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生まれてから19年間過ごした東京ですが、どうも都会の生活は苦手で落ち着かないものでした。そして、その東京よりも長くなった沖縄での生活が続いています。
しかし、長いからといって、その土地の人になることは出来ません。こうしてみると、本当に自分自身の落ち着ける居場所は何処にもないような、そんな気もしてきます。
でも、これからも沖縄に住み、あちらの島やこちらの島を転々としながら、野生動物たちの撮影を続けていくことに変わりはないでしょう。
その仕事にしても決して要領のよいものでなく、いつもどこかワンテンポずれたことばかりのように感じます。
ゆったりと流れていく時の中に浮かぶ、南の島での毎日を少しずつ紹介できればと思います。
しかし元来が怠け者で、夏休みの絵日記もまともに付けたことのない性格、どれくらいのペースで更新できるかは、当の本人にも全くわかりません。
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南島漂流記、本日(11/9)から25年目に入ります。
これからも、よろしくお願い致します。
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※各種お問い合わせは、こちらまでお願いします。 |
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サガリバナ花
Ricoh CX-1 Speedlight
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サガリバナ花
Ricoh CX-1 Speedlight
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2009.6.30
昼間のサガリバナの蕾だけでは、ちょっと手抜きの感もあるので、夜の開花も撮影してきました。 ちょうど、1:00頃の撮影でしたが、完全に開ききっていて、なおかつ萎れていないなかなかのタイミングでした。 梅雨明け後の深夜は、気温も高く、月も余り明るくない状態ですが、濃厚な芳香を放つサガリバナに、1匹の昆虫も飛来していないのが不思議でした。 これが、西表島のマングローブ林内ならば、無数の蛾が見られるのですが、やはり沖縄本島中部の集落内との違いなんですね。 度々、深夜の西表島のマングローブ林内で撮影したのと同じ花が、事務所のすぐ近くでも咲き誇っていることが不思議でなりません。
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サガリバナ蕾
Ricoh CX-1 Speedlight
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サガリバナ蕾
Ricoh CX-1 Speedlight
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2009.6.29
私の事務所から程近い所に、内間御殿(うちまうどぅん)という拝所があります。 そこには、樹齢450年とも470年とも言われる、サガリバナの古木があります。西表島では、そろそろ開花のピークを迎える頃なので、沖縄本島のサガリバナはどうだろうかと、様子を見てきました。 西原町の天然記念物にも指定されている古木の蕾はまだ硬く、開花には時間が掛かりそうでした。しかし、その周囲に植えられている幾株かは、既に咲き始めているようで、大きく膨らんだ蕾や地上に落ちている花も見られました。 このサガリバナは、地元では「さわふじ」と呼ばれることが多く、毎年7月には、お祭りも開催されます。 西表島などの サガリバナは、マングローブ林の周辺などの湿地で見られるのですが、この内陸部の乾燥した集落内にあるサガリバナは不思議な存在です。赤瓦屋根をバックにしたサガリバナと野生のサガリバナとの間には、大きなギャップを感じます。
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2009.6.28
沖縄の梅雨が、やっと明けました。平年より5日遅いだけですが、終盤のまとまった雨の印象のためか、かなり遅れた気がします。 序盤、中盤と空梅雨傾向だったのですが、終盤の巻き返しで、那覇市では平年の1.8倍の降水量を記録したそうです。 昨夜、夜空を見上げると、わずかな雲と澄み渡った空に、「明日は梅雨明け宣言かな?」と思ったのですが、そのとおりになりました。 まぁ、それにしては、雲の多い梅雨明け空ですが。
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梅雨明け
Ricoh CX-1 DRmode
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マンゴー実
Ricoh CX-1 Speedlight
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2009.6.27
今年2月23日の南島漂流記で、マンゴーの花を紹介しました。 その後のニュースで、2月の気温が異常に高く、マンゴーの受粉率が低下し、今シーズンはかなりの品薄になると報じられました。 しかし、その後も民家などに植えられているマンゴーは順調に生長し、間もなく食べごろを迎えそうな実があちらこちらで見られます。 最近では、店頭にも手頃な価格になったきた県産のマンゴーが見られるようになってきました。どうやら、予想が外れたようです。 そう言えば、こんな話を思い出しました。毎年襲来する台風などの影響で、「収量◯◯パーセント減」というニュース報道がありますが、年によってはその総計が100パーセントを超えることもあるのだそうです。 マンゴーの生育の仕上げには、強い陽射しが必要だと思いますが、梅雨明けはまだなのでしょうか?
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2009.6.26
今年の梅雨は、入りも遅く、空梅雨のまま終わるのかと思っていました。 ところが、梅雨明け間近と思われた頃から、急にやる気を見せ始め、平年の梅雨明け日を過ぎても未だ明けません。 今日も、昼前から激しく降り出し、夕方まで降り続きました。さて、梅雨明けはいつのことでしょうか?
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パパイヤ雌花
Ricoh CX-1 Speedlight
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2009.6.25
もし日本を代表するカメラをひとつだけ選ぶとしたら、私は断然このニコンFを挙げます。 その理由は、それまでドイツのカメラの後から追い掛ける立場だった日本のカメラが、初めてドイツを上回った記念すべき機種だからです。 さらに、それまでのレンジファインダーの時代から、一眼レフの時代への変遷を決定づけた機種でもあるでしょう。 加えて、個人的な理由もあります。私と同い年のカメラでもあるのです。そして、私の専門分野である接写には、一眼レフは欠かせない機材です。システム一眼レフのパイオニアとして、子供の頃から憧れの存在でした。 そのニコンFが発売されて、この6月で半世紀になります。ニコンでは、特別な企画もないようです。ただ、「Fマウント50周年」のアナウンスをしているだけです。かつて、特別記念モデルを度々発売している企業としては、ちょっと寂しいことですね。
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ニコンF
Ricoh CX-1
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ヤツガシラ
Canon Power Shot SX10 IS
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2009.6.24
キヤノンパワーショットSX10 ISというデジタルカメラによって撮影した作品が、本日公開になりました。Nature Netサイト内のMY NATURE PHOTO ALBUM2でご覧頂けます。 イリオモテヤマネコの撮影と同時進行で、西表島のマングローブ林とそこに生息する野生生物を撮影したものです。28~560mm相当の20倍ズームレンズは、特に望遠撮影に威力を発揮するため、いつになく野鳥にレンズを向ける機会が増えました。ここに掲載したカットは、ボツにしたヤツガシラです。
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2009.6.23
沖縄本島や渡嘉敷島に分布するリュウキュウヤマガメと、石垣島、西表島に分布するセマルハコガメは、陸上生活に適応したカメとして知られています。 普段の生活では、ほとんど水中に入る姿は見られません。とは言っても、水が嫌いなわけではないのです。夏の暑いときなどは、水の中で過ごすのが観察されます。そして、意外にも水中では、器用に泳ぐ姿が印象的です。間もなく訪れる梅雨明け以降には、このような行動が観察できる機会も増えることでしょう。 さて、リニューアルした「南島漂流記」ですが、今回の新機能の目玉として、このように動画もご覧頂けるようになりました。 今回のリニューアルに際して、システム全般を考案し、製作して下さったのはKABAゴンさん(もちろんH.N.です)という古くからの知人です。
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写真をクリックすると動画を開始します
泳ぐセマルハコガメ
SONY HDR-V1J
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アカホシカメムシ
Ricoh CX-1 Speedlight
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2009.6.22
今年の梅雨は、昨年に続いて空梅雨かと思っていましたが、6月中旬になってから、これまでの小雨傾向の穴埋めをするかのような雨続きとなりました。 それでも、先週後半からはときおり強い陽射しも顔を見せるようになって、梅雨明け間近?と思わせます。 沖縄地方の梅雨明けは、平年ですと明日なのですが、どうなりますでしょうか? リニューアルスタートした「南島漂流記」ですが、新機能を備えています。まず、画像をクリックしてみてください。これまでよりも大きな画像もご覧頂けます。その他の機能は、これから少しずつ紹介していきましょう。
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