生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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ニコンD750スーパーブック
ニコンD750スーパーブック
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3
  2014.11.30
学研CAPA編集部より『ニコンD750スーパーブック』が今月26日に発売されました。
昆虫の4ページを担当しています。
当初、D800をD810に買い換えたいと思っていましたが、今回の撮影で試用し、今一番欲しいボディと化しています。
APS-CのD7100を少し大きくした程度のフルサイズ機にすっかりハマってしまいました。
ニコンのフルサイズ機初の可動背面液晶もローアングル撮影にはなかなかの威力を発揮します。
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アサギマダラ
アサギマダラ
Nikon D7100 Tokina FISHEYE10-17/3.5-4.5DX Speedlight
  アサギマダラ
アサギマダラ
Nikon D7100 Tokina FISHEYE10-17/3.5-4.5DX Speedlight
 
2014.11.29
今年購入したスチル用レンズの中で、このトキナー製ズーム魚眼は高評価です。
まず、魚眼でありながらズームレンズというのが、唯一の存在です。
魚眼接写では、とにかく被写体に肉薄しなければなりませんが、昆虫はすぐに逃げてしまうのでやや画角を狭めたテレ端(という表現も変ですが)で撮影してから徐々に近づくという撮影が可能です。

しかも、このレンズが単なるズーム仕様で近接能力に劣るのなら、購入しなかったでしょう。
ところが、近接撮影能力に劣る傾向のあるズームレンズでありながら、最短14cmと下手な単体魚眼以上のスペックです。
さらに、極めてコンパクト。これまでの常用魚眼DXニッコール10.5mmF2.8EDよりも全長が1cm弱長い程度です。。
もちろん肝心要の画質も充分なレベルです。

何故、こんなレンズを購入しながら、余り使っていなかったのでしょう。
今年は、昆虫の少ない小笠原諸島に通っていたのが大きいでしょう。
やっと落ち着いて撮影の出来るようになったのものの、既に晩秋。
本土から渡って来たアサギマダラを追い掛ける毎日です。

非常に完成度の高いレンズですが、さらなる願望も。
テレ端ではフルサイズボディでも対角魚眼になります。
ならば、ワイド端で円周魚眼になるかと言うと、固定フードのケラレでそうはなりません。
フードが脱着式ならばと思います。もっとも円周魚眼の出番なんて滅多にあるものではありませんけどね。
もうひとつ、開放F値が3.5から4.5。
これが、F3.5通し、あるいはF2.8~3.5になればと思うのですが、それでは折角のコンパクトさが犠牲になりますよね。
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ススキ原
ススキ原
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 PL-Filter
  ススキ原
ススキ原
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 PL-Filter
 
2014.11.28
このところ、秋らしくない亜熱帯の沖縄を強調していますが、今日は秋らしい風景を。
もっとも、こんなススキも温帯ならば9月頃の状態かもしれませんね。
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緑の森
緑の森
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 PL-Filter
  緑の水面
緑の水面
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 PL-Filter
 
2014.11.27
亜熱帯沖縄には、ほとんど紅葉が観られません。
黄葉はあるにはあるのですが、今の季節でも森は緑に覆われています。
快晴の続く11月下旬、まるで新緑の季節のような森の中です。
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ヒカゲヘゴ
ヒカゲヘゴ
Nikon D7100 Tamron10-24/3.5-4.5 15mm相当 PL-Filter ISO100
  ヒカゲヘゴ
ヒカゲヘゴ
Nikon D7100 Tamron10-24/3.5-4.5 15mm相当 PL-Filter ISO100
 
2014.11.26
ここ数日、快晴かつかなりの高温です。
さすがに真夏日にはなりませんが、連日の夏日で思わずカーエアコンをONにしてしまいます。
夏好きですが、間もなく11月も終わろうとしているこの時期に、ちょっと異状ではないかと思ってしまいます。
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
Nikon D800 TAMRON90/2.8VC 135mm相当 F2.8 15秒 ISO6400 DXmode
  ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 126mm相当 F5.6 30秒 ISO6400
 
2014.11.25
満天の星空の下、ヤンバルクイナに出会いました。
星との組み合わせでヤンバルクイナを撮るのならば、以前は星は弧を描く光跡となりました。
しかし、高感度撮影が進化したデジタル撮影では、ほぼ点として写すことも可能になりました。
しかも、肉眼よりも遥かに多くの星が写し出されています。

最初はAPS-Cセンサーサイズのボディに高倍率ズームレンズを装着しての撮影でした。
しかし、途中からよりこの撮影目的に適したふるさいずセンサーボディに明るい単焦点マクロレンズの組み合わせに変更しました。
さすがに後者は星の写りが違います。
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ゲットウ実
ゲットウ実
Nikon D7100 Micro Nikkor85/3.5 PL-Filter
  ゲットウ実
ゲットウ実
Nikon D7100 Micro Nikkor85/3.5 PL-Filter
 
2014.11.24
秋ですね。
山原(やんばる=沖縄本島北部)の林道沿いでは、様々な植物の実が色付いています。
直撃した台風の影響で少なめですが、それでもゲットウやアオノクマタケラン、イイギリなどの赤いみが目立っています。
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アサギマダラ
アサギマダラ
Nikon D7100 Tokina FISHEYE10-17/3.5-4.5DX Speedlight
  アサギマダラ
アサギマダラ
Nikon D7100 Tokina FISHEYE10-17/3.5-4.5DX Speedlight
 
2014.11.23
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、ツワブキの花が咲き始めています。
ちょうどこの花の咲く季節には、本土から南下してきたアサギアマダラが集まる時期に一致します。
そのためツワブキにはアサギマラが多く訪花するのですが、今年はその姿が疎らです。
長距離移動を調査するマーキング個体もいましたが、どれも「沖」の字が見えるので、沖縄本島でのマーキングのようでした。
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オキナワマルバネクワガタ雄
オキナワマルバネクワガタ雄
Nikon D7100 Micro Nikkor85/3.5 Speedlight x3
  オキナワマルバネクワガタ雄
オキナワマルバネクワガタ雄
Nikon D7100 Micro Nikkor85/3.5 Speedlight x3
 
2014.11.21
昨日担当した地元テレビQABのコーナーでは、オキナワマルバネクワガタを紹介しました。
もう10年ぶり以上の撮影です。
ハイビジョンでの撮影は初めてのことです。

以前は、季節になれば探さなくても遭遇していたのですが、このところは全くそういうこともありません。
とにかくシーズンになると採集者が多過ぎます。
県内だけではなく県外からも、夜の林道を行き交うレンタカーの数を目にすると、探す気にもなれません。
子供の昆虫採集なら解りますが、大人の商売絡みの採集には閉口します。
特定の種のみの採集は、その種の絶滅だけではなく、森全体の生態系のバランスにも影響します。
刺激を避けるためにシーズンオフギリギリでの紹介にしました。
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名城ビーチのソニー坊や
名城ビーチのソニー坊や
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 600mm相当
  名城ビーチのソニー坊や
名城ビーチのソニー坊や
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 600mm相当
 
2014.11.20
久しぶりにソニー坊やのことを思い出していたら、最南端の名城ビーチの坊やが気になり出しました。
かつて有料ビーチだったのですが、その後民間企業の管理に変わっています。
そのために、大きく周囲の環境が変わったり、撤去されたりしていないでしょう?
その企業のホームページに掲載されいている電話に連絡してみても、現在は使われていないようです。

気をもんでいるよりも、実際に確かめてみようと思って、昨日、現地を訪ねてみました。
到着すると、ゲートは閉まり、「閉鎖」の看板と鎖。
しかし、そこから見る限りは、環境は大きく変わっていません。
ゲートから中を見回すと、モクマオウの幹の影に坊やは立っていました。
600mm相当の画角で証拠撮影をしました。

他のソニー坊やが道路沿いに立って、交通安全に目を光らせているのに対し、この坊やだけはビーチ内で海を向いています。
そのために表情まで確認できませんでしたが、元気なのは確認できました。
しかし、海沿いという過酷な気象条件のためでしょう、塗装はまた剥離し始めています。
何しろ、かつて私たちが塗装作業をしたのは、もう12年も前のことなのですから。
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久茂地川
久茂地川
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3
  2014.11.19
かつて10数年前、沖縄本島にしかないコンクリート製のソニー坊やに、仲間立ちと夢中になってたことがあります。
昭和30年代に、沖縄本島内に10体が建てられたのですが、今でも残っているのは半分の5体。
以前の調査で、計7体までは何処にあったかを突き止めたのですが、残り3体は判らないままでした。
それ以上の情報が得られず、活動も自然と休眠状態に陥りました。

それが、ここに来ての急展開。
FaceBookで、沖縄ソニー(電波堂)を創立した方のお孫さんが、「ソニー坊やを語る会」開催の告知をされたのです。
しかも、そのページの写真が、那覇市久茂地の電波堂ビルとその前に立つソニー坊やなのです!
そりゃそうですね、ソニー坊やの聖地とも言える場所にないのが不思議です。
今でも、その電波堂ビルは健在ですが、こんな所に立ってたのですね、かつては。
さて、残り2体は何処だ?
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2014.11.18
FaceBookで、たこ焼き器を使ったたこ焼き以外の調理例が紹介されていました。
それに刺激されて、たこ焼き器を久しぶりに発掘してみました。
スマホでの撮影ですが、なかなか渋い感じが出ています。
  たこ焼き器
たこ焼き器
SHARP SH-02E
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OKICA
OKICA
OLYMPUS TG-3
  2014.11.13
先日、こき下ろした沖縄都市モノレールの新しいキップ。
余りに不便なので、ICカードを購入しました。
しかし、このカードがまたがっかり満載。
まず記名カードを購入したのですが、名前がデザインに重なってしまいよく読めません。
しかも生年月日を入力したら、満年齢が刻印されました。
誕生日迎えたら変わるものなのに・・・
極めつけが、本土のICカードはケースにいれたまま使用可能ですが、これはイチイチ出さないと駄目・・・
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2014.11.11
東京の実家の道路でコカマキリが死んでいました。
この辺りに、昔からコカマキリなんていたでしょうか?
それとも、昔はカマキリの種類なんて気にしてなかったのでしょうか。
  コカマキリ
コカマキリ
OLYMPUS TG-3
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天井配管
天井配管
Nikon D7100 Tokina FISHEYE10-17/3.5-4.5DX
  2014.11.9
昨日は親戚の法事で上京し、車椅子の父を伴って出席しました。
その後、参加していたグループ写真展の撤収、打ち上げとハードな一日でした。
ふっと一息ついて、居酒屋の天井を見上げると、思い掛けない配管が。
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2014.11.8
大学時代の友人が、地元九州に戻って果樹栽培をしています。
最近、キウイフルーツを送ってくれました。
昔はキウイというだけで珍しい時代もありましたが、最近は色々な品種がありますね。
奇麗なだけではんく、美味でした。
  レインボーレッドキウイ
レインボーレッドキウイ
OLYMPUS TG-3
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ススキ
ススキ
Nikon D7100 SIGMA50-500/4.5-6.255mm相当 F11 PL-Filter ISO640
  2014.11.7
昨日掲載したススキの写真。
FaceBookにアップした海と空バックのカットほうが評判よいようなので、こちらにもアップします。
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ススキ
ススキ
Nikon D7100 SIGMA50-500/4.5-6.3 750mm相当 F6.3 PL-Filter ISO400
  ススキ
ススキ
Nikon D7100 SIGMA50-500/4.5-6.3 360mm相当 F8 PL-Filter ISO400
 
2014.11.6
このところ、天気も良く、まだまだ日中は半袖で快適です。
しかし、急にススキの花穂が目立つようになってきました。
やはり、秋ですね。
秋は嫌いじゃありません。
しかし、秋の次の冬が嫌いなので、秋は複雑です。
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2014.11.5
今晩の月は171年ぶりの「ミラクルムーン」だとか。
もっとも、自然現象ではなく、人間の作った暦の上でのこと。
スーパームーンとか、皆既月食だとか、最近はイベントブームでお月様も多忙なようです。
  ミラクルムーン?!
ミラクルムーン?!
Nikon D7100 SIGMA50-500/4.5-6.3 X1.4Telecon 1400mm相当 X1.3Mode
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ゆいレール新キップ
ゆいレール新キップ
SHARP SH-02E
  2014.11.4
昨日、沖縄に着いてモノレールに乗りました。
すると、キップと改札が新しい方式に変わっていました。
ICカードが導入されること、それが本土の鉄道とは互換性がないもので、事前から批判されているのは知っていました。
しかし、新しいキップにも怒りが込み上げました。

表の片側にQRコードが印刷されていて、改札の透明の窓にそれを押当てる方式です。
つまり、キップの裏表、左右を識別しなければならないのです。
これまでは、裏表も左右も関係なくキップ専用の口に挿入するだけだったのですが・・・
航空券でも同じ方式が採用されていますが、航空券は大きいのでまだ扱いが楽です。
空港利用車は大きな荷物を持っていることが多いのに、小さなキップにこんな細かいことが求められるとは!?
沖縄都市モノレールの収支は決して芳しいものではないと聞きます。
なのに、多くの予算を掛けて、この改悪とは責任者は何を考えているのでしょうか?!
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2014.11.3
沖縄に戻ります。
小笠原に置いてあった機材など大半は送ったのですが、それでも40kg程の荷物を持っての移動です。
色々迷った結果、吉祥寺駅からリムジンバスを利用したのですが、登場便との接続が悪く、空港ラウンジで2時間余りを過ごすことになりました。
ちょうどカメラ誌の原稿が〆切を過ぎていますので、ちょうどよい時間と考えましょう。

そこで、腹ごしらえの食料調達なのですが、いつもはどちらにするか迷う「万かつさんど」と「崎陽軒シウマイ弁当」両方を購入。
まず、かつサンドから平らげたのですが、原稿があるのについいつものただビールも呑んでしまいました。
それでも、何とか2時間で原稿を仕上げ、最終の推敲とシウマイ弁当は、機内に残しました。
  かつサンドとシウマイ弁当
かつサンドとシウマイ弁当
SHARP SH-02E
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夕焼け飛行機雲
夕焼け飛行機雲
Nikon D7100 Tamron16-300/3.5-6.3 450mm相当 F6.3 ISO100
  2014.11.1
不思議な夕焼け、あるいは飛行機雲を見ました。
周りは既に日没時刻を過ぎ、モノクロームの世界。
その高く上空を飛ぶ、飛行機。
その後に伸びる飛行機雲がだけが焼けているんです。
不思議なこともあるもんですね。
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