生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。 しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。 でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。 その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。 ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。 しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。 これからも、よろしくお願い致します。
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ホントウカアヒゲ幼鳥
ホントウカアヒゲ幼鳥
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  ホントウカアヒゲ幼鳥
ホントウカアヒゲ幼鳥
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.6.30
昨日の渓流環境。
アカヒゲの幼鳥に出会いました。
成鳥の場合、神経質でなかなか撮影に結びつかないのですが、幼鳥は警戒心が薄いですね。
何カットかアカヒゲらしい姿が捉えられました。
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リュウキュウハグロトンボ雄
リュウキュウハグロトンボ雄
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14(プロキャプチャーモード)
  リュウキュウハグロトンボ雄
リュウキュウハグロトンボ雄
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14(プロキャプチャーモード)
 
2017.6.29
久米島から沖縄本島に戻り、すぐに山原(やんばる=沖縄本島北部)に来ています。
渓流に入ると、梅雨の充分な降雨のお陰で、水量も充分で良好な状態でした。
渓流生のトンボも活発に活動していました。

リュウキュウハグロトンボをプロキャプチャーモードで狙ってみました。
これまで苦労して無駄が多かったのに、いとも簡単に飛翔シーンは翅の開閉シーンが撮影できてしまいます。
嬉しい反面、何だかズルいなぁという思いも湧いてきます。複雑。
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「やんばるの森の美」写真展
「やんばるの森の美」写真展
OLYMPUS TG-5
  「やんばるの森の美」写真展
「やんばるの森の美」写真展
OLYMPUS TG-5
 
2017.6.28
久米島滞在中に、2ヵ月近くに渡って沖縄県立美術館で開催されていた「やんばるの森の美」写真展が閉幕しました。
会期中のべ5千名程の方にご覧頂いたそうです。
本当にありがとうございました。
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クロイワゼミ羽化殻
クロイワゼミ羽化殻
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-50/3.5-6.3 Gyorome-8 STF-8
  2017.6.27
沖縄本島に戻りました。
主目的もクロイワゼミも撮影することができました。
これまで謎だった久米島産のクロイワゼミの存在をはっきりと確認することができ、すっきりしました。
沖縄本島とはちょっと違った雰囲気の生息環境でした。
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クロイワゼミ雄
クロイワゼミ雄
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO STF-8
  クロイワゼミ雄羽化
クロイワゼミ雄羽化
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO STF-8
 
2017.6.26
クロイワゼミ探し三日目。
今日は少し早めに始めました。
すると、まだ明るいうちに地表にいた雄成虫を見つけました。
最初は羽化直後の個体かと思ったのですが、どうもそうではなかったようで、間もなく飛んでしましました。
そして、暗くなってから、雄の羽化シーンにも遭遇しました。
3日間で10時間程探して、1雌3雄の成虫と10個程の羽化殻が見つかりました。
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クロイワゼミ雌羽化
クロイワゼミ雌羽化
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO STF-8
  クロイワゼミ羽化殻
クロイワゼミ羽化殻
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO STF-8
 
2017.6.25
昨日から、再び久米島に来ています。
クロイワゼミは、かつて沖縄本島の固有種でした。
そして、その後久米島でも分布が確認されました。
ところが、その久米島産個体の画像を見たことがないのです。

今回の目的は夜行性の種。
クロイワゼミの見つけ易い時間帯は夕刻。
そこで、地元で数年前からクロイワゼミを探している方と一緒に探すことにしたのです。
一日目の昨日は、羽化殻をひとつ見つけました。
これだけでも、大きな成果です。
そして、今日ついに羽化している個体に遭遇したのです。
本当に生息していたんですねぇ。
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コノハチョウ
コノハチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII SIGMA100-400/5-6.3
  コノハチョウ
コノハチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII SIGMA100-400/5-6.3
 
2017.6.24
先日の山原(やんばる=沖縄本島北部)で、アカメガシワの実に集まるアカギカメムシを見つけ、車を停めました。
すると、そこには1頭のコノハチョウが混ざっていました。
左右の翅を閉じると、鱗粉がなく光を通す「虫食い穴」がくっきり見えます。

しかし、ここで驚いたのは、実から盛んに吸汁していることです。
アカギカメムシは固い針のような口吻を実に刺して吸汁します。
しかし、柔らかいストローのような口吻のコノハチョウは、どの部分から何を吸汁しているのでしょう。
初めて見る不思議な光景でした。
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撤去作業
撤去作業
OLYMPUS TG-4
  2017.6.23
先日、山原(やんばる=沖縄本島北部)の林道で、こんなシーンに出会いました。
米国海兵隊の演習地の境界を示す杭の撤去作業です。
昨年末、日本に返還されたこと示す象徴的なことだと思います。
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辺野喜ダム
辺野喜ダム
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
  辺野喜ダム
辺野喜ダム
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
 
2017.6.22
今日、沖縄地方の梅雨明け宣言がありました。
昨日の沖縄本島最北の辺野喜ダムです。
貯水率90%弱です。
しかし北部にあるダムはすべて繋がっていて、順次南側のダムに給水しているので北にあるダム程溜まり難いのです。
まぁ、これで今年の夏の水は大丈夫でしょう。
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コノハチョウ
コノハチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
  コノハチョウ
コノハチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO40-150/2.8 MC-14
 
2017.6.21
山原(やんばる=沖縄本島北部)では、コノハチョウの新鮮個体が目に付きます。
今日遭遇した3頭のうち、2頭が新鮮個体でした。
そろそろ梅雨明けが近づいてきた予感です。
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2017.6.20
新にほん風景遺産
2017年6月21日(水) 22:00~BS朝日
水が育む神秘の島 沖縄・久米島~青き絶景!海・山 水めぐり~

ディレクター・撮影・出演をしています。
  新にほん風景遺産
新にほん風景遺産
水が育む神秘の島 沖縄・久米島 ~青き絶景!海・山 水めぐり~
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アカギカメムシ
アカギカメムシ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII SIGMA100-400/5-6.3
  アカギカメムシ
アカギカメムシ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII SIGMA100-400/5-6.3
 
2017.6.19
山原(やんばる=沖縄本島北部)は、梅雨末期の大雨です。
そんな中、アカメガシワの実にはたくさんのアカギカメムシの新成虫が集まっています。
ここ10年程、山原では数が少なく心配していたのですが、今年は久しぶりの豊作のようです。
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「写真の日」記念写真展2017年の表彰式
「写真の日」記念写真展2017年の表彰式
山口規子さん撮影
  「写真の日」記念写真展2017年の表彰式
「写真の日」記念写真展2017年の表彰式
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8
 
2017.6.18
今日は日本写真協会PSJ主催「写真の日」記念写真展2017年の表彰式でした。
審査委員として出席しました。
地方から応募された方も多いのに、多くの受賞者の方々にお目にかかることができました。
素晴らしい会でした。
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ビワ
ビワ
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
  2017.6.17
東京の実家の最寄り駅前で、ビワの実をたくさん着けているのを見つけました。
沖縄でビワの実が見られるのは寒い季節です。
温帯と亜熱帯の気候差を感じるときですね。
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ガクアジサイ(墨田の花火)
ガクアジサイ(墨田の花火)
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
  ガクアジサイ(墨田の花火)
ガクアジサイ(墨田の花火)
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8 PL-Filter
 
2017.6.16
東京の実家の庭では、アジサイが満開です。
何品種かあるのですが、墨田の花火というガクアジサイがいい雰囲気です。
関東地方も梅雨入りしたのですが、空梅雨。
それでも健気に花を開いています。
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ゴーヤー
ゴーヤー
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8
  ゴーヤー
ゴーヤー
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8
 
2017.6.15
10日程前に東京の実家に植えたゴーヤーの苗が、順調に育っていました。
夏には実を着けてくれるでしょう。
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キマダラカメムシ
キマダラカメムシ
OLYMPUS TG-4
  キマダラカメムシ
キマダラカメムシ
OLYMPUS TG-4
 
2017.6.14
東京の実家近くの街路樹コブシの幹で、たくさんの大型のカメムシを見ました。
検索してみると、キマダラカメムシ。
沖縄本島にも生息しているようですが、見た記憶がありません。
日本産カメムシの中では最大級らしいのですが、
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ライカIIIf
ライカIIIf
OLYMPUS OM-D E-M1MKII M.ZUIKO12-40/2.8(自動深度合成)
  2017.6.13
久しぶりにライカを出してみました。
そして深度合成撮影。
ライカに限りませんが、やはり今のデジタルカメラと違った機械としての魅力が濃厚ですね。
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2017.6.5
今日は日本写真協会(PSJ)の協会賞の表彰式。
新入会員として参加してきました。
  日本写真協会賞表彰式
日本写真協会賞表彰式
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO12-40/2.8
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トークショー
トークショー
田中博さん撮影
  トークショー
トークショー
田中博さん撮影
 
2017.6.4
昨日は、沖縄を1日抜け出し、オリンパスプラザ東京でのトークショー「超拡大で虫、植物、鉱物を撮る」に参加しました。
過密スケジュールながら、思いがけない出会いもあり、充実した1日でした。
画像は田中博さん撮影です。
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アオミオカタニシ
アオミオカタニシ
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO (自動深度合成)
  2017.6.3
梅雨入りして、本当によく降りますね。
雨が降ると元気になる動物に、カタツムリがいます。
アオミオカタニシがセンダングサの茎の上をゆっくり移動していました。
深度合成撮影をし、完璧な出来に見えました。
しかし、拡大して見ると、触角の先がわずかにブレています。
まるで劇画の表現のようです。
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2017.6.2
グルメなスミナガシに出会いました。
盛んに吸汁しているのは、ヤンバルクイナの糞です。
鳥の糞の常連と言えば、セセリチョウ類の吸い戻し行動です。
もう乾いた糞を自らの排泄物で溶かして吸汁する行動です。
しかし、この糞は未だ新鮮で充分に水分を含んでいました。
何度舞い上がっても、またここに戻って来るのです。
60mmマクロレンズでここまで接近することができました。
  スミナガシ
スミナガシ
OLYMPUS OM-D E-M1mkII ZUIKO60/2.8MACRO
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ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII SIGMA100-400/5-6.3 Sppedlight
  2017.6.1
新しいレンズ、シグマのライトバズーカで一番撮影したかったのがヤンバルクイナ。
しかし、時間がないのと梅雨は繁殖期なので、なかなか樹上に登りません。
やっと1羽見つけ撮影できました。
やはりシャープですね。
羽毛などのディテールがよく分かります。
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