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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。
これからも、よろしくお願い致します。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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2007.9.29
今晩、ちょっとした呑み会がありました。ビアホールなので、ビールを呑んでいましたが、そういつまでも呑み続ける訳にもいかないので、ちょっと寄り道をしてみました。 最初はカクテルを注文しましたが、ビアホールのライナップでは甘く、弱い酒に感じるだけです。そこで、目に止まったのが「スミノフ」の文字。これなら、ちょっとハードだろう、しかもその中でも最もハードそうな「ブラックアイス」をオーダー。そして、運ばれてきたのがこのボトル。グラスに注いで一口。これが、甘い、軽い・・・ウォッカベースのライトカクテルなんですね。撮影した画像を見ていたら「甘口お酒」の文字を発見しました。う~ん・・・
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スミノフブラックアイス
Ricoh Caplio R7
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オキナワクワゾウムシ
Ricoh Caplio R7
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2007.9.28
マーフィーの法則と言ったら古いですが、期待していると見つからないオキナワクワゾウムシが、時間に余裕があるときには、さして探してもないのに、目先にいたりします。 そして、今日もやはりペアでいました。何度も、ここに登場したシュチエーションでしょう。でも、それぞれに何処か違っていて、同じ内容だとは思えません。 何度も何度も飽きずに、このゾウムシにレンズを向けてしまうのは、円らな瞳の持ち主だからかもしれません。
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2007.9.27
天候が思わしくないのならまだしも、仕事の都合で時間がとれなかったり、タイミングが悪かったりで、なかなか被写体に出逢えないときがあります。 そんなとき、ついつい頼ってしまうのが、いつもの散歩コースにある何本かのシマグワの木です。よくオキナワクワゾウムシがいるのです。しかも、交尾していることがよくあります。いつも、いつも同じ写真になっても困りますが、ついつい困ったときのシマグワ頼みになってしまいます。 でも、そういうときに限ってオキナワクワゾウムシはいないものです。いつもの彼らの指定席には、別のペアがいました。
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ハエの一種
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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クロマダラソテツシジミ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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2007.9.26
相変わらず、クロマダラソテツシジミを撮影しています。 21日に初めて見たときは、どれも新鮮個体だったのですが、このところ、どうも損傷を受けた個体ばかりのように思います。このチョウは、損傷を受け易いのでしょうか?あるいは、ソテツの周辺では、新鮮個体が少ないのでしょうか?しかし、新成虫はソテツの近くで出現するでしょうから、後者はあり得ないでしょうね。
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2007.9.25
今年の1月26日に紹介したキンカメムシの一種。その色合いから、私が勝手にラデンキンカメムシと呼んでる種類です。そのときのカメムシは、大学の資料館に届けられた個体を撮影させて貰ったものです。 今回撮影したものは、ある方から目撃情報を頂き、早速出掛けてみたところ、運良く2個体を確認出来たものです。これまでは、なかなか目撃するのも難しかったと聞いていますから、少しずつ数が増えているのでしょうか?何れ、普通に見られるようになるのかもしれませんね。もし、そうなれば、嬉しいような、残念のような、微妙なところです。
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ラデンキンカメムシ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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フィルム
Ricoh Caplio R7 (ISO400)
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2007.9.24
かつて、「写真家の事務所の冷蔵庫には、ビールとフィルムしか入っていない」などとインタビューに答えたものです。実際、それがネタに漫画の1コマになったりしました。 しかし、昨年はついに1本のフィルムも使いませんでした。そして、それは今年になっても続いています。事務所の冷蔵庫の野菜室を占領し続けるフィルム用の空間が急に無駄に感じて、今日思い切って処分しました。 本数にして数100本。新しいものでも、既に2年以上使用期限が過ぎています。かつて写真撮影をするためには、フィルムの購入費と現像代は不可欠な経費でした。この野菜室のフィルムのストック本数が減ってくると、通帳残高が減るのと同じくらい、心細いものでした。それも、今ではデジタルの時代になり、懐かしい記憶です。処分と言っても、廃棄処分にするのではなく、室温保存にし、今後は使用を前提とした保管ではなくなったという意味ですが、まぁ、同じことですね。
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2007.9.23
朝夕の凌ぎ易さに、秋の気配を感じる季節になってきました。そのことは、草むらに足を踏み入れたときにも感じます。一斉に、バッタやキリギリスの仲間が、逃げるのですが、その数の多さに驚かされます。 そんな中で、ホシササキリに目がとまりました。これまで幾度となく、「秋の鳴く虫と表現するが、亜熱帯沖縄では、一年中鳴く虫がいるので、その表現は当てはまらない」という文章を書いてきました。確かに間違いはありませんが、やはり温帯同様に、この時期に種数、個体数ともピークを迎えているように感じます。
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ホシササキリ雌
Ricoh Caplio R7
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クロマダラソテツシジミ
Ricoh Caplio GX100
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2007.9.22
昨日、クロマダラソテツシジミを撮影した地点から遠くない所に、ソテツが植栽されているのを思い出したので、見に行ってきました。やはり、いましたね!もう、ひと株に10個体前後、ヒラヒラと飛び回っています。 幼虫や卵を探そうとしたのですが、食痕はあるものの、見当たりません。幼虫は新芽だけを食べることを思い出して、新芽を探してみると、産卵中の雌を見つけました。そしてその周囲に夥しい卵も見つけたのですが、とにかく小さい!シジミチョウの卵はどれも小さいのですが、直径は0.1mmのレベルではないでしょうか?先端が刺状になったソテツの葉を掻き分けながら、このサイズの卵を撮影するのは、結構辛いものがあります。
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クロマダラソテツシジミ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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クロマダラソテツシジミ
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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2007.9.21
今夏、八重山諸島では迷蝶のクロマダラソテツシジミが大量発生していました。残念ながら、撮影の機会には恵まれなかったのですが、その後北上を続け、今月に入ってからは沖縄本島でも発生しているニュースが流れました。 今日の夕方、いつもの散歩コースで、新鮮なシジミチョウ数個体を見つけ撮影しました。事務所に帰り、図鑑の頁を捲ってみたのですが、該当する種が見当たりません。そこで、迷蝶のクロマダラソテツシジミで検索したところ、斑紋などが一致しました。 1992年から1993年にかけても、沖縄本島での発生が報告されていますが、そのときも撮影出来ませんでした。今日やっと、その長年の宿題を果たすことが叶いました。シジミチョウの仲間は、なかなか翅を広げてくれないのですが、今回は翅を広げたカットもまでものにすることが出来ました。
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2007.9.20
昨日は、探しても見つからなかったオキナワクワゾウムシも複数個体いました。既に夕暮れで、光量が足りないため、ISO200に感度を上げています。背後の赤いボケは、花ではなく車のテールライトによるものです。 昨日も触れましたが、接写時のストロボの光量制御の精度が向上している点、今日の撮影で確証が持てました。最近の機種はこのような状況では、必ずオーバー露出になっていました。元に戻ったというよりも、さらに精度が向上しているように感じます。背景も明るく描写したかったので、スローシンクロモードでストロボ同調させています。
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オキナワクワゾウムシ
Ricoh Caplio R7 Speedlight(ISO200)
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2007.9.19
晴れ間は覗くものの、まだ台風12号の影響が残っているでしょう、風が強く、昆虫などの撮影は難しい状況です。強風のために、昆虫の飛ぶ姿もほとんど見ませんし、草むらに潜む種類も、茂みに潜んでいるのか、見える場所には出てこないようです。 そんな状況でやっと見つけたのが、ツチイナゴと思われる幼虫です。日本最大のバッタ、タイワンツチイナゴの可能性もありますが、幼虫の段階での識別は困難です。 新機種のR7を使い始めて2週間余り。目立つような大きな改良点はありませんが、公表されていない細かい点が丁寧に手直しされていることに次第に気付いてきました。オートホワイトバランスの安定もそうですが、接写時のストロボの光量制御もそのひとつのようです。最近の数機種はどうもオーバー露出傾向を感じていたのですが、R7はその点も良好に思われます。
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ツチイナゴ?幼虫
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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横殴りの雨
Ricoh Caplio R7(ISO1600)
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2007.9.17
オオゴマダラの蛹を撮影している僅かな間に、急に風雨が激しくなりました。暗い木陰を背景にすると、本当に45度近い角度で降っているのが判ります。 風が強いので、その雨脚を写し止めようとしても、全く写りません。そこで、カメラの感度を最高のISO1600に設定したところ、やっとイメージどおりの映像になりました。この新機種のカメラは高感度に強くなったことを感じてましたが、最高感度のテストをこんな条件で行うとは思ってもみませんでした。やはり、なかなかの高画質ぶりです。 歩道にある大きなフクギの木の下で風雨を避けながら撮影していたのですが、ついにそのフクギも限界を超えて、盛大に雨滴を落とし始めました。仕方なく、近くに停めてあった車まで走るハメになりました。距離にして5~6mなのですが、すっかり濡れネズミになってしまいました。
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2007.9.17
久しぶりにオオゴマダラの繁殖している公園に行ってみました。草刈りをした直後のようで、さっぱりした植え込みに、ちょっと可能性は低いかと思ったのですが、車を降りた目の前に、奇麗な蛹を見つけました。 早速レンズを向けたのですが、なかなか風が収まらずに、ご覧のような映像になってしまいました。前後して雨も降り出しました。今朝は陽射しも覗いていたのですが、台風12号の影響が出始めたようです。先週末、台風11号が通過したばかりなのに、やはり沖縄近海で発生し、似たようなコースを北上しています。この蛹は無事に羽化することが出来るでしょうか?
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オオゴマダラ蛹
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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台風11号接近
Ricoh Caplio R7(ISO800)
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2007.9.14
昨日の午後、沖縄近海で発生した台風11号が、急激に発達して沖縄本島に近づいてきました。沖縄本島中部でも夕方から急に風雨が強まって、台風らしくなってきました。 その薄暮の台風接近の様子を信号待ちの車内から写してみました。R7は、高感度画質がかなり改善され、ISO400が完全に常用感度に達しました。これまでは、一度試し撮りすれば、ほとんど使う機会のなかったISO800と1600も、常用ではないにしても、条件によって登場の機会も増えそうだと予感できるレベルにまで向上しています。
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2007.9.14
いよいよ、今日リコーキャプリオR7が発売になります。前機種のR6に比べて大きな改良点はありませんが、その分、これまで不満だった細かい点が、丁寧に手直しされた印象があります。 外観や操作性での改良も目立ちませんが、最も大きな変化が、いろいろな項目設定をするADJボタンが、ジョイスティック機能を持ったことです。パソコンはMacユーザーのために、やや馴染みの低いデバイスのため、最初は巧く操作出来ずに戸惑いました。しかし慣れてくると、これが便利なんですね。今までの、ADJボタンと十字キーの組み合わせで設定していた項目が、ADJボタンひとつで可能となっています。 背面液晶のコントラストも輝度も充分となり、亜熱帯沖縄の陽射しの強い野外でも、不満はなくなりました。唯一、液晶表面の皮脂汚れが目立つにようになったというのが、この2週間程の試用で気になった点です。
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Ricoh Caplio R7
Ricoh Caplio R6
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クスノキ通り
Ricoh Caplio R7
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2007.9.12
今日の日中、沖縄市まで出掛けました。以前、コザと呼ばれていた街です。沖縄市役所に近いところに、街路樹のクスノキが見事に茂っている通りがあります。 まだ暑い陽射しも和らげ、心地よい緑が風に揺れています。何度通っても見飽きることのない景色なのですが、この通りは、近く拡幅するために、建物の立ち退きが始まっています。通りの脇にも更地になった空間が目立ちます。やがて、この見事に生長したクスノキは切られてしまうのでしょうか?だとすれば、とても残念なことです。 間もなく発売の始まる新機種のCaplio R7ですが、最初に手にした日の予想が当たったようです。このシリーズは、一見地味な改良のときにこそ、安定したよい製品となるのです。驚くような大きな改良点はありませんが、全般にとても使い易い安定感を感じます。前機種までは、オートホワイトバランスがシビアに反応し過ぎて、却って安定しない面がありましたが、それも今回は解消されているようです。
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2007.9.10
東京の実家を出発しようとしたら、玄関脇に植えてあるニガウリ(ゴーヤー)の雌花の上にヤマトシジミがとまっています。どうせ逃げられるに違いないと思いながら、カメラ片手に近づいても逃げる気配がありません。 よく見ると、交尾ペアなのですが、その片割れがコハナグモに捕食されているのです。人(虫?)生最大の喜びを得た直後に、人生最大の悲劇に見舞われたとでも言うべきでしょうか…
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ヤマトシジミの悲劇
Ricoh Caplio R7
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キョウチクトウスズメ彩色図版
Ricoh Caplio R7
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2007.9.9
今回の東京滞在の最終日の今日は、姉の家を訪ねました。そこで、古いヨーロッパの昆虫図鑑の図版をプレゼントされました。専門用語は忘れましたが、カラー印刷(写真)のまだ無かった時代に、輪郭だけ印刷して手彩色したものですね。当然、当時はかなり高価なものだったはずですが、それが現代になってバラされて、骨董屋などで売られているわけです。 たまたまプレゼントされたページに、偶然にも私のとても興味のあるキョウチクトウスズメが収録されているではありませんか。既に、かつて自分自身で購入した同様の彩色図版のキョウチクトウスズメを持っているのですが、それは成虫が1頭のみのもの。今回は、幼虫と蛹も収録されている豪華版です。これが、呼び水となって、久しぶりにキョウチクトウスズメを撮影したいものです。 ※カメラの「斜め補正機能」を使用しています。
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2007.9.8
今回のトークショーのパネラーは、今森光彦さん、海野和男さん、司会の見城美枝子さん、中村征夫さん、私の4名(写真右奥から)。それぞれの分野、フィールドでのこれまでのエピソードを交えての話は、なかなか興味深いものがありました。 中学の頃、よく聴いていたラジオ番組のパーソナリティを務めていらした見城美枝子さんに、初めてお目に掛かれたのも楽しい一コマでした。
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講演者の皆さん(※撮影=湊和雄/ノートリミング)
Ricoh Caplio R7(ISO400)
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SSP創立30周年トークショー(海野和男さん撮影)
Ricoh Caplio R7(ISO400)
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2007.9.8
今回の上京の目的、日本自然科学写真協会(SSP)の創立30周年のスペシャルトークショーが、日本科学未来館のホールで開催されました。 講演者のひとりに選ばれたことも幸運ですが、私が昆虫写真家を目指して沖縄に渡ってからもちょうど30年目に当たり、感慨深いものがあります。 しかし、「カメラが捉えた日本の自然~郷土の自然を見つめ直す~」というテーマに沿った講演内容は、悪化の一途を辿る沖縄の自然の紹介に終始することになり、残念な想いでした。
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2007.9.7
1日遅れで、東京行きの航空機に搭乗出来ました。しかし、台風の影響で国内の航空機は、機材繰りが乱れ軒並み1~3時間の遅れ。空港内は、出発便を待つ乗客で溢れ却っていました。メンバー限定のラウンジも、席が空くのを待つ程でした。 1時間半遅れでやっと離陸した搭乗便でしたが、水平飛行に移った頃には既に日没の時間帯。機窓から見える夕焼けに、やっと落着いた気分を取り戻しました。それにしても、地上の天気に関わらず、雲の上はいつも好天なのが羨ましい限りです。
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機窓からの夕焼け
Ricoh Caplio R7
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那覇空港
Ricoh Caplio R7
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2007.9.6
今週の土曜日にある講演のために、今日から上京予定だったのですが、台風9号が関東地方に接近しているため、夕方からの便が欠航になってしまいました。 沖縄ではなく東京に台風が接近して欠航とは、これまでは経験したことのないパターンです。台風銀座の沖縄は晴れているのに、皮肉なことです。
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2007.9.5
まだまだ暑い日が続いていますが、朝夕はやや凌ぎ易さを感じられるようになってきたように思います。 今日の夕方、ゲットウの赤い実を見つけました。この前までは、まだ緑色の実が多かったのに、もうこんなに色づいたのかと思いながら、レンズを向けました。すると、その背景には積乱雲ではなく、秋らしい刷毛で掃いたような雲が広がっていました。亜熱帯沖縄にも、着実に秋の気配が忍び寄ってきているようです。
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ゲットウの実と秋空
Ricoh Caplio R7 Speedlight
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湊屋藤助
Ricoh Caplio GX100
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2007.9.4
こんな銘柄の日本酒を見つけました。新潟の純米酒「湊屋藤助(みなとやとうすけ)」です。単に「湊」という字が使ってあるだけならば、何ということもないのですが、興味を持ったのは、その字体です(細部をよくご覧ください)。 実は、この「湊」(表示出来ません)という漢字こそが、本来私の家系で使われてきたものなのです。 数年前までは、戸籍などにはこの字が使われていたために、コンピューターで印字出来ずに、その部分だけが手描きとなり、どうも違和感を覚えていました。まぁ、数年前に、役所から「湊」(このもの)という字に統一しますという通知が来て、そのようなこともなくなったのですが。 この字は、旧漢字なのだという説と、当時の戸籍係の癖字なのだという説があったのですが、何れにしても、このような漢字が存在したことを確かめられたことに感激しました。
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2007.9.3
今までよく晴れていたかと思うと、急に激しいスコールに見舞われる、こんな亜熱帯の夏特有のパターンも戻ってきたようです。午後の遅い時間に、何度か土砂降りになりました。雨の上がった直後、夕暮れの斜光に照らされる雨滴が印象的だったので、車を停め撮影しましたが、運転席から見えたのとは、ちょっとアングルが違ったようです。 このところ、今春発売されたGX100という機種が気に入って、そればかり使っていたのですが、機能的には広角にシフトした設計です。今回のR7で、奇麗にボケた背景を見て、久しぶりに望遠の描写の良さを再認識しました。
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リュウキュウマツと水滴
Ricoh Caplio R7(ISO100)
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沖縄本島中部から南部方向
Ricoh Caplio R7(ISO100)
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2007.9.3
今日は多くの学校で始業式だと思いますが、今頃になって沖縄に夏空が戻ってきました。7月上旬の台風4号通過以来、どうもすっきりしない空が広がっていましたが、最近になって、やっと亜熱帯らしく晴れ上がる日が復活したようです。 今年の夏は、どのタイミングで八重山諸島の空撮をするか悩んでいるうちに過ぎてしまったような印象がありますから、ちょっと皮肉な気もします。 新型のR7。まだ使い始めて2日目ですから、細かいことは分かりません。ですが、何となくこれまでの機種はオートホワイトバランスがシビアに反応し過ぎる傾向が、安定してきた印象を感じます。
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2007.9.3
深夜になって、急に空腹を覚えたのと、ちょっと一杯ビールを呑みたくなったので、事務所から歩いて10分程のラーメン屋まで足を運びました。深夜でも、店内は近くにある琉球大学の学生らしき若者で賑わっています。 そのレトロっぽい装飾の店内にこれまでなかったポスターを見つけました。今から29年前の7月30日に道路の通行方向が変更なったときのものです。解り易く言えば、車がそれまでの右側通行から左側通行になったということです。ちょうどその年に、琉大の新入生として沖縄にやってきたのです。 その直前の夏休みに右側通行の教習で自動車免許を取ったことや、「人は右。車は左」という、本土の人間にとっては当たり前の標語が懐かしく思い出されました。それにしても、複製でないオリジナルのこんな貴重なポスターを破いてしまうなんて、今の学生(?)には、何のポスターだか解らないのでしょうねぇ…
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730(ナナサンマル)ポスター
Ricoh Caplio R7(ISO400)
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メイガ?の一種
Ricoh Caplio R7(ISO400)
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2007.9.2
次にレンズを向けたのは、シマグワの葉裏にとまる1cm程の小さな蛾の仲間。やはり60mm相当の焦点距離で、ISO400の撮影です。軽い逆光なので、+0.3の露出補正をしています。このような条件では、葉にノイズが目立つこともありますが、ほとんど感じられません。 今回の機種での主な改良点は、約100万の画素数アップと新画像処理エンジンの採用ですが、今日の試写段階では、どちらも有効に機能していることが確認されました。 そして、これまでも感じていたことですが、このシリーズに使われているレンズは高倍率ズームにしては、中~長焦点域で、奇麗なボケを見せますが、今回もそれは受け継がれているようです。
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2007.9.2
生憎、カメラが届いてから事務所の周辺ではスコールに見舞われ、撮影が可能となったのは夕方でした。水滴の溜る草むらで、1頭のヤマトシジミを見つけました。 約60mm相当での自然光撮影ですが、既に光量が少ない時間帯だったので、感度をISO400に設定しています。Rシリーズも、機種を重ねる毎に高感度画質が改善されてきています。前機種もISO400まで常用域に達していましたが、200に比べて400は色ノリが良くない印象がありました。しかし、今回のR7では、粒状感も色ノリも明らかに改善されています。Rシリーズ中、最高の高感度画質であることは間違いないようです。
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ヤマトシジミ
Ricoh Caplio R7(ISO400)
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Ricoh Caplio R7
Ricoh Caplio R6
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2007.9.2
先日発表されたデジタルカメラの新機種がやって来ました。前機種と外観上の違いはほとんどありません。特に前面からですと、機種名のロゴ位置が下がった程度です。 しかし、このシリーズは、過去の経験から一見地味なモデルチェンジのときに安定したというか成熟したよい機械となるのです。これからの実写が楽しみです。
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