生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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空撮用ラジコンヘリ
空撮用ラジコンヘリ
RICOH CX6
にほん風景遺産・与那国島
にほん風景遺産・与那国島
Nikon D7100 Nikkor18-200/3.5-5.6ED PL-Filter
ツマムラサキマダラ
ツマムラサキマダラ
Nikon D7100 SIGMA50-500/4.5-6.3 Speedlight
  2013.12.31
今年も残り30分。
今年撮影した写真のベスト10でもやろうかと思ってたのですが、時間切れですね。
で、ベスト3にしてみました。

3位は、ツマムラサキマダラの画像をアップしましたが、チョウの飛翔撮影に開眼したかな?です。
フィルム時代のチョウの飛翔撮影は、極めて歩留まりの悪いものでした。
それがデジタル技術の成熟と共に、かなりの確率で撮影できるようになってきました。

2位は、ビデオというかテレビの仕事ですが、BS朝日の「にほん風景遺産」を今年は2本担当させて頂きました。
2月オンエアの西表島、そして9月に放映した最終話の与那国島。
ディレクター、出演、ネイチャー撮影という立場ですが、いろいろ勉強になりました。

そして1位は、ラジコンヘリによる空撮。
実は、上記の与那国島での空撮が天候に恵まれずに始めたのですが、今後にも大きな可能性を感じます。
決してリアルヘリコプターの代替ではない、新しい可能性を秘めている撮影機材だと思います。
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サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F5.6 PL-Filter ISO100
  サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F5.6 PL-Filter ISO100
 
2013.12.29
先日、手入れの行き届いたサトウキビ畑が少なくなっていると嘆きました。
沖縄本島で最も広大なサトウキビ畑が拡がっているのは、南部です。
しかし、その南部でもいい畑は少なくなりました。
やっと花穂の揃っている畑を見つけても、周囲まで絵になる畑は稀です。
そこで、ちょっと極端なトリミングで逃げてみました。
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ツワブキ
ツワブキ
Nikon D800 TAMRON90/2.8VC F4 ISO400
  センダングサミバエ
センダングサミバエ
Nikon D800 TAMRON90/2.8VC F11 SppedlightX2 ISO400
 
2013.12.28
今日は朝から太陽が顔を出したので、急遽沖縄本島南部一周。
この時期、満開のツワブキにチョウたちが群れているはずです。

予想どおり、満開のツワブキ。
しかし、そのツワブキに1頭のチョウもいないのです。
冬のチョウはマダラチョウが中心ですが、他の種も全く見当たりません。
今日、ツワブキに訪花していた昆虫は、センダングサミバエ2匹のみでした。
こんなことは初めてです。
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AF-S Micro Nikkor60mmF2.8G ED
AF-S Micro Nikkor60mmF2.8G ED
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当 ISO200
  NIKKOR TUMBLER
NIKKOR TUMBLER
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当 ISO200
 
2013.12.26
注文していたレンズが届きました。
マイクロニッコール60mmF2.8です。
初めて購入するナノクリスタルコートの高級レンズです。

既にバレていると思いますが、それのフェイクで、実はタンブラーです。
しかし、レンズキャップを外さなければ、ほとんど気づかない出来映えです。
ニコン純正品なので、当然と言えば当然なのですが。

これは自分のためではなく、年明けに93歳の誕生日を迎える父へのプレゼント用です。
父の呑むこと以外の唯一の趣味がカメラ。
その影響で、この道に進むことになったのは間違いありません。
喜んでくれるでしょうか?
困ったことに、余りのリアルさに、自分用のも欲しくなってきました。
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2013.12.24
ローストチキン用のホールチキンは何故、小さなものばかりなのでしょう?
レッグだけならもっと大きなものも売ってるので、実際にはあるはずです。
少しでも大きめのホールチキンを求めて、アメリカ産品を扱っているショップまで足を伸ばしました。

そこで目に付いたのが、普段見慣れない炭酸飲料。
チェリーコカコーラ。チェリードクターペッパー。ダイエットドクターペッパー。
アメリカって、何故かあの人工チェリーフレーバーが好きですよね。
昔は嫌いでしたが、長い沖縄生活の所為か、最近は好きになりました。
アメリカ本国では、ダイエットルートビアがあるらしいのですが、残念ながらこのショップでも見当たりませんでした。

※チェリーコーラは、かつて何回か国内販売されたようです。しかし、不評で短期間で販売が打ち切られたそうです。
今回も今月から冬期限定国内販売されているそうです。但し、今回購入したものはアメリカ製で輸入品です。
  アメリカンテイストドリンク
アメリカンテイストドリンク
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当 ISO200
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撮影機材
撮影機材
Nikon D800 SIGMA180/2.8 F5.6 ISO400 Speedlight
  2013.12.23
こんなのも撮りました。
前玉外し拡大専用改造レンズです。
Front Element Remove Macro Lens
略してFER マクロレンズと呼んでいます。
マニュアルフォーカスですが、0.8~3倍の撮影倍率が得られます。
しかも、内蔵ストロボで照明可能です。

一応撮影しましたが、構成上恐らく使われないでしょう。
背景のボケ、気に入っているんですけどね。
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2013.12.22
この1ヵ月程、なかなか果たせなかった撮影がこれ。
撮影機材の集合写真。
屋外での撮影は、なかなか天候が合いません。
晴天だと、コントラストが強くなり過ぎます。
雨では全く問題になりません。
風が強いのも、困りものです。
薄曇りが最適なのですが、たまにそういう天候に恵まれても、こちらの都合が悪かったりします。

もうひとつ困ることがあります。
メインの機材をすべて並べてしまうと、撮影用のボディがなかくなってしまうのです。
結局、かなり古いボディで撮影することにしました。
  撮影機材
撮影機材
Nikon D300 Nikkor24-85mm/3.5-4.5 ISO400 Speedlight
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サトウキビ花穂
サトウキビ花穂
RICOH CX6
  2013.12.19
今週は、今年最大の〆切地獄で「南島漂流記」の更新もサボり勝ちです。
12月に入り、サトウキビの花穂が目に付くようになってきました。
しかし、沖縄でのサトウキビ栽培が低調になり、従事者の高齢化もあり、手入れの行き届いた畑も少なくなりつつあります。
事務所から最も近い畑も、道路拡張工事のために姿を消しました。
今年は、サトウキビの花穂をラジコンヘリ空撮しようと思っているのですけどね。
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2013.12.16
今朝見たら、海野和男さんの小諸日記に何故か私のポートレイトが!
これは先週参加した日本自然科学写真協会(SSP)の技術講習会・忘年懇親会での1コマ。
昨日、この画像を添付してくださったと思ったら、続けてのサプライズ。
まぁ、冬でネタがなかったのでしょう。

いえ、それも理由の半分かと思いますが、撮影機材がニコンDf。
今月発売されたばかりで、超品薄の人気機種。
しかも、セットレンズの開放ボケが美しいのです。
という作例のモデルということです。

本文に「都会でも似合う男」と書かれていて苦笑。
東京で生活している間は、たくさんの人間の中で自分が見出せずにコンプレックスの塊でした。
都会生まれのカントリーボーイ(当時)だと思ってましたから、思い掛けないお言葉です。
  都会でも似合う男(海野和男氏撮影)
都会でも似合う男(海野和男氏撮影)
Nikon Df Nikkor50/1.8 F1.8 ISO2000
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2014年「沖縄の自然」カレンダー
2014年「沖縄の自然」カレンダー
RICOH GXR A12(33/2.5) 50mm相当 ISO200
  2013.12.15
恒例になった「沖縄の自然」カレンダー2014年版。
今年は紆余曲折があり、中止かと思ったのですが、何とか完成しました。
1・2月 イイギリの実
3・4月 スジグロカバマダラ
5・6月 リュウキュウハグロトンボ雄
7・8月 与那国島・立神岩
9・10月 ヤンバルクイナ
11・12月 オキナワトゲネズミ
の構成です(OYAMAMAさんデザイン)。

今年も先着20名の方にお送りします(自然観撮BBSからの方も含めて)。
但し、昨年同様、送料着払い(230円)で構わないという方のみです。
ご希望の方は、このページの左上の「※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。」から送り先、氏名を明記したメールをお送りください。

※予定数を超えましたので、応募〆切ました。
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オキナワクワゾウムシ
オキナワクワゾウムシ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F7.1 SpeedlightX2 ISO800
  オキナワクワゾウムシ
オキナワクワゾウムシ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F7.1 SpeedlightX2 ISO800
 
2013.12.11
冬に突入しつつあるとは言え、まだまだ昆虫の姿はあります。
もっとも、真冬でも活動している種も少なくないですからね。
このオキナワクワゾウムシも、その代表的な1種です。
これからの季節、貴重な被写体です。
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2013.12.10
ヤマトシジミも低温期型に移行したようです。
ほとんど翅の裏の斑紋が消えています。
亜熱帯沖縄にも、着実に冬が忍び寄っています。
  ヤマトシジミ
ヤマトシジミ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F5.6 SpeedlightX2 ISO400
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ヨツモンカメノコハムシ
ヨツモンカメノコハムシ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F7.1 SpeedlightX2 ISO400
  2013.12.9
ヨツモンカメノコハムシは、日本のカメノコハムシ・ジンガサハムシの中で最大種です。
個体数も多く撮り易い被写体なのですが、この仲間は頭部を見せてくれるこれることが少ないのが難点です。
このとき、珍しく2匹が並んでいたのですが、やはりこのときも頭部は隠したままでした。
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キスジホソヘリカメムシ幼虫
キスジホソヘリカメムシ幼虫
OLYMPUS TG-2 100mm相当 F6.3 Gyorome-8 ISO3200
  キスジホソヘリカメムシ成虫
キスジホソヘリカメムシ成虫
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F10 SpeedlightX2 ISO800
 
2013.12.8
昨日と同じフィールドで撮影したキスジホソヘリカメムシの幼虫と成虫です。
幼虫期は、アリにそっくりな姿をしています。
そして成虫になると、ハチにそっくりな姿になります。
もっとも、これは翅を開いて飛ぶときなのですが。

アリとハチは同じグループで、毒を持ち捕食者に嫌われている存在です。
このフィールドでは、捕食者も多ければ、その捕食を免れようとする擬態者もいて、やはりそれだけ豊かな生態系なのだと思います。
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ナガマルコガネグモ
ナガマルコガネグモ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F7.1 SpeedlightX2 ISO400
  ハラビロカマキリ幼虫
ハラビロカマキリ幼虫
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F8 SpeedlightX2 ISO1600
 
2013.12.7
12月に入り、日本最大のクモ、オオジョロウグモの姿がパッタリと見えなくなりました。
一方、ナガマルコガネグモは、まだまだこれからのようです。
次第に腹部が膨らんでくる雌の傍らには、まだ小ぶりな幼体もいます。

最近また頻繁に通うようになった、このポイント。
ハラビロカマキリの幼虫も、日に数匹出会います。
夏にはムシヒキアブ類も多く、捕食動物の宝庫です。
つまり、それだけ餌になる昆虫も多く、豊かな自然環境なんですね。
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オキナワクビナガハムシ
オキナワクビナガハムシ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F8 SpeedlightX2 ISO1600
  オキナワクビナガハムシ
オキナワクビナガハムシ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F8 SpeedlightX2 ISO1600
 
2013.12.6
事務所から車で10分程。中城城跡に近い、このポイントは最も頻繁に訪れる場所です。
今年は、何度か驚かされました。
これまで、山原(やんばる=沖縄本島北部)にしか生息していないと思っていた種に出会うのです。

まず、リュウキュウルリボシカミキリ。今年は、ブドウ科植物に大発生でした。
次にムネモンアカネトラカミキリ。今年2度目撃したと思います。
そして、昨日はこのオキナワクビナガハムシ。山原で春から夏にときどき目にする種でした。
しかも2個体同時にです。こんなことは山原でもありませんでした。
この鮮やかな体色を見落とすことはないでしょうから、最近発生するようになったのでしょうか。
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アオタテハモドキ雄
アオタテハモドキ雄
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F5.6 SpeedlightX2 ISO100
  アオタテハモドキ雄
アオタテハモドキ雄
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F3.8 ISO100
 
2013.12.5
久しぶりに、アオタテハモドキの雄を撮影したように思います。
雌よりも雄のほうが鮮やかな種の多い昆虫ですが、このアオタテハモドキの雄も和名どおりの美しい色彩を放っています。
最近撮影したのは、地味な雌ばかりと記憶しています。
美しい雄に出会っても、すぐに逃げられたような気がします。

今日の雄は、夕暮れの斜光に照らされて、日光浴を楽しんでいるようでした。
近付いてもなかなか逃げず、逃げてもすぐ近くに舞い降りるのです。
やはり、この青は何度見ても美しいですね。
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ニシキヒロハマキモドキ
ニシキヒロハマキモドキ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F13 SpeedlightX2 ISO400
  ニシキヒロハマキモドキ
ニシキヒロハマキモドキ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F13 SpeedlightX2 ISO400
 
2013.12.4
このニシキホロハマキモドキは、比較的珍しい蛾だと思っていました。
しかし、その認識は間違っていたようです。
事務所の裏で開花しているツワブキの1株だけで、計4個体が吸蜜していたのです。
もっとも前翅長が6mm前後と小さいので、なかなか気づかないということもあるのでしょう。
それにしても、小さいのに凝ったデザインですね。
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ユウマダラエダシャク
ユウマダラエダシャク
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F4 SpeedlightX2 ISO800
  ユウマダラエダシャク
ユウマダラエダシャク
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F11 SpeedlightX2 ISO800
 
2013.12.3
いつものフィールドでユウマダラエダシャクの姿が目立つようになってきました。
この姿が増えると、冬を感じます。
図鑑によれば、沖縄では真冬を除いて成虫が発生しているとありますが、どうも最近冬に個体数が多いように感じます。
これも温暖化に関係があるのでしょうか?

いつもは、このように下草の葉の上に静止していることがほとんどです。
これは、鳥の糞に擬態していると言われています。
ときどき、花で吸蜜している姿も見ますが、余り多くはありません。
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キスジセアカカギバラバチ
キスジセアカカギバラバチ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F16 1/125sec. SpeedlightX2 ISO800
  キシモフリクチブトカメムシ
キシモフリクチブトカメムシ
Nikon D7100 VR Micro Nikkor85/3.5ED F8 SpeedlightX2 ISO800
 
2013.12.2
今日は少し雲が増えましたが、ほぼ晴れ間が拡がりました。
午後に時間を見つけ、中城城跡近くのポイントへ向いました。
余り昆虫の姿は多くなかったのですが、まず出会ったのがキスジセアカカギバラバチ。
いつも数カットで逃げられてしまうのに、今日は至近距離で何枚シャッターを切っても逃げる気配がありませんでした。
いつも逃げられるどころか、以前は滅多に見掛けない種だったのですが、最近このポイントで何度か遭遇しています。

このハチはとても興味深い生活史を営んでいます。
蝶や蛾の幼虫のいる葉に、極小の卵を産み付けます。
その卵が食草と一緒に食べられ、幼虫の体内に取り込まれます。
幼虫の体内で孵化したハチの幼虫は、蝶や蛾の幼虫を食べるのではなく、そこに寄生している寄生蜂や寄生蝿の幼虫を食べるというのです。
実に変わった生活史ですが、これを突き止めた研究者がまたすごいですね。
実に熱帯的な体色をしていますが、北海道まで分布しているというのも、また不思議です。

次に、キシモフリクチブトカメムシ。
これは、チョウの幼虫を捕まえ針のような口を刺し体液を吸う捕食性のカメムシです。
まぁ、いる所にはまとまっていたりしますが、このポイントではやはりときどき見掛けます。
このどちらの種も、蝶や蛾の幼虫が存在しないと繁殖出来ません。
それだけ、このポイントは蝶や蛾の多い環境なのでしょう。
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琉球大学空撮
GoPro HERO3 by DJI PAHNTOM
  2013.12.1
今日も昨日に続いて、快晴です。
ただ、昨日と違うのは風のあることでしょうか。
今日は、大きな池の上から撮影を試みようと、GoProカメラを防水ハウジングセットしました。
従って、ジンバル(水平安定架台)は使用できず、昨日同様、防振機能はエアダンパーのみの状態です。

その結果ですが、やはり風のあるときはジンバルの威力を感じさせられます。
昨日はほぼ無風状態だったので、エアダンパーだけでも結構いけると感じたのですが。
今日の気象条件では、コンニャク現象が出ています。

こうなると、ジンバルがもうひとつ欲しくなります。
しかも、今年末キャンペーンで、通常約7万円のところ約3万7千円なのです。
あるいは、非純正1万3千円という製品もあります。
まぁしかし、やはりどうしても防水ハウジングを装着しての撮影を選択したい状況もあります。
例えば、風の影響をあまり受けない代わりに、水没の危険性の高い渓流撮影などでしょうか。
やはり、1機はジンバルを装着しない自由度の高い状態で使おうと思います。
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