生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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写真展「亜熱帯やんばる〜多様性の森」終了しました。 ありがとうございました。
※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。

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アマミヤマシギ
アマミヤマシギ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 Speedlight
  ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 Speedlight
 
2017.9.30
山原(やんばる=沖縄本島北部)の夜に撮影した天然記念物の野鳥2種です。
アマミヤマシギは沖縄県指定天然記念物です。
夜行性なのですが、ほとんど地上で静止しているので余り夜行性というイメージは強くありません。
ですが、日中に目撃することは非常に稀で、これまで数回しかありません。

一方、夜間の映像が多いために夜行性と思われていることも少なくない、国指定天然記念物のヤンバルクイナ。
しかし、本当は夜間はこのように頭部を胴体の羽毛の中に隠し、1本脚で寝ているのです。
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ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.9.29
チョウの飛翔撮影の続きです。
このような求愛シーンは計算では撮れません。
偶然です。
偶然の幸運を呼び込むには、やはり日頃の行いでしょうか。
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ツマムラサキマダラ
ツマムラサキマダラ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  ツマムラサキマダラ
ツマムラサキマダラ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.9.28
オリンパスOM-D E-M1 MarkIIの出現によって、チョウの飛翔撮影がハードルが下がりました。
しかし、チョウの飛翔撮影には大切なことがいくつかあります。

まず、被写体探しです。
これは、あらゆる撮影に共通していることですが、なるべく傷の少ない個体を探すのが王道です。
高速シャッターによるストップモーション画像では、ディテールが再現されますから、より重要です。

そして、アングル。
この2枚の画像は、かなり近い状況です。
しかし、1枚目はチョウが宙に浮いて、明らかに飛翔しているように見えます。
ところが、2枚目は翅の背後に隠れている花にとまっているようにも見えます。
これが意外に多いんですね。
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リュウキュウアサギマダラ
リュウキュウアサギマダラ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  リュウキュウアサギマダラ
リュウキュウアサギマダラ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.9.27
オリンパスOM-D E-M1MarkIIのプロキャプチャーモードによって、昆虫の飛翔シーンの撮影のハードルが一気に下がりました。
しかし、最も重要な被写体探し、次の行動の予測などは変わりありません。
決して夢の機能ではなく、数撃ゃ当るアシスト機能な訳です。

今日のリュウキュウアサギマダラも完璧なフォーカス位置で捕らえられていますが、この前後には多くのフォーカスの外れた画像が存在します。
かつて講演会などで「発表出来る1枚の作品の裏には99枚の失敗作があるんです」と言ってましたが、この機能を使うと99枚では足りないかもしれません。
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第 6回むしむし写真コンテスト
第 6回むしむし写真コンテスト
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  第 6回むしむし写真コンテスト
第 6回むしむし写真コンテスト
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2017.9.26
〆切間近です。
ご応募お待ちしています。
今回から未発表の規定が変更になっていますので、ご注意ください。
また、従来含まれていましたクモは被写体から外されました。
来年の授賞式(1月か2月)には出席しますので、会場でお会いしましょう。

応募票は、こちらからダウンロードしてください。
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 写真をクリックすると動画を開始します

リュウキュウイノシシ
ENKEEOトレイルカメラ
  2017.9.25
昨日の続きです。
トレイルカメラを仕掛けた環境で、最も多く出没していたのはリュウキュウイノシシでした。
夕方、深夜と同じ方向から現れています。
恐らく同一個体でしょう。

この映像からちょっと気になることがあります。
野生のリュウキュウイノシシにしては、体毛が短く薄いですね。
かつて同じような特徴の個体を撮影していますが、野生化したブタの遺伝子が混ざってしまっている可能性が考えられます。
山原(やんばる=沖縄本島北部)での遺伝子汚染の割合は高いと聞いています。
マングース、ノネコ、野犬などの問題もありますが、これもそうだとしたら困ったことですね。
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
ENKEEOトレイルカメラ
  ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
ENKEEOトレイルカメラ
 
2017.9.24
今月初めに購入したトレイルカメラ。
台風18号の接近もあって、実際のフィールドでの使用は遅れていました。
1週間程前に、以前から気になっていた環境にセットしてみました。
 
かつて私のヤンバルクイナの代表作とも言える撮影をしたすぐ近くで、周辺では最近も撮影しています。
とても小さな滝と滝壺があるので、如何にもヤンバルクイナが好みそうな環境です。
何度かここに現れないかと短時間張ってみたことはあるのですが、何れも空振りでした。

結果は2度程写っていました。
一度は夕方5時頃にカラーで。
もう一度は、早朝の薄暗い状態で赤外線撮影で。
しかし、一日に何度も現れて頻繁に水浴びをするようなポイントではないようです。
これでは、本格的撮影には厳しい条件ですね。
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ヒメシオマネキ
ヒメシオマネキ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 Speedlight
  ベニシオマネキ雌雄
ベニシオマネキ雌雄
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14Flash
 
2017.9.23
普段は森の中での撮影が多いのですが、今回こんな被写体にレンズを向けてみました。
来年スタートする企画の準備のようなものです。
マングローブ林周辺に生息するカニの仲間は、西表島での撮影が多いので沖縄本島では久しぶりのことです。
しかし、山原(やんばる=沖縄本島北部)最大のマングローブ林は、干潟に降りることが禁止されています。
そこで、大潮の干潮時に超望遠レンズで狙ってみました。
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普久川ダム
普久川ダム
OLYMPUS OM-D E-M1 MKII M.ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
  ハゼノキ
ハゼノキ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.9.22
山原(やんばる=沖縄本島北部)のハゼノキが急に紅葉しています。
本来、1、2月の低温期に紅葉するのですが、それ以外の季節でも乾燥によって紅くなります。
今年は、梅雨末期の大雨で降水量は辻褄があったようですが、その前後は小雨傾向が続いています。
先日の台風18号も風が主で、雨は時折落ちる程度でした。
ダムの水位も再び下がってきています。
やはり、これからの台風が頼りでしょうか。
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ツマベニチョウ
ツマベニチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  ツマベニチョウ
ツマベニチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.9.21
昨日の続きです。
シロオビアゲハと共に、プロキャプチャーモードで成果のあったのはツマベニチョウ。
翅の表面の質感もリアルに描写されています。
意外と凹凸が目立ちます。
ツマベニチョウと言えば、沖縄のチョウの仲間ではフタオチョウに並んでダイナミックな飛翔力の持ち主です。
どちらも太い胴体を持っています。中には逞しい飛翔筋が隠されている故でしょう。
その飛翔力を支えるための頑丈な翅の構造なのかもしれませんね、この凹凸。

さて、このダイナミックな飛翔力のためか、これまで撮影したツマベニチョウの画像は決して多くありません。
ましてや、飛翔シーンは40年間で数カットしかありません。
それが、この日は10分足らずで10カット以上の飛翔シーンを収めることが出来ました。
このカメラに内蔵されたプロキャプチャーモード恐るべしです。
しかし、簡単に撮影出来る反面、これまでの労力とそれに割いた時間はなんだったのだろう?と複雑な心境にしてくれるカメラです。
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シロオビアゲハII型
シロオビアゲハII型
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  シロオビアゲハII型
シロオビアゲハII型
OLYMPUS OM-D E-M1 mkII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.9.20
5日間も台風18号の強風域にあって、昆虫の撮影が難しい状況が続いていました。
やっと風も収まり、陽射しも戻り、急にチョウの飛翔を撮影したくなりました。
ちょうど傷ひとつないシロオボアゲハのII型雌に遭遇し、モデルになって貰いました。

いつもは秒18コマのプロキャプチャーモードLowで撮影するのですが、撮影条件もよくモデルも落ち着いているので同じモードのHighで撮影してみました。
こちらは、最大で秒60コマの撮影が可能なモーどです。
但し制約もあります。フォーカス、露出は固定され、タイムラグも短く設定されるので、レリーズ遅れは失敗作の量産に繋がります。
まぁまぁの歩留まりでした。80点の出来でしょうか。
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DJI Mavic Pro
DJI Mavic Pro
OLYMPUS OM-D E-M1 MKII M.ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter(自動深度合成)
  DJI Mavic Pro送信機
DJI Mavic Pro送信機
OLYMPUS OM-D E-M1 MKII M.ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter(自動深度合成)
 
2017.9.20
事務所に組んである撮影台を少し大きな物にしてみました。
これまで使用していたのが、40cm各。
発注したのはプラス10cmの50cm各だと思っていたら、実際には60cm各でした。
これで今までよりも大型の被写体が撮影できます。

先月購入したドローンをテスト撮影してみました。
この機体は、モーターの回転軸間の対角線長が35cmあります。
これまではプロペラの角度に気をつけても、ちょっと厳しいかな?というサイズでした。
今回は余裕で入る上に、実際にプロペラを回転させてみても、画面内に収まります。
回転させた状態での対角線長は57cm程あります。

さて、問題は照明です。
このサイズに合わせた照明を新たに組まないとなりません。
以前の40cm各のときの照明の流用では、ムラが出る上に暗いのです。
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スダジイ
スダジイ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 PL-Filter Speedlight
  マテバシイ
マテバシイ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 PL-Filter
 
2017.9.19
着実に山原(やんばる=沖縄本島北部)にも秋が近づいています。
先月から目に付き始めたスダジイの実が、大きく生長してきました。
この2年程不作でしたが、今年は豊作の予感がします。

山原の森は、ドングリの森とも言われます。
最も多くのドングリを作るのがスダジイ、そして日本最大のドングリを着けるオキナワウラジロガシ。
そして三番手はマデバシイでしょう。
オキナワウラジドガシに比べると細長いですが、こちらもなかなか立派なドングリです。
見上げるような枝ではなく、このように間近な環境でマテバシイの実を撮影したのは初めてのような気がします。
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 写真をクリックすると動画を開始します

ヤンバルクイナ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 LED-light
  2017.9.18
ニコンD7500の動画機能も気になっています。
ヤンバルクイナを動画でも撮影してみました。
D750と比べても、画質が向上しているように感じます。
台風の余波でしょう、まだ風が強いですね。
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 LED-light
  リュウキュウオオコノハズク
リュウキュウオオコノハズク
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 Speedlight
 
2017.9.18
ニコンD7500を購入しての、初山原(やんばる=沖縄本島北部)。
やはり、山原と言えばヤンバルクイナを撮影しなければ。
日中の林道でも2度遭遇しましたが、そういう状況では絵になりません。
そこで夜の部。
最初の被写体は、リュウキュウオオコノハズク。
サイズ的にもヤンバルクイナに近いので、ここで撮影体制を整えることができました、
そして、2羽のヤンバルクイナに遭遇。
動画も撮影することができました。
D7100に比較し画素数が減っていますが、その分高感度に強くなり夜間撮影にも適している印象です。
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ゲットウ
ゲットウ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 PL-Filter
  イルカンダ
イルカンダ
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3 PL-Filter
 
2017.9.17
やっと台風18号の強風域から抜けたので、久しぶりの山原(やんばる=沖縄本島北部)です。
しかし、まだ風は強く小さな昆虫の撮影は無理があります。
そのため、大きめの植物の実にレンズを向けました、
まだ暑い日々ですが、確実に秋が近づいていることを感じます。
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PLフィルター
PLフィルター
OLYMPUS OM-D E-M1 MKII M.ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter(自動深度合成)
  PLフィルター
PLフィルター
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO PL-Filter(自動深度合成)
 
2017.9.16
台風18号の強風域も5日目。
今日も昨日に続いて、最近購入したアイテムの◯とX。

業務用ビデオに使っていたPLフィルターに傷が付いてしまいました。
82mm径なので、それなりの価格です。
検索してみると、1890円という格安の製品がありました。
購入者の評価も悪くないので、注文してみました。

届いてみて、品質は悪くないと感じたのですが、致命的な欠陥がありました。
ローレット部分の外径が本体よりもわずかに太く、フードが取り付けられないのです。
これでは使えません。
この部分を本体よりも太くすれば操作性がよくなるとの考えなのでしょうか?
また、偏光ガラスの直径もやや小さめです。
ノギスで測定してみると、通常よりも1mm程小さいようです。

そこで再度9000円の国産高級仕様を購入しました。
典型的な安物の銭失いの例でした。
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風雨
風雨
Nikon D7500 SIGMA100-400/5-6.3
  レーザー距離計
レーザー距離計
OLYMPUS OM-D E-M1 MKII M.ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter(自動深度合成)
 
2017.9.15
「◯◯殺すにゃ刃物は要らぬ 雨の三日も降ればいい」
昆虫写真家の場合、雨ではなく風ですね。
雨も困りますが、それなりの絵作りも可能です。
しかし強風は、小さな被写体を拡大する昆虫写真ではピントも合いません。

台風18号の強風域に入って既に4日。
もう台風前に撮影したストック画像も払底しました。
そんな訳で、最近購入したアイテムの◯とXを。

ドローンの飛行には、人、車、建物から30m以上離れてなければなりません。
広いフィールドならば問題ありませんが、日常の練習ではこの条件の確認は容易でありません。
そこで購入したのが、レーザー距離計。

まず建築用(左)を使ってみました。
かなりの精度なのですが、今回の目的にはオーバースペックです。
それよりも明るい環境ではレーザービームが見えません。
ビームが見え易くなるグラスを使ってみましたが、大きくは改善しません。

そこで、ゴルフ用(右)を購入してみました。
単眼鏡の視野にレーザービームの照射ターゲットが表示され、明るさに関係なく測距できます。
精度は±1mですが、今回の目的には充分過ぎます。
まぁ、建築用も別の目的で活躍の機会もあるでしょう。
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オキナワモリバッタ雌
オキナワモリバッタ雌
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED SpeedlightX2
  オキナワモリバッタ雄
オキナワモリバッタ雄
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED SpeedlightX2
 
2017.9.14
今日もまだ台風18号の影響が残りそうですね。
3日前に撮影したモリバッタの雌雄の画像です。
明らかに違う形態ですね。
琉球列島の主な島に生息し、それぞれ別亜種に別れている島嶼分化の例です。
さらに亜種というと微妙な違いでしかなく、なかなかビジュアル的に区別が容易でない例も少なくありませんが、このモリバッタは一目瞭然な点も被写体として◎です。

全般に最北のアマミモリバッタは黒っぽく、南に行くに従って体色が薄くなります。
恐らく、より厳しい陽射しに対する適応なのでしょう。
しかし、イリオモテモリバッタだけは鮮やかであったり、このオキナワモリバッタだけは翅が短く退化しているのは、どのような理由なのでしょう。
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ツマグロスケバ
ツマグロスケバ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED SpeedlightX2
  ツマグロスケバ
ツマグロスケバ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED SpeedlightX2
 
2017.9.13
沖縄本島は台風18号の強風域に入っています。
とても撮影には出られないので、一昨日撮影した画像です。
ツマグロスケバは、これまでに数回しか遭遇したことがありません。
もちろん、それぞれ1匹ずつ。
しかし、今日は至近距離に同時に2匹もいました。
こんなこともあるんですね。
もっとも、固有種ではなく本州まで分布している種ではありますけど。
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ナナホシキンカメムシ
ナナホシキンカメムシ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED
  ナナホシキンカメムシ
ナナホシキンカメムシ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED
 
2017.9.12
ナナホシキンカメムシの集団に出会いました。
これまで思っていたイメージがちょっと崩れてしまう状況です。
ナナホシキンカメムシは年に複数回集団を形成するのですが、それは2パターンあります。
5、6月の新成虫の出現直後、カンコノキ類の幹に集団を形成して吸汁している状態がひとつ。
そして、冬になると葉の裏に越冬集団を形成しているのが、もうひとつ。
しかし、この季節に葉裏に大きな集団を形成しているのは、初めて見ました。
何のために集合しているのでしょうか。

さて、新しいカメラ、ニコンD7500。
操作には慣れてきましたが、D7100とシャッター周囲のボタン配置が変わっています。
これまでボディ背面左にあったISO設定ボタンがシャッターボタンのすぐ近くに移されています。
つい、露光レベル調節ボタンと間違えてしまいます。
反対に、シャッターボタン近くにあった測光パターン設定ボタンがボディ背面左に移動しています。
慣れの問題とは思いますが、これまでのボディと同時使用すると混乱してしまいますね。

ナナホシキンカメムシのようなメタリックな被写体は、自然光で撮影するのが王道です。
葉裏という完全逆光は、なかなか厳しい条件です。
スポット測光し、ISO12800で撮影しています。
さらにもう1段高感度設定も可能ですが、画質、カラーバランスとも良好です。
D7200よりも画素数の少ないセンサーを使用していますが、高感度耐性に関しては明らかな進化が伺えます。
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高度105m
DJI MAVIC PROPL-Filter
  2017.9.11
台風18号が接近しつつありますが、今日は快晴微風。
視程も良好で、遠景までクリアです。
これはドローン日和とばかり、いつものポントに向かいました。

新しく届いたレーザー距離計で、周囲の人、車、建物から30m以上離れていることを確認しフライト開始。
最初は前回と同じ高度55mで、その後75m、105mと高度を上げ撮影しました。
上空でも風の影響が少ないので、ゆっくりとパンしました。
Mavic PRO導入からそろそろ1ヵ月ですが、実に安定していて、カメラの性能も申し分ありません。
当初、これまでのPhantomシリーズに比べると物足りなさを感じるのではないかと危惧していましたが、今の所杞憂に終わっています。
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クロマダラソテツシジミ
クロマダラソテツシジミ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED 1/320sec. SpeedlightX2
  クロマダラソテツシジミ
クロマダラソテツシジミ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED 1/320sec. SpeedlightX2
 
2017.9.10
那覇市にある緑の多い公園に行ってみました。
しかし、セミの声も聞こえず、夏枯れを実感しました。
それなのに暑さだけはまだまだ衰えません。
汗をかくばかりなので、そろそろ帰ろうかと思ったとき、遠くで小さなチョウが乱舞しているのが見えました。
近づいてみると、ソテツの新芽に群がるクロマダラソテツシミジです。

少し観察してみると、時々特定のポイントに集中して群れ飛ぶパターンが観られます。
それは交尾ペアの雌に、多くの雄が飛来してさらに交尾を試みようとするのです。
凄まじい雄の執着心です。
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ホオズキカメムシ
ホオズキカメムシ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED F16 SpeedlightX2 ISO1600
  ホオズキカメムシ
ホオズキカメムシ
Nikon D7500 VR Micro Nikkor85/3.5ED F16 SpeedlightX2 ISO1600
 
2017.9.9
さて、昨日届いたニコンD7500。
早速テスト撮影をしたいのですが、こういうときに限って時間がありません。
夕方になって、事務所の周りで60カットばかり撮影しました。
ノアサガオの蔓でホオズキカメムシが10数匹群れていました。
近くに卵塊もあり、撮影してみると、寄生峰が産卵していました。

まぁ、これまでもD7100を使っていましたから、基本的に大きな違いはありません。
一部、ボタン配置が変わっていて戸惑う部分がない訳ではありません。
例えば感度設定ボタンが、これまでのボディ背面からシャッターボタン近くに変更されていたりします。
それよりも、この1年半程メインで使っているオリンパスのシステムとの差のほうが大きいですけどね。
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ニコンD7500&D7100
ニコンD7500&D7100
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO12-40/2.8(自動深度合成)
  ニコンD7500+SpeedlightSB-200R
ニコンD7500+SpeedlightSB-200R
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO12-40/2.8(自動深度合成)
 
2017.9.8
このタイミングでニコンのカメラを買うとは思いませんでした。
この1年半程、メインシステムをオリンパスにシフトしてきました。
まぁ、ちょっと新しい企画のためなのですけどね。

ニコンのカメラボディを購入したのは、3年前のD750以来です。
今回はニコンでDXフォーマットと呼ぶAPS-C機種です。
これまで使用してきたのはD7100。
その後マイナーチェンジのD7200をパスしてのD7500です。

ここのところ、ニコンのボディを買わなくなってしまった理由のひとつに内蔵ストロボの問題があります。
最近の上位機種には、内蔵ストロボを搭載しなくなってしまったのです。
これは、昆虫など小動物の接写を行う立場では大きな問題なのです。
ニコンの内蔵ストロボは、単なる撮影用ではないのです。
ワイヤレスストロボを制御するコマンダーとしての役割を担っています。
内蔵ストロボがない機種では、クリップオンストロボのようなコマンダーを装着しなければなりません。

APS-CラインナップでもD500という魅力的な機種が発売されたのですが、内蔵ストロボを搭載していないのでパスしました。
それに内蔵ストロボを搭載して、一部機能を簡略化したのが、今回のD7500と言えます。
SDカードスロットがシングルになってしまった点を除けば満足できる機能です。

今のタイミングでは、ニコンの新機種と言えば、話題のD850でしょう。
しかし、この機種も内蔵ストロボが搭載されていないのです。
前機種のD810までは内蔵されていたのに残念な方向です。
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オオジョロウグモ雌
オオジョロウグモ雌
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
  オオジョロウグモ雌
オオジョロウグモ雌
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO8/1.8
 
2017.9.7
立派なオオジョロウグモでした。
もうこんなサイズまで成長しているんですね。
こんなことにも、秋の気配を感じます。
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オオハラビロトンボ雌
オオハラビロトンボ雌
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
  オオハラビロトンボ雌
オオハラビロトンボ雌
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
 
2017.9.6
リュウキュウアブラゼミの活動の見られない環境ですが、オオハラビロトンボに出会いました。
しかし、腹部の色彩の鮮やかな雄ではなく、地味な雌ですね。
他にリュウキュウアサギマダラ、ツマムラサキマダラなどのチョウにも出会いましたが、どれも翅に傷があるなど新鮮ではありません。
やはり、今は夏枯れ状態なのですね。
来月にはそれも回復して、三回目の昆虫の活動のピークがやって来るはずです。
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リュウキュウアブラゼミ死骸
リュウキュウアブラゼミ死骸
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
リュウキュウアブラゼミ死骸
リュウキュウアブラゼミ死骸
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
リュウキュウアブラゼミ死骸
リュウキュウアブラゼミ死骸
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
  2017.9.5
昨日のリュウキュウアブラゼミですが、未だ気温の高いこの季節に姿を消してしまうのは不自然です。
羽化殻は面白い程見つかるのですから、環境的には間違っていません。
ちょっと気になったのは、羽化殻と同じくらい死骸も見つかったのです。
これは通常ではあり得ません。
死ぬときは地上に落ちることが多いのですが、このポイントでは葉や枝に掴まったままなのです。
また、このような状況では、よくボーベリアとう菌に感染していることが多いのですが、それも見られません。
この環境、大きなゴルフ場に隣接しているのですが、何か強い農薬でも散布したのでしょうか。
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2017.9.4
ここのところ、離島取材が続いていましたが、久しぶりに身近なフィールドに出掛けてみました。
何度かリュウキュウアブラゼミの鳴き声を聞いたのですが、なかなかその姿を見つけることができません。
見つかるのは、羽化殻ばかりです。
しかし、面白いように次から次へと見つかります。
これだけこのポイントはリュウキュウアブラゼミの密集した環境なんですね。
しかし、未だ気温は高いのに、これ程活動しているセミが見つからないのは不思議です。
 
リュウキュウアブラゼミ羽化殻
リュウキュウアブラゼミ羽化殻
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
リュウキュウアブラゼミ羽化殻
リュウキュウアブラゼミ羽化殻
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 STF-8
リュウキュウアブラゼミ羽化殻
リュウキュウアブラゼミ羽化殻
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14 (自動深度合成)
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レーザー距離計と風速計
レーザー距離計と風速計
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO12-40/2.8(自動深度合成)
  2017.9.3
新しいドローンDJI Mavic Proを導入して、大変気に入っています。
より快適に使うために、周辺危機も揃えています。
その成功例と失敗例。

ドローンの飛行に大敵なのは強風。
新機種では送信機にも強風に注意するように表示が出ます。
さらに風速10m/s以上では飛行しないようにマニュアルに書かれています。
飛行現場での判断の目安に、このデジタル風速計が役立つという訳です。
もっとも、急に突風が吹いたり、地上と上空では風が違ったりなどは度々のことです。

もうひとつ、一昨年国交省がドローンの飛行ルールを制定しました。
第三者、車両、建物から30m以上離れていなければ飛行できません。
この30mの確認が厄介なんですね。
そこで、レーザー距離計を購入してみましたが、これは大失敗。
屋外の明るい環境では実用性が低いですね。
ゴルフ用がよかったかもしれません。
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トレイルカメラ
トレイルカメラ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO12-40/2.8(自動深度合成)
  自動撮影
自動撮影
ENKEEOトレイルカメラ
 
2017.9.2
遅ればせながら、トレイルカメラを購入してみました。
野外に設置して野生動物などを自動撮影するカメラですね。
かつては自作しなければならなかったので面倒でしたが、今や1万円以下で写真もビデオも撮影できます。
どの製品がよいのかよく分らないので、適当に注文してみました。

届いてみてると、中国製と印刷されています。
詳しい英語の取り説と簡単な日本語の解説も。
テストしてみると、明るさがある程度あるときはカラーで、暗いと赤外LEDで照明されたモノクロ赤外映像になります。
試しに買い物に出掛けるときに事務所の玄関にセットしてみました。
帰ってきたときには忘れていましたが。写真もビデオもしっかり記録されていました。
少なくとも防犯カメラには使えそうです。
気になる点は、写真撮影に比べてビデオ撮影のときの画角がかなり狭くなることです。

写真、ビデオとも思っていたよりも画質は良好です。
もっともこれは作品撮影用ではなく、生息確認用ですね。
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夕焼け
夕焼け
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
  2017.9.1
日中はまだまだ盛夏の様相ですが、朝夕は秋の気配を感じることがあります。
朝、クマゼミの声で目覚めなくなりました。
夕、夕焼け雲も積乱雲ではありません。
明け方、肌寒さで目覚めてエアコンの温度設定を上げるようになりました。
確実に秋が忍び寄っています。
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