれに加えて、ギンネムの葉の隙間を通過した光線が、まるでブラインドを通ったように見えていました。まぁ、偶然ですが。
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ブドウ科植物実
ブドウ科植物実
Ricoh CX2
  ハゼノキ
ハゼノキ
Ricoh CX2
 
2009.9.19
何か、毎年同じことを書いているような気がします。でも、今年が一番早いかもしれません。
日に日に、少しずつ秋の気配が増しつつあります。今日の画像を見ても、否定のしようがありません。
四季の中で、秋が一番好きだという人はかなり多いでしょう。しかし、私は好きではありません。
もっとも、秋そのものが嫌いなのではありません。もし、仮に秋の次にやってくる季節が夏ならば、もっと好きな季節になったでしょう。
つまり、秋という季節は冬の前兆だから好きになれないのです。四季の中で一番好きなのが夏、そして一番嫌いなのが冬です。
などと御託を並べていても、確実に秋本番と冬が近づきつつあることは間違いありません。
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ニトベカズラ
ニトベカズラ
Ricoh CX2
セイヨウミツバチ訪花
セイヨウミツバチ訪花
Ricoh CX2 Speedlight ISO200
セイヨウミツバチ
セイヨウミツバチ
Ricoh CX2 Speedlight ISO200 300mm相当 最短撮影距離
  2009.9.18
大好きなニトベカズラが、満開を迎えています。
一年を通して、花が完全に無くなることはありませんが、年に数度、このようにたくさんの花を着ける時期があります。
この花が人気があるのは、人間だけにではありません、昆虫達も同様です。ところが、この場所では1匹のチョウもやって来ないのが、不思議な気がしました。
代わりに、引っ切りなしに花を訪れるのは、ミツバチたち。全国で激減して作物の受粉に影響が出てるというのが、嘘のような数です。

話は替わって、新型デジタルカメラのリコーCX2ですが、最望遠300mm相当で、レンズ先端から28cmまでピントが合います。このときの、撮影範囲がほぼ35mmフルサイズ。つまり、36X24mm程の範囲が画面いっぱいになります。一眼レフの交換レンズでも、300mmで等倍撮影が出来るレンズなんてありませんから、ちょっとした驚きです。3枚目の写真が、その300mm相当の最短28cmでの撮影です。
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イシガケチョウ
イシガケチョウ
Ricoh CX2 31mm相当
  イシガケチョウ
イシガケチョウ
NikonD90 Nikkor45/2.8P Gyorome-8 Speedlight
 
2009.9.16
近年は、毎年のように「異常気象」と言われ続けていますが、今年ももちろん例外ではありません。
2月の夏のような高温に続き、梅雨入り後は空梅雨、ところが梅雨明けは遅く、終わり頃にまとまった降雨があったので、総降水量は例年の2倍近い結果となりました。
そのため、当然、昆虫たちの発生にも影響が出ました。本来、ベストシーズンのはずである梅雨明け直後に、トンボやチョウの姿が異様に寂しい状況でした。
そして、そのまま例年どおりの夏枯れ状態に入ってしまいました。今年は、このままか?と思っていたところ、最近、やっと昆虫の姿が目に付くようになってきたようです。
渓流性のトンボもそうですが、林道沿いの下草では、イシガケチョウ、ジャコウアゲハが急に数を増してきました。もしかすると、今年の昆虫の発生のピークは、これからなのかもしれませんね。
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アマミアズチグモ
アマミアズチグモ
Ricoh CX2 Speedight
  アマミアズチグモ
アマミアズチグモ
Ricoh CX2 Speedlight
 
2009.9.15
食欲の秋を迎え、アマミアズチグモもすっかりその気のようです。
獲物に、まずはアオスジコシブトハナバチ。そして、イシガケチョウ。
どちらも、貪欲な食欲の所為でしょうか、かなり接近して撮影しても、全く意に介さない様子でした。
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コノハチョウ
コノハチョウ
Ricoh CX2 Speedight ISO200 300mm相当
  コノハチョウ
コノハチョウ
NikonD90 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED Speedlight ISO200 300mm相当
 
2009.9.14
占有行動をとるコノハチョウに出会いました。あまり警戒心を見せないので、容易に近づくことが出来ました。
こうなると欲が出るもので、コンパクトカメラと一眼レフの300mm相当での比較撮影をしたのが、今日の画像です。
どちらも、ISO200で内蔵ストロボを使用しています。絞りは、コンパクトがF5.6相当、一眼レフがF8に設定。
実焦点距離は、52.5mmと200mmの差異がありますから、一眼レフのほうが1絞り分絞り込んでいますが、やはり被写界深度は浅いですね。
描写性能は、このサイズで見る限り、よい勝負ではないでしょうか。
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ベニトンボ成熟雄
ベニトンボ成熟雄
Ricoh CX1 Speedlight 200mm相当
  ベニトンボ成熟雄
ベニトンボ成熟雄
Ricoh CX2 Speedlight 300mm相当
 
2009.9.12
今日も、引き続き新型デジタルカメラ・リコーCX2のテスト撮影です。
前機種CX1からの最大の改良点が、テレ端200mm相当から300mm相当になったことを、同じ被写体で比較してみました。
体長約4cmのベニトンボの成熟雄を同じ距離で撮影しました。頭の中では、200mmと300mmの違いは理解しているつもりでも、やはり実際の画像を見ると、考えている以上に撮影範囲(倍率)の違うことに驚かされました。
その昔、父の所有する交換レンズで最も焦点距離の長いものは135mmでしたが、標準50mmの画角と比べると段違いで興奮したものです。
そして、その後80~200mmズームを購入し、そのテレ端200mmの望遠効果に圧倒されたことも記憶に残っています。
しかし、現在では野鳥の撮影に500mmや600mmあるいはその1.5倍換算の画角に慣れていると、300mmでやっと望遠らしい画角に感じるのですから贅沢なことです。
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ツチイナゴ成虫
ツチイナゴ成虫
Ricoh CX2 Speedight ISO200 105mm相当
  ツチイナゴ成虫
ツチイナゴ成虫
Ricoh CX2 ISO100 31mm相当
 
2009.9.11
さて、今日は待望のリコーCX2の自然光下でのテストです。午後の3時間程で、約150カットを撮影してみました。
いろいろな被写体にレンズを向けてみましたが、まずはツチイナゴ。
昆虫接写の定番焦点距離105mm相当+ストロボ撮影と、ワイドマクロ端31mm相当の自然光撮影を比較してみました。
シャープネスは、このサイズの素子を使用した機種としては、全く不満は感じられません。高感度ノイズも、ISO400までは充分、実用域でしょう。
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サガリバナ
サガリバナ
Ricoh CX2 TungstenLight
  サガリバナ
サガリバナ
Ricoh CX2 Speedlight
 
2009.9.10
新型デジタルカメラCX2の被写体を求めて、夜の散策をしてきました。
意外なことに、既に花期の終わったものと思っていたサガリバナが、数カ所で再びかなりの花を着けていました。
左のカットは、タングステン照明を使い105mm相当の画角で撮影。右のカットは、内蔵ストロボを使って250mm相当の画角での撮影です。
前機種のCX1では望遠端が200mm相当までしかありませんでしたから、より自由な構図決定が可能になりました。
明日の日中に、より詳しいテスト撮影をしようと思います。
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2009.9.10
明日発売されるリコーCX2が、やって来ました。
これまでの28~200mm相当7.1倍ズームレンズが、28~300mm相当10.7倍ズームに換わったことが最大の進化です。
もう既に外は暗いのですが、これから何か被写体を探して、テスト撮影をしてみようと思います。
  リコーCX2
リコーCX2
Ricoh CX1
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ヒノキ?サワラ?
ヒノキ?サワラ?
Ricoh GX200
  2009.9.8
最近では少なくなりましたが、東京の住宅街を歩いていると、ヒノキ(あるいはサワラ)の生け垣に出会うことがあります。
何故か、子供の頃から、この葉が好きなのです。
生理的な琴線に触れるのでしょうか、これに似たコケやシダの仲間にも同様な気持ちが働きます。
しかし残念なことに、沖縄では見られません。これに近いコノテガシワは植栽されるようになりましたが、何処か物足りません。
高校の頃に、これを昆虫の室内撮影時の人工の背景に使えないかと思い、粗い金属製の網に接着し、黄緑色の塗装をしたことがあります。
ところが、実際の撮影に使ってみると、奇麗なボケが得られずに、がっかりしたことを思い出しました。
※ヒノキとサワラの違いは、簡単に調べられるだろうと思っていましたが、葉の裏が決めてのようです。次回、上京のときまでの宿題になってしまいました。
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2009.9.7
東京の実家で、思い掛けない昆虫を見つけました。恐らく、カノコガでしょう。
図鑑などで目にしたことはありますから、和名は記憶にあります。
また、2005年には日本最西端の与那国島で、近縁種のムラマツカノコツマキカノコの撮影をしたことがあります。
何れにしても、東京で、しかも実家の庭で見られるような種とは思ってもみませんでした。
数年前に出逢った、スケバハゴロモのときも同じような想いを抱きましたが、何故、中学や高校の頃に、毎日のように庭の昆虫の撮影をしていたときには目にしなかったのかが不思議です。
それにしても、もっと奇麗に撮影したかったのですが、見つけたのが夕暮れの薄暮の中なので、致し方ありませんでした。
  カノコガ?
カノコガ?
Ricoh CX-1 Speedlight
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ニガウリ実
ニガウリ実
Ricoh CX-1 Speedlight
  ニガウリ実
ニガウリ実
Ricoh CX-1
 
2009.9.6
急遽、2日だけ上京しました。
7月の中旬に東京の実家に植えた、ニガウリ(ごーやー)の実が、やっと収穫出来る状態にまで生長しました。
それにしても、どうしてこんなデザインにしたんでしょうね。
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2009.9.4
昨日の予報どおり、南方海上の熱帯低気圧が台風になりましたが、反対に風はやや弱まったようです。
今後の進路予想も、これ以上沖縄への影響が強まることもなさそうです。
最近の小雨傾向で、森の中も乾ききっているので、少しまとまった雨によって、早く夏枯れを脱して欲しいのですが。
  風弱まる
風弱まる
Ricoh GR-DIGITAL III F9.0 1/233sec. ISO64 +2/3
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風強まる
風強まる
Ricoh GR-DIGITAL III F1.9 3sec. ISO400
  2009.9.3
午後から、風が強くなってきたのを感じていたのですが、沖縄南方海上に熱帯低気圧があり、明日には台風に発達するようです。
夜には、ときおり強い風が吹き、庭木の幹が踊るように揺れていました。背後の雲も早く流れ、台風の予兆を感じさせます。
この数年、台風は発達しながら八重山地方に進路をとり、沖縄本島にはほとんど接近しなくなっています。
さて、今回の台風はどのようなコースを辿るのでしょうか。
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2009.9.2
まだまだ夏の陽射しの降り注ぐ、亜熱帯沖縄ですが、朝夕には秋の兆しを感じる日もあります。
森や林の中でも、秋や冬に色づく植物の実が、目に付くようになってきました。
赤い状態を見慣れている種も、まだ青い状態ですが、秋本番もそう遠くないことを感じさせてくれます。
夏好きで冬嫌いの身にとっては、嬉しくあり、寂しくもあり、微妙な心境です。
  アオノクマタケラン実
アオノクマタケラン実
Ricoh GX200
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山の中の池
山の中の池
Ricoh GX200
  2009.9.1
沖縄本島の最高峰といっても、500mちょっとなのですが、その山の中に小さな池があります。
登山コースからやや外れた場所にあるので、ほとんど知られていない存在でしょう。
小さいので、水たまりと言ってもよいくらいですが、まとまった雨が降れば、もう少し見栄えがします。
さて、実はここ、前々から気になっている場所なのです。と言うのも、如何にも、ヤンバルクイナが水浴びをしそうな環境です。
ヤンバルクイナ発見以前から、この山道では飛ばずに走り回る「小さなダチョウのような鳥がいる」という話があったくらいですから、可能性は充分にあります。
但し、この登山道は、現在、環境保護のために車両通行止めになっています。
20~30kgの機材を担いで、数kmの山道を歩かなければならないので、躊躇していました。
やっと、重い腰を上げて臨んだのですが、ヤンバルクイナは全く姿を現しませんでした。小さな狭いテントの中で4時間粘ったのですが、そう簡単にはいかないものです。
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